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2016年11月29日 (火)

川越に響いた魂のエール

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 明日30日のスポーツ報知(東京本社版)は、27日に埼玉・川越市で開催された小江戸川越ハーフマラソン(報知新聞社後援)特集です。
 観光スポットの蔵造りの町を走る人気大会の特別協賛企業は、パチンコやパチスロ遊技機を製造する「サミー」。都市対抗野球などでおなじみの同社の応援団「ルーターズ」の7人が約3.5キロ地点の蔵造りの通りに陣取り、太鼓をたたきながら「ファイト、ファイト」「頑張れ、頑張れ」と大声を張り上げました=写真=。
 大澤けい団長(41)が「応援したい方がいれば、お名前をお伝え下さい」と沿道にいた人たちに呼び掛けると、何人かが反応。ルーターズが即、「頑張れ、頑張れ〇〇」「ファイト、ファイト△△」とランナー個人にエールを送って、大会を盛り上げてました。名前を連呼されたランナーは驚き、元気をもらったことでしょう。
 

2016年11月27日 (日)

小江戸川越ハーフマラソン

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 小江戸川越ハーフマラソン(報知新聞社後援)が27日、埼玉・川越市で開催されました。
 観光スポットとして有名な蔵造りの町や田園地帯を駆け抜ける大会は年々、人気がアップ。今回はハーフに6417人、10キロに3456人、ファンラン(4キロ)に1264人の計1万1137人がエントリーしました。ハーフ、10キロともエントリー開始後、ほぼ半日で定員に達し「クリック合戦」が激しくなってます。
 川越市スポーツ振興課は「2月のふかやシティ、先週20日の上尾シティと並ぶ埼玉県内の3つの公認ハーフ大会の一つであること。観光名所を巡ってアフターも楽しめることが口コミで広まってリピーターが増えたのでは」と分析しています。
 この日の様子は30日(水)のスポーツ報知(東京本社版)に掲載します。
 写真=約4キロ地点の蔵造りの町を通過する10キロの部のランナー

2016年11月25日 (金)

壽屋・稲田 たった1人の闘い

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 順大時代に箱根駅伝に3回出場した稲田翔威(22)=壽屋(コトブキヤ)=が、23日に開催された大田原マラソンを2時間28分26秒で走り5位入賞を果たしました。今年6月に実業団登録した同社陸上部で「コーチのいないたった1人の部員」として活動する異色のトップランナーです。

 この日の大田原は、午前10時のスタート時の気温が10.5度。風速は8.7メートルを記録し、体感温度は10度以下の「冬日」に。厳しい向かい風の中、稲田は第2集団でじっと耐えていましたが、30キロ過ぎからの駆け引きに対応できずに後退。2時間20分前後を目標タイムとしていただけに、悔しい結果に終わりました。
 「集団の中での立ち位置が悪かった。優勝した郡司さんは私と同じ第2グループでしたが、無駄な動きをせずに力を蓄え後半になってパッと飛び出していった。自分に足りないこと、今後の課題が分かったレースでした」。箱根駅伝で切磋琢磨してきた選手らしく、ゴール後はまず反省点を口にしてました。
 中学生の時からアニメ好きでフィギュアなどの関連グッズを収集していたことで大手ホビーメーカー・壽屋と縁ができ、今年4月に「宣伝ランナー」として入社。現在は秋葉原店で午前9時から午後5時まで業務をこなし、夜は皇居の周回コース(1周約5キロ)3周が平日の練習パターンになってます。
 初フルは順大在学中の今年2月の別府大分で2時間28分13秒。2度目は8月の北海道で2時間28分14秒。社会人になって環境が大きく変わったこともあり、満足できる結果は残せてません。それでも稲田は「大田原は悪条件の中、過去2回と同レベルの記録を出せた。1人の練習の精度をアップして次回はベストを狙います」と先を見すえてます。
 大田原には茨城県から両親も駆けつけ沿道で応援。「来年はよい成績を出して家族や会社に恩返ししたい」。22歳の若者は意欲にあふれてました。
 写真=ゴール後、壽屋のキャラクター「ウドラ」と健闘をたたえ合う稲田

