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2008年2月27日 (水)

G社会学講座レポート NO3

 トムソーヤ秋保記者から、3度目のレポートが届きました。以下紹介します。

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元巨人軍の外野手で、長野・松本大学の硬式野球部の監督である二宮至さん(54)をゲスト講演者に迎えての「巨人軍の社会学」は、興味深い展開となった。
 巨人退団(1983年)後の二宮氏は、翌年に旭川市教育委に勤務。85年には母校・駒大教職課程に編入し、97年には星野監督に請われ中日入り。山田監督時代には作戦コーチも務め、02年には内野手の福留を外野にコンバートして開花させた。松本大監督は今年が2年目。
 セミナーの主宰者でありGIANTS検定の合格認定委員でもある聖徳大学の福留強教授は旭川時代の二宮氏を知り、巨人OBの意外な転身に驚き、真摯(しんし)に社会に対応する姿勢に注目して親交を深めてきた。大打者・張本勲選手の守備固め&代走起用の多かった巨人現役時代を振り返り、「年間、10打席しかなかった」と明るく言い放つ同氏に、教授は生涯学習の代打者という賛辞を贈る。
 二宮講師の話は、「巨人のしきたり」から始まった。

「私が入団した当時は土井(正三)さん、柴田(勲)さん、高田(繁)さんと、まだV9戦士がいて、特に土井さんは大打者、張本さんに対しても臆することなく巨人のしきたり、心構えやプレーなどでも注意していた。このしきたりは、伝統に基づいた巨人魂だった」。今も巨人魂を教え続けないといけない。

若手起用にも一言。

「2軍でいい成績を残しても、即1軍でその成績を求めても無理です。ナイターでは昼間100%見えたボールも半分しか見えない。デーゲームの2軍から上がってきた選手にはナイターでのボールの見極めは難しい。慣れが必要です。活躍した選手は、翌日の試合に使ってほしい」
 中日ベンチから見た巨人は、「倒さなければ優勝できない敵として、ターゲットを明確にしていました。巨人はそうした5球団を相手にしているから、心して立ち向かわないと勝てない。星野監督は他チームと戦う時の2倍のエネルギーで巨人にぶつかった。賞金も倍増してね。中日の選手は巨人選手がバットを1000本振ったら2000本振らされていた」。

由伸1番の良し悪し、亀井、鈴木尚へのもどかしい思いと、二宮講師の話に聴講生は目からウロコ。熱い拍手で二宮さんを見送りました。

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