岐阜DF吉本の今後に期待!
13日、天皇杯準々決勝の名古屋―岐阜戦(瑞穂陸)の取材に行った。試合はオーストラリア代表FWケネディ(27)がハットトリックを達成し、3―0の勝利。J1の貫録を見せた。
その試合には、8月にF東京から岐阜に期限付き移籍したDF吉本一謙(21)が出場していた。吉本は07年にF東京U―18からトップに昇格。J開幕戦ではいきなり先発に抜てきされ、プロデビューを果たした。だが前半27分までに3失点を喫し、同29分に途中交代。悔しすぎるデビュー戦となり、そこからなかなかレギュラー争いに加われなかった。
そんな状態の中、出場機会を求めて岐阜に移籍。見事出場機会を得て、天皇杯4回戦の千葉戦では見事決勝点を奪い、チームを8強に導いた。試合後、吉本の今季を振り返っての感想が強く心に残った。「練習試合と公式戦はやっぱり緊張感が違う。リーグ戦、天皇杯でその緊張感を経験できたのが一番良かった」。言われてみれば当然のことなのかも知れない。しかし、経験者の発する言葉は説得力がある。
3失点はしたが、前半44分に先制点を奪われるまではオーストラリア代表FWを相手に懸命なディフェンスを続けていた。まだ21歳。プロデビューは苦いものだっただろうが、取り返す機会はいくらでもある。出場機会を得た吉本の、今後の成長に期待したい。(F東京、東京V担当・三須 慶太)

コメント