ブログ報知

 スポーツ報知 |  ブログ一覧

« 香川県の「うまいもん」は | メイン

2017年2月16日 (木)

高知城の「ふてにゃん」

 今月の旅の企画は高知県。3月4日から始まる「志国高知 幕末維新博」で、どんな体験ができるのかがテーマだった。訪れたのは2月の上旬。まずは坂本龍馬が生まれ育った高知の城下町を歩くことから始めたが、途中で「ふてにゃん」に出会った。

_1

 高知県には何度も取材に来ているが、足摺岬や室戸岬、四万十川源流など、大自然を見ることの方が多かった。高知市内は通ったことはあるが、街中を歩くのは初めて。テンションも上がる。何といっても坂本龍馬が生まれ育った場所なのだ。

_1_2



 その誕生の地を目指して、まずは高知城から歩き始めるのだが、その前に天守を見ておきたかった。追手門から入って、板垣退助像を横目に見ながら石段を上る。その時、何かが動いた。猫だった。素早くレンズを向けたが、シャッターを切った時には、もう草むらから尻尾が見えているだけだった。案内してくれたガイドの女性が「みーちゃん」と呼んだので、多分、そういう名前で地域の人たちに見守られている野良猫なのだろう。

_1_3



 過去の南海大地震にも耐えた「野づら積み」の石垣を見ながら、石段を上って、また上って、初代の土佐藩主・山内一豊の妻と馬の像の前に出た。さらに三の丸まで上ると、天守と本丸が目の前だ。スケールは小さいが現存天守だ。中身がコンクリートビルの大天守(どこかは言わないが)と大きさを比べるのは失礼だ。やはりホンモノは威厳と歴史を感じさせる。

_1_4



 お城を出てから城西公園に立ち寄った。気になる銅像が立っていて、誰か分からないので確かめに行ったのだが、そこにいたのが、最初の写真の猫。Y ! mobileのCMで人気の「ふてにゃん」よりさらにふてぶてしい。思わず顔を見て笑ってしまった。
 そこから南へ歩く。途中で立ち寄ったのが、山之内家下屋敷に残る長屋。屋敷の方は残っていなかったが、警備の下級武士が生活していた長屋は往時の姿をとどめていた。そして長屋の2階が展示室になっていて、土佐が生んだ幕末から明治期の偉人たちの肖像画や写真が並んでいて感動。

_1_5



 コースはそこからさらに南の鏡川沿いを歩く。確か山内神社や山内容堂の像がある辺りだった。葉が落ちた木の枝に猫が1匹。カメラを向けるともう1匹現れて、2匹でシンクロするように枝をかきむしり始めた。猫のこんな行動は初めて見たのでびっくり。
そこから、かつては河川敷だった場所を商人たちに開発させたという住宅街を西へ歩いて、途中から北へ。昔は堤防だったと思われる盛り上がった場所に、「坂本龍馬誕生地」という標識があった。あと290メートルと書かれていた。そしてたどり着いたのが、上町(かみまち)1丁目あたり。その場所にはホテルと病院が建っていた。
 休憩もかねてホテルのロビーに入り、喫茶メニューを見て注文したら、こんなカプチーノが出てきた。果たしてここは。
今回の高知取材の詳細は、2月22日のスポーツ報知(大阪本社版)に掲載。このブログは「紙面ファースト」なので、続きは新聞で。(2017年2月16日、文と写真・鬼塚静信)

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

見出し、記事、写真の無断転載を禁じます。Copyright © The Hochi Shimbun.