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2017年11月22日 (水)

松井秀喜氏、米殿堂入りの可能性は? 野茂氏以来2人目の日本選手候補は快挙 選出は…

Photo_3 全米野球記者協会は20日、2018年の野球殿堂入り候補者33人を発表し、ヤンキースなどで通算175本塁打を放った松井秀喜氏が初めて入った。日本選手では、ドジャースなどで活躍した野茂英雄氏が14年の候補となって以来、2人目。09年のワールドシリーズでMVP最優秀選手に輝いている松井氏の殿堂入りは可能なのか。メジャー担当39年の蛭間豊章記者が分析する。

 松井が野茂に次いで米野球殿堂候補に入った。メジャーでの有資格者は最低10年間プレー(野茂は12年間)しなくてはならないだけに、2012年にマイナー契約からレイズに昇格して34試合ながら出場したことが大きかった。

 米野球サイトのBaseball Referenceが、12年限りで引退した選手の中から「非公式に殿堂入り候補」としていた選手は29人いた。しかし、この日発表された正式な候補は19人だけだった。外れた10選手の中には通算1691試合に出場し、02年の優勝決定シリーズMVPとなった名二塁手のA・ケネディや、通算140勝、2542回2/3を投げたJ・スーパン、通算100勝&100セーブのM・バティスタなどがいただけに、松井の候補入りは快挙と言えるだろう。

 昨年までに高い得票率となったホフマン、ゲレロだけでなく、実績十分ながら薬物使用疑惑で伸びなかったクレメンス、ボンズが昨年初の50%超えで殿堂入りへの機運が高まっている。また、松井と同じ初資格組でもC・ジョーンズの初年度殿堂入りが濃厚。彼らに比べると松井は実績的には大きく劣り、殿堂入りは難しい。14年の野茂は6票、得票率5%未満で1年で資格を失った。もっとも、同年の投票で野茂より票数が少なかったのが、候補者36人中12人もいた事を考えれば、野茂への敬意を持っていた記者がいたことの現れだ。

 松井は、ニューヨークで19日に野球教室を行った際、殿堂入りについて触れ、「1票でも入ったら驚きですよ。10年(メジャーに)いただけ。それだけですよ」と話していた。09年ワールドシリーズMVPに輝き、ヤンキースを9年ぶりの世界一に導いた松井に何票入るか注目しようではないか。

 なお、同じように現役引退5年経過でプレーヤーズ表彰の対象となる日本の野球殿堂入りの来年度候補選手は、11月中に発表される。野茂が史上3人目の有資格1年目で殿堂入りしたように、松井も即殿堂入りするのはほぼ間違いないだろう。(ベースボール・アナリスト)=敬称略=

 ◆米国野球殿堂 メジャーで10年以上プレーし、引退後5年経過した選手が対象。10年以上の経験がある全米野球記者協会員による投票で75%以上の得票が必要。成績、能力だけでなく品格、チームへの貢献度などが評価される。なお、得票率5%未満は翌年以降候補から除外。5%以上なら最長10年間、候補として残る。今回の結果は来年1月24日に発表される。

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蛭間 豊章

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