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2009年7月25日 (土)

「大宮のヨン様」がデビュー

 大宮、期待の“スター候補生”が 18日のF東京戦(NACK)で、上々のJデビューを飾った。ユニバーシアード韓国代表のMF徐庸徳(ソ・ヨンドク)だ。前半44分から途中出場。後半5 分にミドルシュートを放つなどプロデビュー戦ゴール、白星はならなかったが、本拠地のサポーターにその存在を印象づけた。

 

 

  韓国・延世大から6月22日、C契約で大宮に加入した。ユニバーシアード出場のため、すぐにチームを離れ、ベオグラードへ。だが、実直な性格で遠 征先に大宮の選手の顔と名前の載った下敷きを持参し、「8割の選手の顔と名前は覚えた」。ユニバー後、7月14日に大宮に再合流。日々の練習で各選手の動 きを観察し、「どういうプレーをするのかを覚えている」と順応性も高そうだ。
 ボランチを含め、「中盤ならどこでも」こなすが、ドリブルが最大の武器だ。細かく素早いステップを切り、DFを置き去りにする。チームメイトの元 日本代表DF波戸康広(33)も「あのドリブルはすごい。若いけど、ここで何かできる力を持っている」と感嘆するほど。練習でもボールを持ったら、まず ゴールに向かって突っかける。19歳ながら、ボールを持った時の背中は実に頼もしい。175センチ、63キロと大柄ではないが、韓国選手らしく当たりも強 い。
 そして何より、イケメンだ。あどけなさも残る濃いめの“しょうゆ顔”。 日焼けした顔に、笑った時の白い歯が印象的。「活躍したら人気が出そう」と女性のマスコミ関係者も口をそろえている。大宮関係者も「『大宮のヨン様』で売 り出したいですね」と、今後のブレークを期待している。延世大の先輩であり、獲得に動いた韓国人の張外龍監督(50)も、「これからもっと良くなる」と即 戦力として構想に入れている。
 しばらくは控えのサイドMFとして、スーパーサブ的な使われ方が予想される。韓国でも将来を嘱望される若武者が、「大宮のヨン様」としてプロサッカー選手としての第一歩を踏み出した。(大宮担当・榎本 友一)

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