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2018年1月11日 (木)

道後温泉にクマが立つ

 4年ぶりに道後温泉を訪ねたら、前回来た時と比べて、本館が宝石箱のようにきらびやかに見えた。おなじみ「坊ちゃん列車」(伊予鉄道)の道後温泉駅も様変わり。今年は本館の改修工事が始まる予定だが、一方で、人気アート作品を集めた「道後オンセナート(温泉とアート)2018」もすでにプレオープンしている。そんな道後温泉を歩いてみたら、巨大なクマにびっくり。

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 前回、道後温泉に取材に来たのは「日本最古の温泉街で、最先端のアート展」と銘打った第1回の「道後オンセナート2014」。このブログでも、草間彌生さんの作品を中心に紹介した。あれから4年。今回は愛媛県東予地方の取材だったが、道後温泉の新しい施設も取材行程に組み入れた。

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 一番の取材目的は昨年末にグランドオープンした「別館 飛鳥乃湯泉」。そこで一応の取材を終えて、サポートしてくれた地元の人に聞いてみた。「何かほかに新しいものは、ありませんか?」。帰ってきた答えが「大きなクマが立ってますよ」だった。
早速、向かった。場所は、本館の商店街に面した入り口とは反対側。皇室専用の「又新殿(ゆうしんでん)」と本館南棟が並んでいる向かい。道路をはさんだ歩道に、台座を含めて3メートルはありそうなクマが目をぎょろりとむいて立っていた。
 これは「道後オンセナート2018」のパブリック作品のひとつで、作者は動物アートで人気の三沢厚彦さん。威厳とユーモアが解け合った親しみやすい顔に、思わず見とれた。通りがかりの観光客も、年齢を問わずに立ち止まってスマホで撮影していく。

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今回の「オンセナート2018」は昨年9月にプレオープンしていて、今年4月にグランドオープンする。来年2月末までの予定で、宇野亞喜良さん、大宮エリーさんらのホテルプロジェクトなど豪華アーチストが競演。イベントも盛りだくさんで、話題になりそうだ。詳細はここを参照。
http://www.dogoonsenart.com/2018pre/art.html
 その「オンセナート」の一環で、本館の北側と西側の障子(一部ガラス)がカラフルになっていた。写真家・蜷川実花さんの花火の写真で飾られていて、120年の歴史を誇る伝統建築が、最新のアートに見えてくるから不思議だ。

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 さて、そろそろ大阪へ戻ろうかと、商店街を抜けて伊予鉄道の道後温泉駅まで来たら、坊ちゃん列車の「14(いよ)号」が止まっていたが、駅舎がスターバックスの店舗に接続していた。歴史と伝統を守りながらも、新しい文化も取り込んでいく道後温泉は、やっぱり面白い。
 「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」は、外観は飛鳥時代をモチーフにしていて、内部の個室休憩室は愛媛県の様々な伝統工芸で飾られている。昨年、道後温泉への観光客が30パーセントも増えたのはこの新しい施設の魅力とも言われているが、詳細は今月24日のスポーツ報知大阪本社版で。(2018年1月11日、文と写真・鬼塚 静信)

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