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2018年1月29日 (月)

なぜ延長12回引き分けに。納得いかない日本シリーズ延長戦規定の短縮(第854回)

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 プロ野球(NPB)の実行委員会が22日に開かれ、日本シリーズ第7戦までの延長戦規定がこれまでの15回から12回に変更すると決めた。レギュラーシーズンの規定に合わせるためで、延長12回を終えて同点の場合は引き分け。第8戦に持ち込まれた場合は回数無制限で決着をつけるという。
 野球規則では「申告敬遠」は今年から採用。日本独自の観衆となっている投手のベンチ前でのキャッチボールについては、2019年から禁止する方向で協議する。すべてに国際基準(メジャー規準)に倣えの方針を続けている一方で、延長戦規定だけは日本特有のスタンスを続けているのが腑に落ちない。

 日本シリーズの延長戦規定を見ていくと、東京オリンピック開催時期とほぼかぶって全戦ナイターだったために「午後10時30分を過ぎて新しいイニングに入らない」だった1964年を除き、第1回の1950年から66年までは「日没まで」だった。その後1967~81年が「午後5時30分を過ぎて新しいイニングに入らない」。1982~86年までが「試合開始から4時間30分を過ぎて新しいイニングに入らない」1987~93年が「第7戦まで延長18回で打ち切り。第8戦は無制限」。1994年以降昨年まで「第7戦まで延長15回で打ち切り。第8戦は無制限」だった。
 過去のシリーズで引き分けに終わったのは7試合。うち、降雨コールドが1試合、日没が2試合、時間切れが3試合で、延長戦規定によるのは2010年ロッテ・中日が争った第6戦の延長15回2―2に終わった1度しかない。また、延長13回以降に持ち込まれたケースもわずか5試合しかない。
 合計407試合行われた日本シリーズで引き分けは全体の1・7%、延長13回以上に至っては1・2%ながら、2010年のロッテ・中日のカードでは3度(11回、12回、15回)延長戦にもつれこんでおり、1カードに2度起こる可能性も秘めている。
 個人的に言わせてもらえば、ボール、ストライクの順番を変える必要などなかったし、今回の申告敬遠やベンチ前のキャッチボールなど、野球規則を変更しなくても十分。国際大会でまごつくことなどまったくないルールのはずだ。
 枝葉末節のところをメジャーに合わせながら、本来はサドンデスとなっている野球の根幹に関わる延長戦のイニング制限を15回から12回に短縮する。143試合もあるレギュラーシーズンなら仕方ないだろう。しかし、ファンの注目を一身に集める日本シリーズはこれまでの15回までやるべき。高校野球のタイブレイクの影響ではあるまいが、NPB最大の試合を12回までとする短縮案は納得いかない。

コメント

もう一点、書き忘れていました。
延長12回で引き分けにするのではなく、
サスペンデッドゲームで続きをやればいい。
新たにチケットを売るなどはファンにとって
失礼な話と思うがどうだろう。
これまでの引き分け7試合の偶然にも次の
試合が開催地が変わったケースがなかった。
また、伸びたケースで1試合はみだし第8戦まで
いった1986年は、第7戦の観衆2万6101人から
第8戦は1万6828人と大幅減になった。
2試合も伸びたらどうするのか、
どうするんだろうか。心配である。

全てドーム球場の開催ならば15回でも良いかも知れませんが、屋外の球場で開催を想定すれば、12回が妥当では無いでしょうか?
仮に、以前のようにデーゲーム開催になるのならば、15回で良いと思いますが・・・

土、日は薄暮ゲームで5時開始にして
欲しいものです。

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蛭間 豊章

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