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2009年4月27日 (月)

マー君をつぶしかねないノムさんの岩隈批判(第468回)

 4月25日、ソフトバンクにサヨナラ負けした楽天・野村克也監督のコメントには、ぼう然とした。7回を4安打無失点に抑えながらも「ひじ肩に疲労がきていた」岩隈久志投手が降板直訴。交代直後に、弱体救援陣が打ち込まれたこともあって野村監督は「エースがあれじゃ困るよ」と言いはなった。リリーフ陣が弱いのは判るが、それを考慮して2イニング、6つのアウトをとって逃げきる投手リレーをするのが監督の仕事ではないか。

 昨年の21勝投手。そして、WBC日本代表のエースとして決勝の韓国戦、8回途中まで投げた岩隈に対する野村監督の、先発完投への期待は高い。その裏返しでか、開幕から100球未満での交代が続く今季のコメントは手厳しい。翌26日は「投手陣に“岩隈病”が蔓延している。ラズナーも120球で『代えてくれ』と言ってきた。野球も変わりましたな」と皮肉った。

 他チームなら御の字と言える、岩隈の7回無失点、ラズナーの6回無失点のピッチングも73歳の老将にかかっては物足りないの一言だ。しかし、かつて故障で2006、07年に長期戦列を離れた経験のある岩隈の現状をもっと考慮した発言をするべきだ。

 野村監督にとっては、自らが南海の捕手として活躍していた1950年代末。先発完投、先発しないときにはリリーフも兼ね1957年から59年まで3年連続30勝した西鉄黄金時代の稲尾和久投手や、1959年に38勝4敗、日本シリーズでは4戦4勝だった南海のエース・杉浦忠投手の思い出が強烈な印象に残っているのだろう。

 そんな両投手を彷彿させるのが、プロ入り3年目の田中将大投手。開幕から、両リーグただ一人の開幕3戦オール完投。14日の2勝目の際に野村監督は「神様、仏様、田中様、稲尾2世が出来たね」と持ち上げっぱなし。中日の落合博満監督のように、味も素っ気もないコメントも興ざめだが、WBC戦士両投手への両極端なコメントはいただけない。私が懸念するのは、岩隈へのコメントを見て、田中が不調や体調が悪いときでも続投志願することだ。その結果、故障しては何にもならない。

 海の向こう米大リーグ(MLB)では、投げたくてうずうずしているレッドソックスの松坂大輔投手に対して首脳陣は慎重な姿勢を貫き、復帰は早くても5月中旬となった。MLB全体に言えることは投手の肩、ヒジは消耗品という考え。「ちょっと選手に甘すぎるのでは」と思うが、マリナーズのイチロー選手の故障者リスト入りの際も、言われたが今無理をさせてシーズン終盤で再発しないよう長いスパンを考えての起用法だ。日米の投手への考え方が対照的となっている今季、田中、岩隈、松坂が10月にどんな成績で公式戦を終えるのか興味深い。

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【追伸】写真はマリナーズ担当の津川晋一通信員がアナハイム遠征で撮影した、エンゼル・スタジアム前に設けられた4月9日に交通事故で亡くなったエ軍のニック・エイデンハート投手に対する献花場所。同通信員によれば、エ軍の帽子やTシャツにメッセージを書き添えて置いて行くファンが後を絶たないという。

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コメント

蛭間さんの仰ること、ごもっともだと思います。同感です。これ、本来は投手コーチが言うべきことでは?現場の最高責任者が言うことではないと思います。
球界で名将・智将の名をほしいままにしている野村監督のお言葉とも思えません。善意に解釈すれば、野村監督はマー君が体に無理をして3完投もしているのにエース岩隈はなんだという叱咤激励とだらしない救援投手陣に対する怒りなのでしょう。優勝経験の豊富な野村監督ならではの非情とも思える檄。それはわかるのですが、好々爺の域にあるべきお方が焦って言うことではない。だって、ノムさんからみれば、西武・渡辺監督、SB・秋山監督、オリ・大石監督、日本ハム・梨田監督~親と子ぐらい離れた年齢の人たちばかりでしょう。現場のことはわかりませんが、外から見ていると、指揮官の焦りを正直に話しすぎじゃないでしょうか?
ロッテのボビー監督はじめパリーグの監督連中、野村監督の焦りを心中、したり顔でいると思いますよ。
岩隈投手の3回からのロングリリーフ?私はチームにとってかなり自虐的な起用だと思います。

