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2018年3月27日 (火)

30日開幕2018年MLB独断予想

 今年のメジャーリーグ(MLB)は29日(日本時間30日)に、1968年以来、50年ぶりに全球団同時開幕となる。大谷翔平投手のエンゼルス入りや、ダルビッシュ、イチローのFA移籍など日本人選手の話題も豊富だ。MLBを見続けて40年となるヒルマニアこと蛭間豊章記者は、まだ一度もワールドシリーズ出場経験のないナショナルズの世界一を予想。大胆不敵なその理由とは…。

 メジャーリーグは2012年から世界一チームがジャイアンツ→Rソックス→ジャイアンツ→ロイヤルズ→カブス→アストロズと、ナ・リーグとア・リーグが交互にワールドシリーズの覇者となっている。

 その流れから私はナショナルズを推す。過去4度の地区Vも地区シリーズで全て敗退してきたが、名将マドン監督(カブス)の下で10年間ベンチコーチを務めていたマルティネス新監督への期待は大きい。ラスベガスのブックメーカー(BM)の評価はドジャース、カブスに次ぐリーグ3番目だが、昨年4月に左膝靱(じん)帯断裂でわずか23試合しか出場出来なかった左翼イートンが復帰。シーズン後最大の注目FAとなるハーパーのバットも今年は故障なく3年ぶりに爆発すると見る。

WS相手はレ軍か ア・リーグは昨季世界一のアストロズの評判が高くBMでもリーグ最高の評価だ。ただ、連覇は98~00年のヤンキースを最後に出ていない。ちなみに前年、世界一チームが連続してシリーズに進出したのも01年ヤンキースが最後というジンクスを破るのは至難の業といえる。昨季も16年の覇者カブスがBMで最高の評価を得ながらリーグ優勝決定シリーズで姿を消しているのを見てもわかる。

 その点から考えるとRソックスが面白いのではないか。2年続けて地区シリーズで敗退しているが、昨季故障に泣いた左腕プライスに期待。生え抜きのペドロイアは故障で開幕は難しいがヌネス、三塁デバース、遊撃ボガーツと組む内野陣は小回りも効き魅力的だ。

 過去5年間ポストシーズン(PS)進出チームのオープン戦で勝率5割以上していたのはア・リーグが20チーム(80%)なのに、ナ・リーグは13チーム(52%)とアの方がより直結。また、過去10年に広げて各地区オープン戦の最高勝率チームのPS進出率を出すと、ア・リーグ東地区が70%で断然(次いでナ・リーグの東と中の50%)。17勝9敗と絶好調のレ軍は過去10年トップはなかったが勝率5割以上の6度のうち4度PSに進出しており、そんなデータからもレッドソックスのリーグVに懸けてみたい。

 ◆ア・リーグ

 【東地区】昨季ポストシーズンに進出したRソックスとヤンキースがマルティネス、スタントンの大砲をそれぞれ補強、ずぬけている。ヤ軍は他にも二塁ウォーカー、三塁ドゥルーリーが加入。この陣容をコーチ経験のないブーン新監督がどう導くか。レ軍も昨季世界一アストロズの知恵袋だったコーラ監督が就任。名門2チームの両新人監督の采配も注目したい。他の3球団は投打ともに駒不足は否めない。(◎レ軍〇ヤ軍)

 【中地区】地区3連覇を目指すインディアンスはオープン戦も好調。中堅から二塁に戻ったキプニス、ウルシェラの2人が絶好調なのも心強い。昨季7年ぶりにポストシーズン出場のツインズは、先発にリン、オドリッジを加えて厚みを増した。3年前の世界一ロイヤルズは中堅ケーン、一塁ホスマーと主軸を失ったのが痛い。タイガース、Wソックスは補強面も消極的で苦しい。(◎イ軍〇ロ軍)

 【西地区】昨季世界一アストロズは野手陣が不動、先発陣もカイケル、バーランダーに続きコールを加え万全。不安は守護神ジャイルズだけ。勝率5割以下だった4チームはワイルドカード狙いか。日本人選手所属のエンゼルスは先発陣が、マリナーズは野手陣が故障を抱えている選手が多く厳しい。レンジャーズ、アスレチックスも先発が弱く抜け出すのは容易ではない。(◎アストロズ〇マ軍)

 ◆ナ・リーグ

 【東地区】最近6年間で4度地区Vのナショナルズの3連覇は堅い。15勝投手が3人そろう強力先発陣に、オフにFAとなるハーパーの打席に大注目だ。3月に入りアリエッタを獲得したフィリーズは伸び盛りの若手ぞろいで楽しみ。メッツは先発陣の故障なければ対抗馬に。外野トリオを放出した新生マーリンズはオープン戦の勢いが公式戦に結びつくか、ブレーブスとの最下位争いだけは逃れたい。(◎ナ軍〇メ軍)

 【中地区】ダルビッシュ有ら先発陣補強のカブスとケーン、イエリチが加わり強力外野陣に変貌したブルワーズの一騎打ち。ドジャースから獲得した中継ぎモローの守護神転向が成功するかがカブスのカギを握る。前巨人のマイコラス、37発124打点のオズナを加えたカージナルスが3番手。オフに主軸選手放出のレッズ、パイレーツは厳しい戦いを強いられそうだ。(◎ブ軍〇カブス)

 【西地区】左腕王国ドジャースが今年も盤石。先発復帰の前田健太にも期待がかかる。唯一の不安は左手首骨折した主軸ターナー、復帰まで長引くようだと痛い。マカチェン、ロンゴリア、ジャクソン獲得で打線強化のジャイアンツ。昨季ワイルドカード進出のDバックス、ロッキーズの3球団が2番手候補。7年連続負け越しのパドレスは大型契約のホスマーがどこまで引っ張れるか注目。(◎ド軍〇ダ軍)

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蛭間 豊章

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