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2010年1月21日 (木)

超過密日程の11月。どうするプロ野球(第517回)

 プロ野球実行委員会が19日に行われ、数項目の報告がなされた。その中で気になったのが3つあった。まず、一軍の試合球の来季からの統一だ。WBCを始め、国際大会が行われる度に使用球問題が起こる。そのため、ローリング社製で統一されている米国のように1社にしたいというのが狙い。今季、12球団が契約するボールメーカーはミズノ、ゼット、アシックス、久保田の4社だが、どう調整するのか。8月までに結論を出すという。

 製造工程も含めて公認球は日本製が最も優れている。北京五輪では、ミズノの国際球が使用されたが、WBCも含めて米大リーグ主催試合では使ってもらえな いのだから仕方ない。本来なら、米国の公認球の精度を上げるのが必要。大リーグ公認球に近づけるのか、ミズノの国際球に近いものにするのか。今や球界では “狭くて打球が飛びやすい”と言われる東京ドームなど、2011年に各球場の本塁打製産率がどこまで変化するのか、注目したい。

 日米野球開催が提案されたのも驚きだった。
http://weblog.hochi.co.jp/hiruma/2010/01/post-6609.html
  と第514回で書いたように4年前の2006年に、WBCなどのガチンコ対決が始まってからの“親善試合”はNOをつきつけた選手会。球界は、昨年 11月に開催されたプロU―26NPB選抜対大学日本代表が東京ドームに4万1025人を集めたことで、侍ジャパンの人気をもう一度の感がある。そんな内 輪の対立以上に例年のような11月開催には、日程的に大きな問題がある。

 実は全日本アマチュア野球連盟から11月13日から中国・広州で行われるアジア大会に加え、10月21日から台湾で行われるインターコンチネンタル杯の オールプロ参加を要請されているからだ。アマ側の考え方は、五輪の野球競技復活に向け、金メダル獲得が重大使命となるアジア大会だけに、インターコンチネ ンタル杯もセットでチームを編成して欲しい、というもの。これは大いに矛盾がある。国際大会のすべてをプロにゆだねる事は、社会人でプレーする選手のモチ ベーションを著しく削ぐことになる。社会人のイベント、日本選手権が10月30日から行われ、インターコンチネンタル杯と重なるための言い訳として思えな い。

プロ野球側には、11月に日本シリーズ、2年ぶりの復活が叫ばれているアジアシリーズもある。これに日米野球開催となると、どれくらいの選手でチームを編 成できるかも疑問だ。日米野球は、選手にとっても貴重な経験にもなるし開催には反対しない。ただ、4年に1度のアジア大会開催年の今年、無理にやる必要は ないと思う。

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コメント

蛭間さんのおっしゃるように、11月の日程調整など何とかしてほしいですね。
① まず、原則的に公式球は統一すべきでしょう。ただ、すぐにはできないと思います。日本のメーカーはどこも優秀ですし、一社だけに決めてしまうとそのほかのメーカーはだめということになり、ほかにボールを作ってくれるメーカは経営が苦しくなってだめになると思います。それに、独占禁止法に抵触するような感じもします。
 そこで4つのメーカーに2年間で持ち回りでローテーションを組んで公式球を決めるというのが最も現実的ではと思います。4月から6月の交流戦まではA社。7月から11月まではB社、翌年は前半がC社、後半がD社として12球団の使用する公式球を統一していくのです。最初から、どこかひとつにするというのは無理がありますし、すべきではないでしょう。2年間同じ時期にどのチームも同じメーカのボールを使うのですから、データは集まりやすくなるでしょう。データーが集積された段階で4社でNPB公式球を共同制作すればいいのではないでしょうか?
②アマチュアの大会であるアジア大会やインターコンチネンタルにプロの選手が出ていいのかという疑問はどうしても残ります。プロが出る場合は25歳以下の選手に限定すべきでしょう。現在プロの選手として活躍する選手の何人かはこのアジア大会やインターコンチネンタルでその才能を見出されたはずで、アマの選手の登竜門的な大会までプロ選手オンリーにするというのはいささか筋が異なるように思います。現実的なプランとしてはアマの野球大会に出場できるプロの選手を入団5年目以下の25歳までの人に原則、限定するべきでしょう。

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