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2012年12月28日 (金)

年末に京都を歩くと来年の運勢が分かる

 年も押し詰まって、年内の仕事もだいたい片付いたので、京都へ出かけた。目的は来年の運勢。もともと占いは信じなかったが、昨年暮れに東山の霊山(りょうぜん)観音で見た2012年の十二支別の運勢が、意外と当たっていたような気がして、2013年の運勢も知りたくなったからだ。1年ぶりに訪ねてみたら、何と観音様が水に浮かんでいた?

 京阪電車を祇園四条で降りて、四条通を東へ。一度、花見小路の石畳を南へ歩いて、建仁寺の山門前から再び東へ。東大路通りを進むと、そのまま霊山観音へ行けるが、ちょっと寄り道して、京都を代表する景観の一つを見に行った。_1
 そこは、誰でも一度は写真や映像で見たことがあるはずの、狭い路地の坂道の向こうに五重塔が建っている風景。そう、八坂の塔だ。
 昼間、その路地から塔を見上げると、道の両側の店舗の壁にあるエアコンの室外機が目に入ったりするが、やはり風情がある。舞妓さんが歩いてくれればさらに風情があるのだが、この日は残念ながら見かけなかった。
 さて、目的の霊山観音に参拝する前に清水寺へ寄っていこうと、坂を上っていくと、観光客で道がいっぱい。そして、欧米系、アジア系にかかわらず、ほとんどがキヤノンかニコンの一眼レフを首から提げている。
 それに対して日本の若者たちは、ほとんどミラーレス一眼を手にしている。特に女子へのミラーレス普及率は、ちょっと驚くほど。数年前まではみんなコンパクトデジカメだったのに。「カメラ女子ブーム」を実感。
 そんなことを観察しながら歩いていたら、坂に沿った民家の黒壁に奇妙な面や妖怪のような人形が飾られていて、思わず立ち止まって眺めてしまった。黒い板の看板が出ていて、「八坂通り画廊」と書いてある。洋画家の名前もあったので、多分、その画家のアトリエとして使われているのだろう。_1_2
 写真や映像の撮影は「100円です」とことわりがあって、壁に飾られている小さなカエルの口に硬貨を入れるようなっている。もちろん著作権と作品の肖像権を尊重して100円(安い)入れて撮影した。京都市の伝統的建造物に指定されているという古い民家の壁に、派手でエキセントリックなオブジェが映える。
 雑踏をかき分けて清水寺の前まで来たが、あまりの人の多さにへきえきして、そのまま引き返して坂を下り、霊山観音に向かうことにした。早く来年の運勢が知りたい。_1_4
 清水寺から歩くと、霊山観音は高台寺の手前で、高台寺の駐車場から地上24メートルの大きな観音様が見える。拝観料200円(太い線香付き)を払って境内へ入ると、すぐに本堂の北側の壁を目指した。
 そこに大きな掲示板があって、平成25年の十二支別の運勢が書かれている。たとえば来年の年男、年女の「巳年生まれ」は、仕事運も恋愛運も比較的安定していて、8月に大きな出会いと幸運な仕事が訪れるという。しかし、後半は? 
 この運勢は「十二支と九星を組み合わせて総合的に判断したもの」と掲示板に説明されている。信じるかどうかは自己責任。そこで、自分の十二支の項を読んで見たら、金運に恵まれるという。にわかには信じられないが。
 運勢を見たあと、久しぶりに観音様を眺めていたら、あることに気付いた。本堂の正面にある池の前に立つと、なんと水面に逆さまの観音様が映っている。昨年は気付かなかった。池には色とりどりの大きな鯉がいて、泳ぎ回るうえに、時々はねるので、水面にさざ波が立って、観音様のお顔が溶けたように見える。_1_3
 のんびり観音様と、ときどきエサを欲しがって水面から顔を出す鯉を眺めていると、年の瀬の慌ただしさを忘れる。(文と写真・鬼塚静信)
 ◆京阪祇園四条~八坂の塔~清水寺手前~霊山観音~遅い昼食にカレーうどん~京阪祇園四条 計8314歩
 ◆歩いたのはこの辺り
http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?lat=34.99705659&lon=135.77616183&ac=26105&az=&z=13&fa=pa&ei=utf8&p=京都府京都市東山区

コメント

はじめまして。霊山観音の運勢を見ることがは毎年初めの恒例になっています。何だか言い当ててるので、つい足を運んでいます。寒い時期に太陽が観音さんの顔にあたるのを見るといい顔です。駐車場からは八坂の塔、市内が一望できますが維新の頃は山の中で、密会の場所として都合が良かったようで、正法寺に向かう本来の維新の道で細い参道が当時を偲ばせていますが、あまり此処へ訪れる人は少ないようですね。

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