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2010年3月 1日 (月)

外野手・松井秀喜の生みの親

Sudo1

エンゼルス・キャンプも6日目を
迎えました。

今日はあいにくの雨。
松井選手も室内練習場で軽めの練習
となりました。

移籍後の初のキャンプとあって、
解説者のプロ野球OBの方々が、
球場を訪れています。テレビの仕事の
関係で、元ヤクルト監督の古田敦也氏、
元ロッテ投手の小宮山悟氏ら、
顔ぶれも豪華。

そんな中、松井選手の外野守備を
当時の記憶とともに見つめている
人がいました。

元巨人のヘッド・コーチの
須藤豊氏です。

  

 

松井選手が巨人1年目の時、
ヘッドコーチを務められた方。

その頃から、アリゾナへは
斎藤雅樹投手、緒方耕一外野手、
井上真二外野手らを連れ、
トレーニングしに来ていました。
当地を気に入り、今はアリゾナに
住まいがあります。

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以前、松井選手に17年前、初めての
宮崎キャンプについて聞いたことが
ありました。

「いきなり須藤さんに
『外野に行け』って言われて」

93年、入団1年目の春季キャンプ。
星稜高(石川)で三塁手だったため、
内野手用のグラブを用意して臨みましたが、
突然の外野コンバート指令を受けました。
経験のない外野ノックではフライも捕球できなかったと言います。
「あの時は何が何だかわからないまま、終わっていきましたね」と
苦笑いを浮かべていました。

須藤さんは外野手・松井秀喜の生みの親なのです。
当時のキャンプでコンバートを長嶋監督に進言。

練習では松井選手を
ブルペンに連れ込み、外野手の送球のフォームを
指導したそうです。

今のキャッチボールの姿をみて、
「体は大きくなったけど、
人間、”クセ”は、直らないものだね」
と元コーチの目を光らせていました。

また、ずいぶん松井選手の
遅刻グセにも悩まされたようで、
「アイツは集合時間にいなくてねぇ。
ただでさえ目立つのに。いなかったら
もっと目立つ。よく叱ったものだよ」
と遠くを見つめていました。

あれから15年以上たっても
その2つの”クセ”は変わっていません。
そんな松井選手を見て、うれしそうでした。

                            

グラウンドレベルにおりて、松井選手の打撃練習も
じっくり見た須藤さん。
「表情がアリゾナの空のように
明るかったから安心した。
やっぱり、青い空、緑の芝生にくると
燃えるよね。」とキャンプ訪問に感無量の様子でした。

                                

                             

そして
「これでウーロン割飲めたら、最高やね」
と話し、ご気分良く、訪問を終えられました。

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須藤さんには
松井選手を外野にさせたのは自分だという自負と、

巨人時代、人工芝でずっとプレーをさせてしまったことで
ひざを悪くさせてしまった・・・という申し訳ない思いもどこかにあるようです。

そんな教え子が、また外野守備に就こうと奮闘している。

他の誰もが、持っていない「特別な思い」を胸に秘め、
松井選手の姿を追っていたのでしょう。

松井選手が外野復帰した時、
須藤さんの心のつかえも少しはとれるのでは
ないでしょうか。                               

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