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2008年10月 8日 (水)

まぼろしの邪馬台国

11月1日公開の映画「まぼろしの邪馬台国」。

 吉永小百合さん主演で、この秋の話題作だが、我が報知新聞社も製作委員会に加わっている。

 この映画が製作されるにあたり驚いたことがひとつ、あった。

 ストーリーの基になっている「まぼろしの邪馬台国」は昭和42年に発売された大ベストセラーで、現在まで続く古代史ブームの先駆け的な作品。

 今回の映画化を知り、もう一度、読んでみようと書店にいくと、すでに絶版になっていた。

 確かに「まぼろしの邪馬台国」で大胆に語られる邪馬台国の「九州・島原」説は、学説としては通用しなくなってはいるが、これだけ本があふれている現状で、あんなに有名だった作品が手に入らなくなっていることに驚きと寂しさを感じた。

 今回の映画化と合わせて新装版で再発売されたので、今では簡単に手に入るが、もし映画化されなかったら、と思うとちょっと複雑な気持ちだ。

 映画は「まぼろしの邪馬台国」を書いた宮崎康平氏と妻・和子さんの夫婦愛を描いた作品。昭和の奇人といわれた宮崎氏の破天荒な生き方に驚かされる。

 さだまさしの「関白宣言」のモデルだといわれる宮崎氏。長崎出身のさだは幼いころから、宮崎氏と面識があり、邪馬台国を熱く語る氏の姿を覚えているのだとか。

 郷土のために全精力を傾けた男。その人物に触発され名曲を作った男。

 郷土愛の物語は尽きるところがない。

 

 

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コメント

宮崎さんは、さだまさしさんのソロデビューを後押しした方。
たしか、さださんのお父様が材木商で、当時島原鉄道の重役だった宮崎さんと親交があったので、さださんとも師弟の様な関係だったとか。
グレープ時代には宮崎さんがつくった「島原の子守唄」をよく歌っていました。
「グレープ・ライブ 三年坂 完全盤」などに収められています。
はじめて宮崎さんに誉められた曲は、アルバム「夢供養」の中の「まほろば」だったそうです。
また、さださんのアルバム「うつろひ」の中の収録曲「邪馬臺」は宮崎さんの思い出を歌にしたものです。
是非皆さんも聞いていただきたいと思います。

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