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2017年3月24日 (金)

この熱狂をWBCの時だけの「侍人気」にして欲しくない(第843回)

 米国が日本を破って4度目の大会にして、初の決勝進出。野球発祥の地を標榜しながら、過去1度もファイナルまで進出できなかっただけに、メジャー関係者としては、万々歳の大会になったのではないだろうか。

 米国の勝因は、先発ロアークの力投に加え、タイプの違うリリーフ陣をそろえた点だろう。終盤は小刻みに投手を替え、日本打線の目先をかわしたように、野手以上に投手の層の厚さを見せつけた。

 奮闘した日本代表だったが、2大会連続準決勝敗退。第1回、第2回はともに米国開催の2次R(L)を経て準決勝、決勝を勝ち上がったのに対し、第3回以降は2大会続けて2次Rは東京ドームだった。米国アリゾナ州で強化試合は行ったものの、本番で敗れた。それは前回同様に準決勝敗退のオランダも同じ。つまりアジアラウンド勝ち上がり組は、2大会連続の敗退。戦いながら環境へ順応していくことは非常に重要なことだ。次回大会も同じような日程なら、世界一奪還は難しいと言える。

 きょうの試合で残念だったのは、9回に抵抗も見せず、簡単に3者凡退に終わったことだ。そして、内野ゴロを打ってあきらめたように、基本である全力疾走が見られなかったこと。もう一つは大会期間中、イスラエルやプエルトリコなどの選手が「自国の子供たちへ野球の素晴らしさを訴えるコメント」を残していたのに対し、日本人選手からは筒香を除くと、野球少年、さらには野球の面白さを発信するコメントが、あまり聞けなかったことだ。

 子供たちの野球離れが顕著になってきている日本。2つとも、少年少女へ野球が浸透して欲しいという気持ちがあれば、出来ることだ。この熱狂をWBCの時だけの「侍人気」にして欲しくない。

 2017/3/22スポーツ報知Webサイト掲載

【ヒルマニア】侍ジャパン・菊池と坂本が魅せる“二遊間の恋”

 今回のWBCでベスト4に残ったチームを見ると、いずれも二遊間コンビに素晴らしい選手がそろっている。息のあったプレーを見せてチームのピンチを何度も救ってきた。キーストン・コンビとも言われる二遊間は、“ベースボールの華”そのものと言える。「二遊間の恋」という文庫本が話題になった事がある。メジャーの遊撃手が新しく入った二塁手をリスペクトしていくうちに、恋してしまうという本で面白かった思い出がある。その中でも、二遊間のすばらしさが強調されていたことを思い出す。

 日本代表では何と言っても初戦のキューバ戦やオランダ戦など数々のファインプレーでメジャー公式ページにも登場した二塁・菊池(広島)。4年連続ゴールデン・グラブ賞が伊達ではなかった事を世界に知らしめた。坂本(巨人)も昨年初めて同賞を受賞。2人の華麗なプレーが何度東京ドームを沸かせてくれただろうか。ドジャー・スタジアムでも期待したい。

 プエルトリコの二塁バエス(カブス)は米国戦の5回にホスマーの一、二塁間のゴロをスライディングキャッチして刺した。ユーティリティープレーヤーだがメジャーで1人ずつしか選ばれない“フィールディング・バイブル”でマルチポジション部門で表彰されている。遊撃のリンドア(インディアンス)も昨季初めてゴールドグラブ賞を受けた。ともにアクロバティックなプレーが売りだ。昨年ワールドシリーズを争った同士だが4チームの中では最高のコンビか。

 米国の二塁キンスラー(タイガース)と遊撃クロフォード(ジャイアンツ)はそろって昨年のゴールドグラブ賞。華麗と言うよりも堅実なプレーが信条だ。

 オランダでは二塁スクープ(オリオールズ)は平均点ながら、遊撃シモンズ(エンゼルス)は2013、14年のゴールドグラブで強肩に定評がある。この2人を中心にした併殺完成は合計9個(プエルトリコ6、日本、米国はともに5)を数える。

 残り3試合となったWBC、勝敗だけでなく、プロフェッショナルなプレーヤーの妙技にも注目したい。

 2017/3/20スポーツ報知Webサイト掲載

【ヒルマニア】WBC準決勝、日本は米国をどう攻略すれば…

 今回のWBCでベスト4に残ったチームを見ると、いずれも二遊間コンビに素晴らしい選手がそろっている。息のあったプレーを見せてチームのピンチを何度も救ってきた。キーストン・コンビとも言われる二遊間は、“ベースボールの華”そのものと言える。「二遊間の恋」という文庫本が話題になった事がある。メジャーの遊撃手が新しく入った二塁手をリスペクトしていくうちに、恋してしまうという本で面白かった思い出がある。その中でも、二遊間のすばらしさが強調されていたことを思い出す。

 日本代表では何と言っても初戦のキューバ戦やオランダ戦など数々のファインプレーでメジャー公式ページにも登場した二塁・菊池(広島)。4年連続ゴールデン・グラブ賞が伊達ではなかった事を世界に知らしめた。坂本(巨人)も昨年初めて同賞を受賞。2人の華麗なプレーが何度東京ドームを沸かせてくれただろうか。ドジャー・スタジアムでも期待したい。

 プエルトリコの二塁バエス(カブス)は米国戦の5回にホスマーの一、二塁間のゴロをスライディングキャッチして刺した。ユーティリティープレーヤーだがメジャーで1人ずつしか選ばれない“フィールディング・バイブル”でマルチポジション部門で表彰されている。遊撃のリンドア(インディアンス)も昨季初めてゴールドグラブ賞を受けた。ともにアクロバティックなプレーが売りだ。昨年ワールドシリーズを争った同士だが4チームの中では最高のコンビか。

 米国の二塁キンスラー(タイガース)と遊撃クロフォード(ジャイアンツ)はそろって昨年のゴールドグラブ賞。華麗と言うよりも堅実なプレーが信条だ。

 オランダでは二塁スクープ(オリオールズ)は平均点ながら、遊撃シモンズ(エンゼルス)は2013、14年のゴールドグラブで強肩に定評がある。この2人を中心にした併殺完成は合計9個(プエルトリコ6、日本、米国はともに5)を数える。

 残り3試合となったWBC、勝敗だけでなく、プロフェッショナルなプレーヤーの妙技にも注目したい。

 2017/3/20スポーツ報知Webサイト掲載

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蛭間 豊章

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