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2017年8月 9日 (水)

夏の甲子園、50年前にサヨナラホームスチールがあった(第849回)

19670815 7月12日付けの朝日新聞、月刊高校野球7月号は、2014年の第96回大会で大会タイ記録の8盗塁をマークした健大高崎の平山敦規にスポットを当て、それに最近のホームスチールの話も加えて面白い読み物だった。しかし、「甲子園を沸かせた盗塁の数々」と題した写真4点の中に大切な試合が入っていない。それは、春夏を通じて1度しかいないサヨナラホームスチールだ。

 今からちょうど50年前の1967年8月14日、大会4日目の第3試合、大宮(埼玉)と報徳学園(兵庫)の1回戦だった。大宮が2回、4番・吉田誠が左中間中段に飛び込む木製バット時代の甲子園史上最長アーチを放ち、1死後新井も2ランを左翼ポール際にたたき込み3点を先取。報徳も2回に大西、8回も米田がソロアーチ。この時点で当時の大会新記録となる1試合4本の本塁打が飛び交っていた。1点差で迎えた9回、春のセンバツで8強に入った優勝候補の一角の報徳は粘る。

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2017年5月17日 (水)

野球殿堂記者投票への考察=第64回(最終回)私が殿堂入りを望む人々パート2 名審判の岡田功。そしてメディア関係者部門の創設を

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 今回も野球殿堂入りしていない偉大な方々を私なりに選んでみた。1959年第1回野球殿堂入りの候補者でその後も殿堂入り出来なかったのは、1896年に横浜外国人チームを破った一高の名一塁手・宮口竹雄と明大時代にシーズン2度のノーヒットノーラン、1950年初の日本シリーズで毎日オリオンズを優勝に導いた湯浅禎夫の2人だけだ。

 宮口に関して私は何とも言えないが、湯浅は推したい。オリオンズを指揮していた1952年の平和台事件、遅延行為でノーゲームを策したとされて辞任に追い込まれた。これがなければすんなり殿堂入りしているはずと言われているがアマ時代の剛腕ぶりと初制覇は称賛に値する。背広組では赤嶺昌志を入れたい。戦前は名古屋金鯱軍、戦後は中日ドラゴンズ代表として選手の引き抜きなどダイナミックな移籍劇で“赤嶺旋風"を巻き起こし、2リーグ分裂後は野球協約の起草委員として球界に貢献。その後は野球体育博物館設立に尽力された方だ。

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2017年4月28日 (金)

野球殿堂記者投票への考察=第63回土井正博、谷沢健一らの殿堂入りを望む(プロ野球OB編)

 過去62回の連載で年度ごとの殿堂入り選手の話を書かせていただいたが、その中でこの人がなぜ入っていないのだろうかという思う事も少なくなかった。そこで最後に、私が殿堂入りして欲しいと思う方々を列挙させていただく。まずはプロ野球である程度の実績を残したOB編(資格未取得の現役引退後5年未満は除く)。

まずは通算成績(順位は昨年まで)から見て入るべきと思う選手

大島康徳

 2638試合(6位)2204安打(19位)382本塁打(30位)  得票数最多は2013年の85票と意外に評価が低かったが、通算2500試合出場した選手は文句なしに入るべきである。

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2017年4月 5日 (水)

高校野球の引き分け再試合に疑問…サスペンデッドゲームを

 3月28日に行われたセンバツの引き分け再試合を2試合見て、なぜ改めて9イニングを戦う必要があるのか、疑問に思った。

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2017年3月 5日 (日)

野球殿堂記者投票への考察=第61回(2016年度)工藤公康、日本一監督効果か初年度当選。斎藤雅樹は10年目。エキスパートでは榎本喜八感激の殿堂入り。山中、松本は特別で。

58b50e0dtg2 1月18日、新たに野球殿堂に5人が加わった。プレーヤー部門は2人。上位10人の得票は、1位斎藤雅樹285票、2位工藤公康258票、3位は伊東勤172票、4位は立浪和義171票、5位佐藤義則103票、6位高津臣吾99票、7位T・ローズ86票、8位川相昌弘、清原和博各78票、10位桑田真澄74票。11位の石毛宏典が69票に終わり、プレーヤー投票の資格を失うことになった。東尾修、秋山幸二、工藤、そして2017年殿堂入りの伊東勤と西武ライオンズ黄金時代に一緒にプレーした選手の殿堂入りが続いている。現役時代は最も西武監督に近いと思っていた石毛だけに、あのままライオンズに残っていればどうなっていただろうかと思ってしまう。

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2017年2月26日 (日)