2016年11月22日 (火)

障害抱え奇跡の復活

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 明日23日のスポーツ報知(東京本社版)は、20日に開催されたつくばマラソン(報知新聞社後援)特集。フルがメインの大会ですが、10キロの部で感動的な復活ドラマがありました。
 2年前の交通事故で第2頸椎(けいつい)を骨折し、右半身にまひが残った加藤純士さん(55)が1時間6分34秒で完走。2014年3月の板橋Cityマラソン以来、2年8か月ぶりにレース復帰を果たしました。
 加藤さんはクロスバイクで帰宅途中、雨で濡れた路面で転倒。その後の懸命なリハビリ、周囲のサポートの様子を紙面でリポートします。
 写真=霧でもやった4キロ付近を通過するフルの部のランナー

2016年11月20日 (日)

つくばマラソン 記録にアタック

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 第36回つくばマラソン(報知新聞社後援)が20日、開催されました。
 首都圏の多くのランナーにとって、つくばは「シーズン最初のフルマラソン」。昨年、コースがワンウェイとなり、3段階のウェーブスタートも導入され、より記録が出やすい大会になりました。今年はそのウェーブが4段階となって、より「ランナーファースト」の運営となってます。
 毎年、サブスリーやサブフォー狙いの方、国際女子マラソンの資格をゲットしようとする方が全力を尽くします。ゴール後、おじさん、おばさんたちが涙目で健闘をたたえ合うのも、この大会ならではの光景です。
 つくばのそんな「ガチンコ」ぶりを、23日発売のスポーツ報知(東京本社版)でお伝えします。
 写真=スタート直後のかえで通りを走るランナー

2016年11月17日 (木)

ウルトラ命 「5LAKES」4連覇

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 「ウルトラ命」最終回は、チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンの「FUJI5LAKES」女子の部を4連覇した実績をもつ廣澤志保さん(42)=横浜市=。メジャーリーガー・イチロー並みの「ルーチン」にこだわった練習を続け、トップならではのプレッシャーと闘ってきました。

 チャレンジ富士五湖は2012年に初出場。エントリーする時、所属クラブ「品川走遊会」の先輩から「100キロも112キロの『5LAKES』もあまり参加費が変わらない。どうせなら長い距離に出ようよ」と言われた。「へ~、そうなんだ」と迷わず申し込んだら、みんな100キロで112キロは私だけ。「出る出る詐欺」にあったおかげで、今のキャリアがあるわけです(笑い)。
 レース当日は「完走できればいいや」と気楽にスタート。ずっと3位をキープして、最後の方で「女子で1位だよ」と告げられてビックリ。そのまま10時間12分で初優勝しちゃった。
 翌13年は10時間27分、14年は9時間55分で112キロを3連覇。118キロに延びた15年も11時間4分で制して「5LAKES」4連覇。うれしい反面、年々、プレッシャーがきつくなって、大会1か月前から「あと何日?」と気が重かった。いつも、だれかに追いかけられているみたいでした。
 今年の118キロは10時間36分で3位。「残念だったね」と言われますが、実はホッとしてさわやかな感じ。タイムも一番よくて「よくやった自分」とほめてあげたい。まあ、後半になってもペースが落ちてなかったから、「あと50キロあったら(1、2位を)抜かせてたかも」と少し悔しがってます。
 ふだんの練習は体調を崩すのが怖いので、イチローさんみたいな「ルーチン」を大切にしてます。月曜から金曜までは毎朝、都内の職場近くのスポーツジムに直行。仕事前に1時間、トレッドミルを約13キロに設定して走ってます。朝4時半起きの生活を6年続けてますが、すっかり慣れました。夜は月に数回、横浜市の自宅まで約30キロの帰宅ランやスイム。これは回数を決めず、気の向くままにやってます。
 フルやハーフはトイレが混んでイライラし、記録重視だから緊張感がある。でもウルトラは穏やかにスタートし、おしゃべりもできる。ゆる~いところが私に合ってました。今後は12月に24時間走、来年3月は小江戸大江戸の200キロ、4月はさくら道国際ネイチャーランの250キロに出場予定。今までと違うことに少しずつチャレンジしていきます。(終わり)
 ◆廣澤 志保(ひろさわ・しほ)1973年12月23日、埼玉県生まれ。ベスト記録はフルが3時間10分18秒(2014年1月、勝田)、100キロが9時間5分27秒(13年6月、サロマ湖)=いずれもネット=。156センチ、53キロ。血液型A。
 写真=今年5月の「Wings for Life World Run」(滋賀・高島市)に参加した廣澤さん

