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2016年4月

2016年4月29日 (金)

野球殿堂記者投票への考察=番外編(GT監督は殿堂入りのパスポート!)

 殿堂入り関係者をプロ野球のチーム別に出すと、読売ジャイアンツが監督、コーチに背広組を含め45人で断然1位。阪神タイガースも26人(複数球団所属含む)を数える。

 監督だけをピックアップするとジャイアンツはすごい。1936年のプロ野球公式戦スタートから藤本定義―中島治康―藤本英雄―三原脩―水原茂―川上哲治―長嶋茂雄―藤田元司―王貞治―原辰徳―堀内恒夫。11人いる監督のうち、来年1月にエキスパート投票の候補者になるのが濃厚な原を除く全員が競技者表彰で殿堂入り(公式戦以前の指揮官・三宅大輔も)を果たしている。

 タイガースも初代監督の森茂雄から石本秀一、松木謙治郎、若林忠志、藤村富美男、杉下茂、藤本定義、村山実、吉田義男、中西太、野村克也と同11人(未殿堂は7人)。この中で藤本定義は、両チームで采配を振るってともに優勝に導いた。ただ、ジャイアンツで監督として優勝出来なかったのは藤本英、堀内と2人なのに対し、タイガースでは11人のうち森、松木、藤村、杉下、村山、中西、野村の7人(優勝して未殿堂は星野仙一、岡田彰布の2人)といずれも監督としての評価というより、現役時代での実績(森はアマ球界に貢献)などが評価されての殿堂入りだった。

 さて、今年はジャイアンツが高橋由伸、タイガースが金本知憲がともに新指揮官となった。両チームがそろって監督を交代してシーズンに臨んだのは、1950年の水原、松木、1975年の長嶋、吉田、2004年の堀内、岡田に次いで4度目となる。偶然だろうが過去3度のセ・リーグ覇者は松竹ロビンス、広島東洋カープ、中日ドラゴンズと偶然ながら、両チームそろって覇権を逃している。

 金本は現役時代の実績(打率2割8分5厘、2539安打、476本塁打)だけで殿堂入りはほぼ確実。一方の高橋は打率2割9分1厘、1753安打、321本塁打。こちらは、将来の殿堂入りを果たすためには監督で実績を重ねることが必要か。今季は両チームともまずまずのスタートを見せているだけに、前記のジンクスを吹き飛ばしてGTどちらかが優勝するのか、将来の殿堂を考えながらセ・リーグのペナントレースを見守っていくのも一興である。

大魔神イチ獲りで躍進!マリナーズ資産価値17倍に

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 岩隈、青木が所属するマリナーズは27日(日本時間28日)、過半数の株式を保有し筆頭オーナーとなっている任天堂が、10%の保有分だけを残して、他の複数オーナーに株を譲渡すると発表した。球団の経営権を手放すこととなり、99年から最高経営責任者(CEO)を務めていたH・リンカーン氏は退任する。株式の売却は8月に行われる大リーグオーナー会議の承認を経て正式に決定される。

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2016年4月23日 (土)

野球殿堂記者投票への考察=第23回(1982年度) 9年ぶりに競技者は選出ならず。特別表彰は鈴木、外岡が殿堂入り

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 1月25日に開票された競技者表彰は、当選に必要な160票到達者はいなかった。上位10人は次のようになる。①荒巻淳136票、②白石勝巳121票、③木塚忠助120票、④戸倉勝城110票、⑤杉下茂81票、⑥中尾碩志79票、⑦大友工76票、⑧藤井勇69票、⑨村山実38票、⑩吉田義男29票。
 この中で注目したいのは戸倉だ。候補者に入ったのはこの年が最初で最後だと思われる。110票も獲得したが、翌年からは候補者から再び消えている。35歳で毎日オリオンズ入り。プロ初打席アーチがパ・リーグ本塁打第1号で第1回日本ワールドシリーズ(当時の名称)優勝に貢献。しかし、オリオンズがあまりの戦力ということで翌年に阪急ブレーブスに放出された。1955年、41歳シーズンで3割2分1厘、21盗塁。41、42歳でベストナインになるなど、ベテランスラッガーとして知られた。プロ野球での通算成績は1981年に野球殿堂入りした岩本義行と成績が近い。
        試合 打数   安打 本塁打 打点  盗塁  打率        
岩本  856 3121 859 123    487  140 .275
戸倉  907 3166 895   75    507  115 .283

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2016年4月21日 (木)

22試合連続四球のカレンバインとは(第837回)

福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐外野手が19日の千葉ロッテマリーンズ戦で、1970年に王貞治(読売ジャイアンツ)がマークした18試合連続四球のプロ野球記録に肩を並べた。そこでデスクから「メジャーの連続試合四球の記録は」と聞かれ、私は通算2558四球の記録保持者バリー・ボンズか、84試合連続出塁のメジャー記録を持つテッド・ウィリアムス。2人のスラッガーを思い浮かべた。調べてみるとボンズは2002年9月9日から翌年4月1日までの20試合連続(ナ・リーグ)。そしてウィリアムスもメジャー最後の4割打者となった1941年、8月24日から9月9日まで19試合連続が最長だった。