全く同意です。
マー君は確かに素晴らしい。
そして、岩隈は投球過多で肘を壊して野球を諦める寸前まで追い込まれた投手である。
投球数制限を本人から言わせるのでなく、
監督が言うべきで、
野村監督は監督失格と言ってもいいと思う。
~病という発言も失礼というか人間失格の発言だと思う。

野村監督の野球に関する知識を尊敬していたが、今回の発言で野村監督への見方は変わった。

叱咤激励なんていい発言ではない。

岩隈とマー君ではWBCの疲労度も差がありますよね。
稲尾や杉浦は大投手ですが、故障しましたからね。
ただ岩隈はこれからも無理せずに降板志願すると思う。
楽天は先発は乏しいから岩隈に無駄にプレッシャーをかけてしまってはだめだと思う。

見てるほうとしては、完璧に抑えていたエースが残り2回で降板するのはつまらない。メジャーをみててつまらないのはそういうところ。エースと4番には気持ちが伝わるものが欲しい。たとえそれは古い野球にとらわれていると言われようとも。間違っていても金本が骨折した翌日にヒットを打つ姿に何かを感じるとすればプロ野球にはそれを求めたいと思う。

なるほど。

こちらの皆様は

プロ野球の世界に何十年もいる大ベテラン、しかも記者を相手にするのに長けた監督が


「全てを、バカ正直に話してくれるもの。話すべきだ」


とお思いのようですね。


実際に、若いクローザーを次々とぶっ潰したり、信頼の名の下にベテランクローザーをさらし者にした“闘将”のような人が非難されるのなら、分かりますけが。

氏の言わんとすることはもっともなのですが、そのチームにとってエースとは何かということを野村監督も言いたいのだと思うのですよ。
メジャーのローテは中4日も当たり前。試合数も160試合超。さすがにその中では同じようなことは言えないでしょう。逆に言えば、今の楽天は中6日。ちょっと開きすぎるんじゃないか位の間隔で、かつ田中投手以外の時はほぼ中継ぎフル回転の状態であれば、岩隈投手に8回まで投げてもらうというのは、そこまで批判される内容なのかと。
当然、状況をつぶさに観察して、の判断だと思います。岩隈投手にはエースだからこその発言、そして、田中投手にも裏ローテのエースだからこその信頼感。その辺くらいは1500勝1500敗監督。分かって発言してると思うんですがね。。。

案の定、マー君が肩の張りを訴えて1軍登録抹消です。

まだ20の怖いもの知らずの青年のマー君はいくらでも投げさせてください、と言うでしょう。本当に稲尾に匹敵する大投手になる素材は間違いなくあると思います。

この素材を絶対壊して欲しくない。

そして、野村監督には選手生命を長くする采配をして欲しい。

さすが野球記者暦の長い蛭間氏。
慧眼と言わざるを得ません。
幸か不幸か早速予言が的中してしまいましたね。

岩隈同様、長い野球人生、無理はしないでほしいものです。
自分を守るのは自分しかいませんしね。

野村さんは野球理論とかは卓越していると思うが、セルフコントロールや、選手の失点を背負うような度量が無いように思える。WBCで頑張っている城島と舌戦をするなど、70過ぎの爺さんとは思えないほど自己の感情と発言を抑えれない人かと。

自身の契約が今年いっぱいだからって、これから何年も活躍できる筈の選手を潰すようでどうする。なんか大人気ない上司にしか思えないんだが。

マスコミに好々爺的イメージを作ってもらっただけで、そんなに人気が出るような人物では無いと思うよ。

ここのコメント欄でなにか勘違いしている方がいらっしゃるようですが、

       今季の田中の合計球数は少ない。

ですからね?
パで上から6番目に入っていないはず(一番は涌井)もちろん途中降板の多い岩隈は言うに及ばずです。

本当に酷使されてるんでしょうかね?