2016年11月15日 (火)

埼玉っ子 盛り上げた

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 明日16日のスポーツ報知(東京本社版)は、13日に開催された第2回さいたま国際マラソン(報知新聞社後援)特集です。
 来年8月のロンドン世界陸上・女子マラソン代表選考会を兼ねた代表チャレンジャーの部、一般フルの部、8キロの部を合わせ1万5359人が出場。一般フルの部は定員を3倍以上に増やし、制限時間も4時間から6時間に延ばして市民ランナーがより参加しやすい大会となりました。
 2年目を迎えパワーアップした大会を盛り上げたのは地元・埼玉県のランナーたち。メイン企画では、さいたま市と川口市の女性2人にスポットを当ててます。
 写真=紅葉の駒場運動公園沿いの道路を埋め尽くしたランナー(約7キロ地点)

2016年11月13日 (日)

第2回さいたま国際マラソン

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 第2回さいたま国際マラソン(報知新聞社後援)が13日、さいたま市で開催されました。
 午前9時10分に来年8月の世界陸上(ロンドン)女子マラソン代表選考会を兼ねた代表チャレンジャーの部が、同40分には一般の部がスタート。リオデジャネイロ五輪・女子マラソン代表選考会を兼ねた前回同様、走り込んだ女性トップランナーたちが、さっそうとさいたまスーパーアリーナから飛び出しました。
 昨年は一般の部も制限時間が4時間だったため、完走率は男子が73.57%、女子が56.16%と「狭き門」に。ちょっと張りつめた雰囲気がありましたが、今年は制限時間が6時間まで広がり、皆さん、楽しくマイペースで走っているような気がします。
 今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。この日の様子は16日(水)のスポーツ報知(東京本社版)に掲載します。
 写真=7キロ過ぎの駒場運動公園近くを通過する一般の部のランナー

2016年11月11日 (金)

ウルトラ命 2年連続お遍路さん

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 「ウルトラ命」第14回は、お遍路さんスタイルで2年連続、柴又100Kを完走した曽根文男さん(52)=東京都=。昨年はランニングシューズ着用で10時間56分12秒でしたが、今年は「挑戦したい」とシューズ代わりに足袋を履き12時間19分21秒で走り切りました。

 6月の柴又100Kを、お遍路さんで走るのは暑くて大変。昨年はつらくて歩いてしまい、今年は「エイド以外は立ち止まらない」ことを目標にした。さらに大きな達成感を得ようと、足袋姿の「完全お遍路」になって走ることにした。
 でも、これが予想以上にきつかった。コース上には砂利道が所々にあって、足裏が痛い。衝撃をまともに吸収してしまい、ふくらはぎにいつもと違う疲労を感じた。去年のタイムより1時間以上遅かったけど、自分にハンデをかけた分、喜びは大きかった。ゴールしたランナーに「去年も(お遍路さんで)いらっしゃいましたよね」「あなたのおかげで完走する勇気をもらえました」と声をかけられ、うれしかった。
 柴又100Kは、ウルトラへのきっかけを作ってくれた大会。所属するEERCの仲間が2013年の第1回大会に出場し、応援に行った。暗くなってヨレヨレになってゴールした仲間は輝いて見え、「僕も出たい」と率直に感動した。
 その後、同年9月の秩父札所めぐりウルトラマラソン(84キロ)に応募。4年に1度開催されるその大会が初ウルトラで、7時間52分36秒で完走できた。7、8月は300~400キロの走り込み。本番は42キロ地点を3時間半を切るペースで通過するほど突っ込んだものの、11位と好結果だった。ちなみに秩父札所めぐりの参加賞がお遍路さんの白衣。ふだんは着る機会のないものだから、柴又100Kでしっかり着用させてもらった。
 翌14年4月には、チャレンジ富士五湖100キロに出場。当時、EERCのメンバーが座骨神経痛を患っていて、「修験の行」と称して富士山に友の回復を祈願しながら走った。「9時間30分を切れれば友は復活できる」と勝手な? 願も懸けた結果、9時間20分39秒で走れた。
 私にとってのランニングは遊びの延長。ただ、前にある苦しみが大きいほど、後からくる喜びも大きなものになる。苦しい時こそ、目標を立てて存分に楽しみたい。50代中盤を迎える今だから、記録以外のことに挑戦していくことで生活にハリが出てくると思う。
 ◆曽根 文男(そね・ふみお)1964年9月22日、静岡県生まれ。ベスト記録はフルが2時間57分16秒(2014年3月、板橋シティ)、100キロが9時間20分39秒(14年4月、チャレンジ富士五湖)。163センチ、53キロ。血液型O。
 写真=今年6月の柴又100Kでお遍路さんに仮装した曽根さん

