ブログ報知

スポーツ報知ブログ一覧

« 2016年9月 | メイン | 2016年11月 »

2016年10月

2016年10月30日 (日)

野球殿堂記者投票への考察=第43回(2000年度)米田哲也が殿堂入り。350勝&33本塁打、日米野球唯一の投手アーチも

5809f9e5tg2 新世紀に入った2000年。前年3票足らずで次点だった米田哲也が251票を獲得してただ一人殿堂入りした。以下2位根本陸夫223票、3位田宮謙次郎221票、4位鈴木啓示188票、5位森昌彦175票、6位小山正明174票、7位関根潤三162票、8位山本浩二149票、9位バース112票。同じ300勝組でも鈴木、小山より一足先だった。「いつかもらえるのでは、という気持ちはあったが、現実になるとは何か重みを感じますね。(400勝の)金田さんや、鈴木さん、小山さんと300勝投手はみんな弱いチームの人。負けず嫌いの気持ちが記録につながったのでしょう」と記者会見で、同席した同じ1956年入団組の稲尾和久を意識してか話した。それは強い西鉄にいながら286勝に終わった稲尾へのささやかなレジスタンスともいえるコメントだった。

続きを読む »

2016年10月29日 (土)

世界一へ「リグレーの呪い」解く…本拠2勝が1度もない不吉なジンクス

 ワールドシリーズ(WS)第3戦は28日(日本時間29日)、カブスの本拠リグレー・フィールドで行われる。カブスが過去10度のWSで同球場を使用したのは1929年以降、5度計13試合あり、2勝11敗と地の利がまったくない。ヒルマニアで解説する。

続きを読む »

2016年10月25日 (火)

“呪い”解くのは「ヤギ」か「インディアン」か

1024 米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)は25日(日本時間26日)、ア・リーグの覇者インディアンスの本拠クリーブランドに、ナ・リーグを制したカブスを迎えてスタートする。WS制覇はカ軍が1908年、イ軍も48年が最後で、両軍合計174シーズンも世界一から遠ざかっているのは史上最長という。数々のエピソードを残した伝統ある両チームの最後の世界一のシーズンを、ヒルマニアことメジャー担当38年蛭間豊章記者が振り返った。

 メジャーリーグでは、長い期間ワールドチャンピオンになれないチームを“○○の呪い"と報じる。今回のカブスはその典型だ。1945年のWS。公式戦中は認められていたヤギを連れての入場を断られたファンが「ヤギを入場させない限り、カブスがWSを制することはない」と言ったことから来た“ヤギの呪い"が有名である。

続きを読む »

2016年10月24日 (月)

39年前にもあった日本シリーズ神ヘッドスライディング

20161025184723799_20161023g0eg0ea99 ◆SMBC日本シリーズ2016 ▽第2戦 広島5―1日本ハム(23日・マツダスタジアム) 32年ぶりの日本一に挑む広島が2連勝した。1―1の6回無死二塁、菊池のバスター安打で本塁を狙った二塁走者の田中はアウトと判定されたが、シリーズ史上初となった本塁リプレー検証の結果、判定が覆り勝ち越し。シリーズ47年ぶりの本盗が飛び出した初戦に続き、積極走塁で流れを引き寄せた。

 リプレー検証でアウトからセーフに覆った広島・田中の6回の本塁ヘッドスライディング。数々の名場面が生まれた日本シリーズ。試合だけでなくシリーズの明暗も分けた本塁クロスプレーとなったヘッドスライディングが過去にあった。

 阪急がシリーズ3連覇を決めた1977年の巨人との対決。後に3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーをマークする簑田浩二だ。阪急2勝1敗で迎えた第4戦、巨人が2―1とリードした直後の9回だった。簡単に2アウトとなった後、代打・藤井栄治が四球を選んだ。

続きを読む »

2016年10月21日 (金)

よみがえる“元祖二刀流”野口二郎氏

20161021111346822_20161016g0eg0eh99 日本ハム・大谷翔平投手が今季、メジャーでも例のない10勝&100安打&20本塁打をマークしたが、プロ野球界には偉大な先達がいる。戦中、戦後に投打の規定超えを6シーズンも記録し、うち2度はともに10傑入りした“元祖二刀流”野口二郎である。中京商、そしてプロ野球での奮闘を、ヒルマニアがデータをひもといた。

 野口二郎は沢村栄治、スタルヒン、若林忠志と並ぶ戦前を代表する右腕である。東京セネタースなどで通算237勝。さらに830安打を放つ好打者でもあった。大谷の2ケタ勝利&100安打は、1949年、阪急時代の野口以来、実に67年ぶりの快記録だったのだ。

 野球殿堂入りは1989年、69歳の時だった。引退後はコーチ業が長く、当時の候補者資格を得るのに時間がかかったためだ。受賞の報に「現役の時で成績で選ばれたんでしょうが、もう一つピンとこないね。いつかは入ると思っていましたよ」と淡々としていた。

続きを読む »

野球殿堂記者投票への考察=第42回(1999年度)資格取得実質1年目で殿堂入りの中西、「生きているうちにもらえてよかった」。広瀬、古葉、近藤貞に、吉国コミッショナーも

Photo1998年度は競技者表彰当選者0だったが、この年は一気に4人が入った。当時の記事によれば「中西太氏が資格を得た初年度に殿堂入りを果たした」と報じられたが、資格があいまいだった1965、66年に3票、2票入っており、2014年に野茂英雄殿堂入りの際は1960年スタルヒン、1994年王貞治に次いで3人目(今季の工藤公康が4人目)と修正されることになる。現役引退後はのべ9球団の監督、コーチを歴任したことで正式な候補は今年が初めてだったが、1997年限りでオリックスの打撃コーチを辞めた中西自身は「ユニホームを脱いで5年目をたたなければ権利がないと思っていた」。1985年に、65歳に達していれば経過年数は必要としない、という条文が追加されており、65歳を迎えていたことで候補に。そしてトップの223票を獲得した。2位は1998年2票足らずに落選した広瀬叔功が220票、3位古葉竹識が210票、4位近藤貞雄206票とここまでが当選。5位の米田哲也は当選に3票不足の201票。以下6位田宮謙次郎182票、7位鈴木啓示130票、8位関根潤三127票、9位松永怜一124票、10位山本浩二100票だった。

続きを読む »

2016年10月 7日 (金)

野球殿堂記者投票への考察=第41回(1998年度)11年ぶり競技者表彰の殿堂入りはなし。ヒルマ記者怒りのコラム

57ef88dftg4 この年の競技者表彰で有効投票数171票をクリアする候補者はいなかったが、広瀬叔功が惜しくも2票足らずに落選だった。そのため、規則によって上位5人の再投票が行われるも、その数字を越えるのは誰もいなかった。10位までの票数を出すと、1位広瀬叔功169票→再投票136票、2位古葉竹識164票→同132票、3位近藤貞雄162票→139票、4位田宮謙次郎138票→同96票、5位米田哲也120票→同78票、6位松永怜一94票、7位鈴木啓示87票、8位関根潤三78票、9根本陸夫64票、10位山田久志61票。3人連記もあって再投票ではそろって票を減らすという珍現象だった。前年109票で6位に入った福本豊が阪神タイガースのコーチに就任したため候補者から外れている。そうでなければ当選したかもしれない。

続きを読む »

サイト内検索

蛭間 豊章

ヒルマニアロゴ

最近のトラックバック

見出し、記事、写真の無断転載を禁じます。Copyright © The Hochi Shimbun.