そりゃどんな監督でも、稲尾さんや杉浦さんみたいなピッチャーが理想系って思うでしょ。
実際日本時代の松坂やダルビッシュは、一番楽にチームが勝てる投手でしょうし。

しかし野村監督がそこまで「先発完投」にこだわっている人ならば、高津臣吾はあそこまでの選手にはなって無いと思うんですよね~。
監督の方針云々ではなく、今の楽天ブルペンを見たら完投してほしいと言うのは当たり前だと思うんですが。

>リリーフ陣が弱いのは判るが、それを考慮して2イニング、6つのアウトをとって逃げきる投手リレーをするのが監督の仕事ではないか。

と仰りますが、その考え方もわかるんですが、岩隈・田中・ラズナー以外の裏ローテの時にこそ、中継ぎを駆使して逃げ切る采配をすることが監督の仕事、ともいえます。
まぁこの辺は各々の野球観の問題だと思うんで、色々意見があって良いとは思いますけど。

そんなことより、最近の野村さんはふざけた発言が多すぎる、という方が問題だと思います。
この発言も、いわゆるリップサービスの一環でしょ?
選手からしてみれば「あぁ、また監督がなんか言ってるな」ぐらいにしか思われて無いんじゃないでしょうか。

なんというか、年を取ると誰もかまってくれないから、あんな風になっちゃうんかなぁ・・・と淋しい思いをしております(´・ω・`)

監督がマスコミの前で言ったセリフはそれだけだったとしても、おそらく岩隈選手本人に対してはもっと配慮していると思うのですが。あるいは岩隈選手が大人で、監督のぼやいている時はそう悪くない時とちゃんと理解しているかと。もちろん真相はわかりませんが。ところでマスコミ自身はあまりに簡単にバッシングに走り、多くの人をつぶし、そのあげく反省もないことはどう思っているのでしょう。と言ってみたくなりました笑。まあ、個人に聞いても仕方ないことですかね。

無理して故障したりローテ飛ばしたら何にもならない
岩隈も言う事聞かない
雰囲気は悪くなる何にもいいこと無い
この人の放言にはうんざり。不快なだけ
報道しないでください

田中の投球数が少ないと言ってる方がいますが、今年何を見ていたのか?と驚いてしまいます。

岩隅は、WBCの疲れがあるから今は無理出来ないといってるわけだし、松坂だって投げ過ぎたわけでもなくDL行き。城島も肉離れ。

WBCを考慮するのが、まとも監督の役目なのは当然。

伊藤智、岡林、川崎を酷使して、故障させた責任を野村が取ってきたというなら、どうぞ酷使してくださいと言えるが。

>今季の田中の合計球数は少ない。

よくこういう誤解が見られるのですが、球数が多いか少ないかだけで投手の疲労を考えるのは間違ってると言っても過言じゃないでしょう。
試合展開(特に接戦)だと大量点よりも当然精神的に堪えますし、更に球数関係なしに4試合も連続で完投するという事は本人すら気づかない程の負担がかかっていた事は間違いないと思います。

また、野村監督の方針が酷使とは言えないまでもあれだけ頑張ってる自軍の投手に対して言うべき言葉でしょうか?
酷使云々ではなく選手に対する配慮の無さが生んだ今回の登録抹消だと思います。野村監督は深く反省して欲しい。
貴方が完投しなきゃエースじゃないみたいな発言を繰り返したから田中が無理をしすぎたんですよ。大人になりましょうよ。

あと野村監督は本気で言ってるわけじゃない、みたいに弁護する方が沢山いらっしゃいますが、だからと言ってこういう発言ばかりしていていいはずがない。そういう弁護の仕方は間違ってますよ。

それにしてもマスコミはなぜ“ぼやき”とか言ってチヤホヤするのかね?