 会社にあったスポーティング・ニューズ紙が出版していた「COMPLETE  BASEBALL RECORD &FACT BOOK」2006年版をめくると、ロイ・カレンバインという1940年代に、主に外野手としてプレーしたスイッチヒッターが、タイガース時代の1947年7月2日から22日まで22試合続けていたことが分かった。

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2016年4月17日 (日)

シフトを超越した偉大な王貞治

 米時間12日、ドジャース・前田健太投手がダイヤモンドバックス戦で6回を無失点に抑えた。2回の無死二、三塁は下位打線ということもあって自らのピッチングで抑え込んだが、守備陣に救われたのが6回だった。2死一塁から左打ちのジェイク・ラムの打球は右翼線に飛んだ。クッションボールを右翼のヤシエル・プイグが素手でつかむと、カットマンに、そして本塁へ絶妙な中継プレーで本塁を狙った一塁走者を刺した。この時のカットマン、通常なら二塁手と思いきや三塁手のジャスティン・ターナーが、引っ張り専門のラムに対しての大胆なシフトで右翼手のすぐ前に守っていた。

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2016年4月16日 (土)

野球殿堂記者投票への考察=第22回(1981年度) 初の1票足らずに落選者。佐伯達夫は15年越しで殿堂入り

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 東海大から原辰徳が読売ジャイアンツ入りして球界の話題を独占していた1月23日に、競技者表彰での殿堂入りが発表された。南海ホークス、国鉄スワローズの主軸打者として活躍した飯田徳治が195票、元祖・神主打法、初の1試合4本塁打記録を持つ岩本義行が178票を得て当選。必要票数165票で3位の荒巻淳は164票、記者投票初の1票不足に泣いた。4位の白石勝巳も158票とこちらも惜しくも逃した一人。ともに殿堂入りにその後3年間も足踏みすることになる。

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2016年4月14日 (木)

イチロー、ボンズ超えの通算2936安打

570e18d9tg2 マーリンズのイチロー外野手(42)はメッツ戦で初安打し、通算2936安打でB・ボンズ(現マ軍打撃コーチ)を抜き歴代単独33位に浮上した。

 ボンズ超えは、微妙な打球だった。歴代単独33位となる2936本目は、イチローらしい遊撃内野安打。しかし、プライドが許さなかったのか「あれはアウトですね。ま、こういうこともあるわな。ヒットをアウトにされたことも何回もありますから」と自らジャッジするほどだった。

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2016年4月12日 (火)

新人開幕6戦7発! 「信じられない」ストーリー

20160412_213221 6回無失点&本塁打デビューのマエケンもびっくりだ。デビュー6試合で7発を放って全米の注目を集めているのがロッキーズのトレバー・ストーリー内野手(23)。現地では“189本ペース"の見出しも踊っている。開幕5試合目となった前夜のパドレス戦で連続試合アーチが途切れたが、10日の同じカードの8回に左中間425フィート(約130メートル)の大アーチ。しかし、本人は記録ラッシュに「信じられないね」と淡々。それよりも「きょうは勝ったことがうれしい」と一発よりもチームの連敗を止めた事を喜んだ。

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2016年4月 9日 (土)

野球殿堂記者投票への考察(第21回=1980年度) 大下弘が戦後プロ入り組初の栄誉、小鶴誠とともに選出。 そして特別表彰は千葉茂と名選手3人が殿堂入り

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 プロ野球隆盛の貢献選手を3人選ぶとすれば、草創期の沢村栄治、そして戦争直後の大下弘、職業野球をプロ野球に変えた長嶋茂雄を私は選ぶ。大下は前年急きょ候補者になった模様でわずか10票だったが、この年は一気に145票を獲得、当選ラインの119票を大きく上まわって得票率は91・8%。これはスタルヒン、池田豊に次いで3番目の高率。大下は前年5月23日に心筋梗塞で56歳の若さで亡くなっており、生前に殿堂入りさせられなかった事への野球記者の懺悔の得票率になった、と勝手に解釈している。もう一人は1950年松竹ロビンスで51本塁打161打点をマークした小鶴誠が前年の116票から票を伸ばして135票を獲得、最初に候補になった1963年から足かけ18年目に念願を果たした。

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マエケンのデビュー戦、稼頭央の「開幕戦初打席初球弾」に匹敵

 ドジャースの前田が、鮮烈なメジャーデビューを飾った。日本人選手では2004年4月7日、メッツの松井稼頭央(現楽天)がブレーブス相手にメジャー史上初の「開幕戦初打席プレーボールアーチ」を含む3打数3安打。前田はそれに匹敵するような、投手では最高のデビューといっていいだろう。

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蛭間 豊章

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