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2014年9月26日 (金)

真田幸村のウインター・ウォーズ

 久しぶりに大阪城天守閣へ行ってみた。相変わらず欧米系、アジア系を問わず外国人観光客に大人気だが、彼らのほとんどは400年前、この場所で、戦国時代最後にして最大規模の戦争があったことは知らないはず。そう、1614年の冬の陣から今年は400年。当然、来年は豊臣が滅びた夏の陣から400年。そのメモリアルイヤーで、今秋から来夏にかけて様々なイベントが行われるが、もっとも人気を集めそうなのが、あの、日本一の武将の大坂城入場だ。まさかと思われるかも知れないが、本当に入城するのだ。

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 天守閣へはいつものコース。JR環状線の大阪城公園から大阪城ホールの横を通って青屋門へ。ここで、あっと立ち止まった。前回来た時は一部がブルーシートで覆われていたが、修理が終わったらしく、シートは撤去されていた。くぐる直前、門が額縁となって、その中の天守閣の眺めは絵画のようだ。

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 極楽橋を渡って石垣に沿って上っていくと、やがて天守閣前の本丸広場に着く。平日でもここは人でいっぱいだ。油断していると英語で話しかけられて、天守閣を背景に入れながら外国人観光客のカメラやスマートフォンのシャッターを押すことになる。
 ところで、来た最大の目的は、あの世紀のイベントの告知ポスターくらい広場のどこかに貼ってあるだろうと思ったからだが、かなり捜しても見つからない。それどころか、いつも真っ赤な甲冑姿で観光客の記念撮影にも気楽に応じている「大阪城甲冑隊」のおじさんも「そんなん、知らんなあ」。きょとんとしている。

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 すでに長野県上田市のHPでは告知されているので、知らなかった人のために、ここでお知らせする。それは真っ赤なポスター。文言は
真田幸村公の故郷「信州上田」から いざ決戦の地、大阪城へ! 「出陣の儀」「大阪城入城再現イベント」
 まず、10月11日(土曜)午後3時30分から和歌山県九度山町役場前で「出陣の儀」。九度山は幸村が関ヶ原の合戦の後、幽閉されていたゆかりの地。
 そして10月12日(日曜)午前11時から大阪城本丸広場で入城イベント。

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 参加者は「真田幸村公、真田十勇士、上田城甲冑隊、真田鉄砲隊」と、真田氏関係自治体首長、関係自治体公募の家来というから、かなりの規模になりそうだ。
 現場を見れば一瞬、冬の陣直前の緊迫した大坂城へタイムスリップしたような錯覚に陥るかも。詳細は上田市の「大坂の陣400年記念イベント」で検索を。ちなみに、大坂城と、幸村の父・昌幸が築城した信州上田城は、幸村が大坂の陣で奮戦したのを縁に、友好城郭提携を結んでいて、その記念碑が天守閣の前に建てられている。
 1時間ほど天守閣の周りを歩いて、会社へ戻ろうとして、ふと見上げると、緑一色だと思っていた広場の樹木の枝に、ほんの一部、色づいている葉を見つけた。まだ、坂道を上れば汗ばむ陽気だが、朝夕は秋の気配も。

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 来た道を戻って青屋門の手前、梅林の入り口まで来たら、ノラ猫が2匹。最近、大坂城では猫を見かけなかったが、大きなイベントがあるという気配を察知して、エサにありつけると思ったのか。(文と写真・鬼塚 静信)

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