とにかくなんでもいいからネタがほしいということか。もう老害ともいえるような発言しかしないような監督の言葉がそんなに有り難いものか。テレビで見ていると時々気分が悪くなってくるのでテレビインタビューは見ないようにして、Web上のスポーツ紙でチェックしている。批判するからには読まないとね。

野球はサッカーに比較して監督の采配がそれほど影響するとは思わないんだけどね。王監督の言葉だったか、監督に金をかけるなら選手に金をかけた方がいい、というのがあった。その通りだと思う。

とにかく岩隈の肩を壊す二の舞はするな。どんなにバカ監督であろうと。サッチーがしゃしゃり出てくるのも気になり始めた。阪神時代の愚かさを繰り返すな。Aクラスには残っても、まちがってもリーグ1位になったり日本シリーズに出たりするなよ。マジでクビににできなくなる。
来年はもう見たくない。

発言は確信犯だろうし、擁護するつもりは全くありませんが、酷使するのは当然(やむを得ず)だと思います。
なぜなら育成ではなく、勝利を求められているのだから。
しかも戦力にゆとりがあるわけでもなく、来期の契約はなし。
補強してくれるわけでもない。
先の大戦みたいに特攻しろと球団から言われているのも同然なんだから。
野村と一緒に死んでこいが楽天の方針。
指揮官に従わない兵には嫌味も言うでしょうね。
つまり、非難すべきは球団。
球団は前途ある若者を潰さないために早くアクションを起こさないと。
そこそこの中継ぎ補強するだけで資産を守れるなら安いものだと思うのだが。

>>発言は確信犯だろうし、擁護するつもりは全くありませんが、酷使するのは当然(やむを得ず)だと思います。
なら擁護すんな
>>なぜなら育成ではなく、勝利を求められているのだから。
野村自ら優勝されると本社が困るとか言ってられますが

マー君の登録抹消について野村監督のコメントは、

『マー君だけは弱音を吐く子じゃないと思ったが、、神様は取り消しだな』

でした。

呆れ果てました。選手の長い今後を考える余裕がなくなって、ちょっと精神欠陥が見受けられます。

岩熊、マー君共に野村監督に踊らされるんでなく、自分の肩、選手生命を考慮したピッチングをして欲しい。

ええとさんが指摘されているように伊藤智、岡林、川崎という大投手になり得た素材は野村監督に踊らされて短い選手生命に終わってしまった。野村監督は責任は取らない。特に伊藤智の凄まじいスライダーがもったいない。

【ノムさんのつボヤキ】岩隈じゃ言わないよ

 --日本ハムはダルビッシュも登板した

 「敗軍の将は兵を語っちゃいけないけど、(ダルビッシュの)談話を聞いていると、チームのために一生懸命というのを感じる。中1日で自分から『いきます』でしょ?岩隈じゃ絶対に言わないよ。岩隈のことを悪く言いたくないが、向いている方向が違う」

 --楽天の選手も見習ってほしい

 「特に主力選手にね。そういう気持ちがないとチームは強くならない。
わが身がかわいいのはみんないっしょ。そこから先が違うわね」

http://www.sanspo.com/baseball/news/081002/bsh0810020503001-n1.htm


岩隈は自分のためにはがんばれてもチームのためにはがんばらない選手なんですね。わかります

野村f監督のボヤキは、杉浦投手を理想系としているから、出てくるものです。きちんと、投手交代については、現実対応をしています。しかし、エースが完投できなれば、中継ぎ、抑えの投手が毎日出なければならないので、一番優れているエースには、最後までマウンドまで居てもらいたいのは、チームの士気もあがるし、良くわかります。今日のように7回で降りられては、5点リードなのに、辛島投手と川岸投手を起用しないとならない。
 では、この2人を投げさせていいのでしょうか・・。

投手起用については、どの監督も難しい悩みだと感じます。良い投手を使いたいのと、登板過多(投球数)とのバランスです。

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