熱くなってきたG講座
巨人軍の在り方を社会学的に分析&解剖?する講座「巨人軍の社会学」。今回(2月18日)はその4回目。熱血G党で「GIANTS検定」の合格認定委員でもある聖徳大学の名物教授・福留強先生の口舌も回を追って絶好調なのであります。
本日のテーマは「巨人軍の課題」。日本テレビの巨人戦中継姿勢に対する問題から始まった。これは最強巨人ファン・福留代表のレシピですので、あしからず。
まず先生が、「巨人ファンの中には、『日本テレビは巨人に育てられた』と思っている人が多いのではないでしょうか」とふると、先生同様、最強ファンを自認する聴講生の巨人愛に火がついた。昨年を頂点とした巨人戦中継にうっぷんのたまっていた一同は、ここぞと、不満を口にする。
「巨人選手は手のひらがえしで多くの(地上波)中継を放棄した日本テレビにリベンジするべきですね」「頭と尻のない逆キセル中継で、得点シーンを見ることなく終わってしまうこともある」「CMから試合に切りかわると、もう一死ですからね」「どうせなら完全中継のNHK・BSで全試合やってほしい」…と、巨人を愛するからこその言葉。
(日テレがやられてるわい)と思っていたら、風向きが報知新聞に変わった。「4タコでも中田(日ハムのルーキー)が一面を飾るなんて、どういうこと! 今日(18日)はサンスポの一面が巨人・坂本なのに、これじゃ逆だ!」と舌鋒(ぜっぽう)鋭い。とにかく巨人で、という思い入れの強い集まり。これに拍車をかけるのが福留先生。
マスコミ批判から「現在」「未来」の巨人に視点を移す。
いまG党は、ラミレス、グライシンガー、クルーンも、バーンサイドも入り、昨年移籍してきて活躍した小笠原も谷もいる。という現状を受け、「戦うまでもない! 今年は優勝だ!」と思っているのでは。おそらく思惑通りになるでしょう。ただし、今年はね。「では、芽が出てきている矢野や亀井に坂本、そして若手投手陣に出番はあるのか。現在プロをめざす選手で、かつてのように“巨人じゃなければ”という選手はいません。マー君(楽天・田中投手)にしても中田選手(日ハム)にしても、野球をやれればどこでも、という時代です。FAで完成品を入れて優勝を狙う。この状態で生え抜き選手の育成ができますか」と先生は苦言を呈する。こうしたチーム作りが続く限り、若手に芽が出ても、芽のまま枯れてしまうと心配する。高橋由、二岡、阿部、上原、高橋尚ら活躍している生え抜きもいるが、いずれも自由枠入団組。力の限界もくる。その時に、先発全員FA選手なんてことになりはしないかと危惧(きぐ)している。
準拠集団という分析の仕方がある。輪を描き、核になる中心(積極性、際立つ位置)からA、B、C、Dと外に向けて区分けする。自分がどの部分にいるか、アイツはどの部分、ということで、サークル、会社、球団もだが、人員の配置から集団の特徴、色合いが出てくる。野球界は力がすべての世界だが、2軍の輪から1軍の輪へ入るチャンスもなく、ファーム慣れし、闘争心も薄れ、居場所のない思いをしている若手選手もいそうだ。千葉・松戸駅前にある聖徳大学生涯学習センター。その7階が講座の会場だが、先生が指摘する現状に、ため息をもらす聴講生もいた。次回の講座には元巨人の二宮氏がゲスト参加します。
(トムソーヤ・秋保)

今季の巨人軍大補強に賛否両論ありますよね。
確かに、FAで完成された選手を獲得すれば、大きな戦力となり、若手選手の出場のチャンス機会が、少なくなるのも事実です。
ところが、小笠原選手が、FA宣言した際、巨人軍は、ガッツ獲得に名乗りをあげ、初交渉の際に、清武代表が、ガッツ本人と奥様のそれぞれに数枚に綴られたレポートを渡したそうですが、その内容にガッツは感動したそうです!
その内容とは、「練習の後のボール拾いから、グランドを均す姿勢」総ての行動において、巨人軍に今、足りない物を持ち備えた野球人であると・・・FA解禁となる3年前から、密かに巨人軍スカウトは、ガッツの巨人軍に与える影響力を分析していたそうです!
やっぱり、選手の規範となるべく人材が欲しかっただろうし、ガッツが何かを変えてくれると確信したからだと考えます。
口数少ない寡黙な人柄ですが、体と行動で・・・・・・
中日の落合監督も解説者時代、巨人みたいなチームがなければ、日本人選手は、進化しないであろうとも発言されました!
やっぱり、ライバル同士が切磋琢磨しながら、日本球界の底上げになれば良いことですよね!
常に巨人軍は、その先導役としての宿命を背負っていかなければならないと、私は考えます。
投稿: 岡村 公輝 | 2008年2月23日 (土) 16:00