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2018年1月26日 (金)

松井氏、米殿堂落選も活躍は色あせない

 米国野球殿堂が24日(日本時間25日)、今年の表彰者を発表した。日本の野球殿堂に入り、今回米国でも初めて候補に入った松井秀喜氏(43)は4票で選出されなかった。規定の得票率5%に達しなかったため1年で候補資格を失った。松井氏は14年度の野茂英雄氏(6票)に次いで日本人2人目、野手では初めてだった。落選の背景を「ヒルマニア」で解説する。殿堂入りは4氏。そのうちC・ジョーンズ氏の得票率97.2%は、歴代11位の高率だった。

 日本人野手で初めて米殿堂入りの資格を得た松井氏は4票。14年に初めて日本人で資格を得た野茂英雄氏の6票に及ばなかった。候補者として発表される直前の昨年11月、ニューヨークでの野球教室を行った際に松井氏は「1票でも入ったら驚き。10年(メジャーに)いた、それだけ」と話したように、誰より米国の野球殿堂に関して理解していた。

 日米合算の成績を考慮するようになった日本の殿堂と異なり、米殿堂は大リーグ以外の球界での実績は一切加味されない。それは「引退後5年で殿堂の資格を得る」の解釈の仕方にも表れている。A・ジョーンズ氏はメジャーは12年限りで13、14年に楽天でプレーした。しかし楽天の2年分はカウントされず、現役引退後3年ながら資格を取得した。

 通算123勝で資格を得た野茂投手の場合は、ストライキ明けのメジャー人気復活に貢献した功績もあって米記者も何人か入れた模様。松井氏の場合は、断言は出来ないが、資格を持っている日本人記者だけの票数だったのではなかろうか。

 それでも、今回候補者となって松井氏よりも少ない票数に終わったのが、通算169勝のL・ヘルナンデス氏や、358本塁打、1363打点(松井は175本、760打点)のC・リー氏ら10人もいることを考えれば、松井氏の09年のワールドシリーズMVPを始めとしたヤンキースでの活躍の記憶がファンの脳裏から消えることはない。

 今後、日本人選手ではイチローがいる。メジャー通算3080安打を放っており、殿堂入りは間違いなく、資格1年目に入れるかどうかに注目が集まる。

2018年1月26日掲載

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蛭間 豊章

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