 次回「ウルトラ命」は18日

2016年11月 4日 (金)

ウルトラ命 決意の15キロ減量

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 「ウルトラ命」第13回は、今年5月の日本横断「川の道」520kmフットレースを128時間49分56秒で完走した大竹祐人さん(37)=東京都=。2年前の同大会リタイアを機に一念発起し、15キロの減量に成功しました。
 
 私が所属する千代田走友会には100キロ超の大会に参加する先輩が多く、「やってみたい」という思いがつのった。2年前の「川の道」255kmに出場し、結果は102キロでリタイア。寒さと足裏の痛みで心が折れた自分の弱さが悔しくて涙がこぼれた。
 当時は身長176.5センチで体重83キロ。1年間、走り込んで80キロまで落として「川の道」255kmに再挑戦した。意地もあって何とかゴールできたが、体はまだ重い。その年の9月、雁坂峠越え秩父往還145kmの出場が決まっていたので、8月から食事制限に入った。
 ご飯、麺類、パン、甘い物などの糖質をすべてカット。お酒もカロリーの高いビールや日本酒、ワインは避けて焼酎とウィスキーに変えた。おかずだけのメニューにイライラしたが、2週間後には体も慣れて体重も一気に減少。雁坂峠越えの時は73キロまで落ち、24時間14分54秒でフィニッシュ。ひざ痛もなく、マメもできずに楽に走れた。ダイエットは10月まで続け、体重は15キロ減の68キロになった。
 今年3月の小江戸大江戸200kmは150キロでリタイア。でも、5月の「川の道」520km、7月のみちのく津軽ジャーニーラン200km、9月の佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足208kmは完走できた。ロングランを重ねて分かったことは、脚の痛みは走り続けているうちに回復するということ。自分と向き合い「ゴールするんだ」という強い気持ちがあれば、願いは必ずかなう。
 ただ、夜通し走るレースの眠さとの闘いは、ハートだけでは勝てない。私の場合は月1回、終電に乗って青梅市まで行き、午前1時から7時ごろまで、自宅のある市ヶ谷までの約50キロを走る「深夜ラン」で鍛えてきた。
 100キロ以上のウルトラは確かにつらい。いつも「何でこんなことをしてるんだ」と思うけど、達成感や感動はフルをはるかにしのぐ。神社のお地蔵さんを見つけたり、大会を盛り上げようと頑張る地域の人たちとの触れ合いは、足で回ったからこそ体験できるもの。大会に集ったランナーには一体感も生まれる。走るレースが増えれば増えるほど、楽しみや魅力が広がっていくんだなあ。
 ◆大竹 祐人(おおたけ・ゆうと)1979年6月26日、北海道旭川市生まれ。ベスト記録はフルが3時間54分28秒(2016年2月、東京)、100キロが12時間17分50秒(14年10月、えちご・くびき野=いずれもネット)。176.5センチ、68キロ。血液型A。
 写真=今年5月の「川の道」、ゴール目前の歓喜のショット

 次回「ウルトラ命」は11日

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