野球殿堂記者投票への考察=第60回(2015年度)古田敦也当選、原辰徳はプレーヤー表彰資格失う。特別表彰の村山龍平には?がつく

58a7f137tg1 1月23日発表された野球殿堂は古田敦也がプレーヤー表彰で選出されたが、ネットの中では15年間という資格最終年の原辰徳の落選が話題をまいた。まずは上位10人の得票数、今回も棄権14票、無効2票と16票が無駄になり当選必要数は249票。1位古田敦也255票、2位斎藤雅樹246票、3位原辰徳243票、4位立浪和義117票、5位岡田彰布107票、6位伊東勤96票、7位T・ローズ85票、8位佐藤義則73票、9位清原和博65票、10位川相昌弘60票。

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2017年2月19日 (日)

野球殿堂記者投票への考察=第59回(2014年度)球史を変えた野茂英雄、堂々の3人目の資格初年度殿堂入り

1 米時間1月9日(日本時間10日)に発表された米野球殿堂では、10年間現役でプレーして日本人選手で初めて候補に名を連ねた野茂英雄が6票に終わり、翌年からの候補者から姿を消した。メジャー通算123勝はいかにも少なかったが、それでも完全試合を含め通算219勝したケニー・ロジャースはわずか1票、通算319セーブを挙げたトッド・ジョーンズは0票だったことを考えれば、野茂の功績を感じていた記者がいた(全員日本人記者ではないだろう)ことの証明だ。2018年度、松井秀喜が再びメジャーの殿堂候補になる模様だが、この6票を超えるのかどうか私は注目している。

 さて、それから1週間後の17日に発表された日本の野球殿堂。野茂はプレーヤー表彰部門でスタルヒン、王貞治に次いで3人目となる資格初年度での殿堂入りが発表された。45歳4か月の殿堂入りは1965年、川上哲治の45歳8か月を抜く史上最年少でもあった。当選に必要な票数は243票だったが、野茂は267票、秋山幸二257票、佐々木主浩255票で、1980年代から90年代を彩った3選手が殿堂入りした。4位以下は4位原辰徳196、5位古田敦也165、6斎藤雅樹149票、7位清原和博69票、8位大島康徳60票、9岡田彰布49票、10位西本聖、篠塚和典各36票だった。

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2017年2月11日 (土)

野球殿堂記者投票への考察=第58回(2013年度)プレーヤーで大野豊、エキスパートで外木場義郎と2年連続カープ勢2人選出。特別は公式戦12試合連続完封の福嶋一雄が当然の殿堂入り

Ohno 野球殿堂のプレーヤー表彰は大野豊が273票で当選。2年連続の177票から一気に100票近く増やした。2位以下は2位秋山幸二235票、3位佐々木主浩230票、4位原辰徳192票、5位古田敦也147票、6位斎藤雅樹126票、7位大島康徳85票、8位岡田彰布48票、9位伊東勤43票、10位佐藤義則39票。その5年後の伊東勤の殿堂入りの一方で原辰徳のもたつきぶりがうかがえる。また、前年17人もいた投票しなかった記者が5人に減ったことは喜ばしいことである。

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2017年2月 4日 (土)

野球殿堂記者投票への考察=第57回(2012年度)喜べなかった津田恒実の競技者表彰殿堂入り。北別府学とカープ2人選出。特別は大本修、長船騏郎と3年ぶりにこちらも2人が当選

Tsuda 1月13日に発表された野球殿堂。競技者表彰での津田恒実の当選は、コアな野球ファンにとって賛否両論だった。投票結果は1位北別府学257票、2位津田恒実237票で当選に必要な236票をクリアした。3位以下10位までは3位ブーマー223票、4位大野豊177票、5位秋山幸二133票、6位佐々木主浩108票、7位原辰徳108票、8位斎藤雅樹60票、9位大島康徳49票、10位新井宏昌48票となっていた。

 開票された直後(同日)に書いたブログ「野球殿堂競技者表彰の個人的な見解」を少し書き直して掲載する。

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2017年1月21日 (土)

野球殿堂記者投票への考察=第55回(2010年度)落合博満が史上初、2年連続1票足らずに落選。殿堂入りは東尾修、エキスパートは遅ればせながら江藤慎一。そして都市対抗の華、古田昌幸

Higashio  2010年度の野球殿堂入りは1月14日に発表され、プレーヤー部門は東尾修が254票でただ一人入った。次点は落合博満で2年連続して1票不足。過去に1票不足で落選した例には1981年荒巻淳、1995年藤田元司があるが、もちろん2年連続は初めてだ。3位加藤英司191票、4位北別府学153票、5位津田恒美153票、6位大野豊138票、7位ブーマー111票、8位原辰德91票、9位梨田昌孝47票、10位秋山幸二42票。3年目となったエキスパート表彰では江藤慎一が37票獲得し念願の当選。1991年105票を得たのが競技者表彰最終年の得票数から19年後、彼も時間のかかった選手だ。2位皆川睦雄23票、3位星野仙一15票、4位権藤博9票、5位外木場義郎、土橋正幸各7票、7位平松政次6票、8位田淵幸一、足立光宏各3票、10位柴田勲1票だった。

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蛭間 豊章

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