ロックンロール
先日、東京ドームでコンサートを行った矢沢永吉が「日本で最初の還暦ロッカーです。ヨロシク!」みたいな発言をしていた。
内田裕也とかジョー山中とかはどうなの、と突っ込みたくなるけれど、永ちゃんの言いたいのは海外の大物アーティスト並みに現役バリバリはオレだけということだろう。
ここで永ちゃんの言葉を取り上げたのは、別に揚げ足を取るつもりではなく、似たような発言を最近、ある人から聞いたからだ。
そのひとは平尾昌晃さん。「僕らはずっとロックでやって来たからね」というのがその発言だ。
平尾さんというと歌謡曲の作曲家というイメージが強いが、もともとはロカビリー歌手で昭和30年代には絶大な人気を誇ったアイドル・シンガーでもあった。
ロカビリーとは、ロックとヒルビリー(カントリー系の楽曲)を合体して生まれた言葉で、1950年代にはロックンロールとロカビリーは、ほぼ同義語だった。エルヴィス・プレスリーも最初はロカビリー歌手と呼ばれた。
だから平尾さんがロック歌手だというのは、紛れもない事実だ。その後、平尾さんは病気になって歌手活動を休止し、作曲家としての活躍が目立ってしまったが、デビューして50年、ずっとロック魂を持ち続けてきたということなのだろう。
平尾さんは永ちゃんよりもひと回り年上。いわば古稀ロッカーである。
そんな日本のロックの夜明けを再現するイベントが11月20日に東京・渋谷C.C.Lemonホールで行われる。
平尾さんがプロデュースする「ウエスタンカーニバル2009 in 渋谷」だ。
平尾さんはもちろん、当時、一緒にロカビリー3人男と呼ばれたミッキーカーチス、山下敬二郎も出演。ささきいさお、田辺靖雄、九重佑三子ら懐かしの面々も参加する。
このイベント、スポーツ報知60周年の記念事業として、小社でも特別協賛している。
永ちゃんも熱いが、70代のロッカーも熱い。楽しいステージになりそうだ。

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