記録破りの暑い夏で投手陣がへばったのか、8月下旬になってから各球場で乱打戦が急増している。来季からプロ野球一軍の公式戦使用球が、ミズノ社製の低反発の統一球に変更。従来の同社製ボールは、他のメーカーよりも飛ぶと言われていただけに、新規格球は、時速144キロの投球をスイングスピード126キロで打ち、角度27度で飛びだした場合の飛距離が、従来のミズノ社製の110・4メートルから、新規格ボールは109・4メートルで1メートル抑えられるという。詰まったような打球がスタンドに吸い込まれる事は無くなって、安直な打撃戦が減るのではと、予想している。
続きを読む "投手有利のジャッジなければ新規格ボールも絵に描いたモチ(第561回)" »
ワールドシリーズ5度優勝の名門ピッツバーグ・パイレーツが、20日のメッツ戦で敗れ、わずか122試合目にして米国メジャープロスポーツのワースト記録更新となる18年連続負け越し(40勝82敗)となった。ピッツバーグには、NFLスティーラーズ、NHLペンギンズの強豪がフランチャイズを構えており、負け越し続きのパイレーツは人気面でもおいてきぼりとなっている。ピッツバーグ出身の演歌歌手・ジェロもデビュー当時はPのマークのパイレーツの帽子をかぶっていたが、最近はNYマークのヤンキースのものが多くなったような気がする。
続きを読む "せこいぞ名門パイレーツ(第560回)" »
夏の甲子園大会はあす決勝戦が行われる。島袋洋奨と一二三慎太の左右のエースを擁した沖縄代表の興南と神奈川代表の東海大相模が激突する。本紙のアマ野球キャップとサブキャップが予想した強豪同士、準決勝では、ともにリードを許しながら、打線がそれをはね返してここまでたどり着いた。評判の両エースだけでなく、野手のレベルも高い両チームだけに、熱戦が期待される。
続きを読む "一緒に泣こう決勝戦(第559回)" »
8月15日の終戦記念日を前に、NHKでは総合、BSなどで第二次世界大戦に関する番組をゴールデンタイムから深夜にかけて数多く放映している。父に兵
隊時代の話を良く聞いた。子供時代は、それを聞き流していたが、年齢を重ねる事に、興味を覚えてきた。最近は義父の南方時代の生死をさまよいながら帰還し
た話などを聞くことが増えた。太平洋戦争で亡くなったのは、日本人だけでも軍関係者が200万人以上、民間人も含めると300万人以上の犠牲者が出たと言
われている。
続きを読む "無念のまま亡くなった先人を忘れずに(第558回)" »
神宮球場などで行われた世界大学野球選手権大会は、仕事の都合もあって一度も生観戦出来ずじまいだった。それでも、Jsportsの中継を出来る限り見た。日本の試合よりも度肝を抜かれたのがキューバ・米国の決勝戦だ。米国は、2008年ヤンキースの一巡指名を蹴ってUCLAに進学。6月のカレッジワールドシリーズ準優勝に貢献したゲリト・コールが先発。最速158キロを誇る速球を武器に、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でキューバのレギュラーだったエクトール・オリベラ、アルフレド・デスパイネ、ヨエニス・セスペデスでクリーンアップ・トリオを組む打線に立ち向かった。
続きを読む "野手強化が大学世界一のカギ(第557回)" »
第532回の当コラムは、開幕戦初打席3ランを放ったアトランタ・ブレーブスの20歳の新人ジェイソン・ヘイワード外野手を取り上げ、 “出でよ ヘイワード級スラッガー”と題して、日本プロ野球の若き長距離砲、オリックス・バファローズのT―岡田(貴弘)と北海道日本ハムファイターズの中田翔への期待を書いた。T―岡田は交流戦MVPとなってオールスター戦第2戦で4番を任されるまでに成長。中田も故障から戻ってプロ入り第1号を放つと、たちまち3号まで伸ばし定位置を獲得。ともに、野球ファンが球場に足を運びたくなるような魅力ある打者になってきた。本当にうれしい。
続きを読む "T―岡田、中田翔が、雄星の目標に(第556回)" »
後半戦に突入した日本プロ野球。30日現在で阪神タイガース、オリックスバファローズ、東京ヤクルトスワローズが3連勝。広島東洋カープ、横浜ベイスターズ、北海道日本ハムファイターズが連敗スタートと明暗がくっきりと分かれている。カープは、勝利、防御率、奪三振とセ・リーグ投手3部門トップで前半戦を折り返し、オールスター第1戦(23日)に先発。2イニング、打者6人をぴしゃりと封じ、ベストピッチャー賞を受賞した前田健太投手をスワローズ3連戦に温存したのが裏目となって3戦全敗。30日の本拠でのジャイアンツ戦に、中6日で満を持して前田をぶつけたものの6回途中8失点で4連敗となった。
続きを読む "日本プロ野球、先発投手を甘やかしすぎ?(第555回)" »
米大リーグのオールスター戦に続き、日本プロ野球のオールスター戦も先週末に行われた。ともにテレビ観戦をしたが、普段の公式戦と違って一流選手がそろう真夏の祭典は、国は違っても面白い。ジョシュ・ジョンソン(マーリンズ)、藤川球児(阪神タイガース)、日米の豪速球投手の判っていながら打てないスピードボールは楽しませてくれた。
続きを読む "やはり、オールスター戦は面白い(第554回)" »
19日の夜、砂押邦信氏死去の知らせが入った。立大監督時代は、長嶋茂雄、杉浦忠、本屋敷錦吾の1954年入部の黄金トリオを育て、その後は国鉄スワローズ(現東京ヤクルト)の監督も務めた。1962年、国鉄は最下位に沈んだが、砂押監督がらみで真っ先に脳裏に浮かんだのが、その年リーグ優勝を逃した大洋ホエールズの三原脩監督の「死に馬に蹴られた」という名(迷?)セリフだ。国鉄戦に敗れた試合に、腹立ち紛れに吐き捨てたセリフが、国鉄ナインの奮起を呼び、残りの大洋戦でしゃにむに戦った結果、大洋は阪神タイガースとのペナントレースに敗れたと伝えられている。ただ、どこの試合でこのコメントを吐いたのかが特定出来ていなかった。
続きを読む "「死に馬に蹴られた」。口は災いの元(第553回)" »
旧ヤンキー・スタジアムの場内アナウンスを57年間も務めたボブ・シェパードさんが99歳で亡くなったのが11日。2日後には何と、シェパードさん訃報のコメントを出したばかりのヤンキースのオーナー、ジョージ・スタインブレナー氏が後を追うように心臓発作のため80歳で死去した。同日開催されたオールスター戦では試合前に、スタインブレナー氏に対し黙祷が捧げられ、ア・リーグの2番に入ったデレク・ジーターが、本拠地で流しているシェパードさんの録音テープを使用し打席に入り、逝去を悼んだ。
続きを読む "旧ヤンキー・スタジアム時代の終焉(第552回)" »
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