ブログ報知

 スポーツ報知 |  ブログ一覧

大会レポート

2017年11月13日 (月)

厳しかった後半の上り

Img_20171112_130056

 全国各地に都市型フルマラソンが生まれ、大会に参加するランナーの目や耳は確実に肥えてきているようです。12日に開催された第3回さいたま国際マラソン(報知新聞社後援)は新しい大会のため、ネット上ではいろんな意見が続出。大会当日、現場で聞いた「ナマの声」を紹介します。
 【コース】35キロからの新浦和橋、38キロからの埼大通りの上りはきつい(40代男性)。神奈川や山梨のアップダウウンの多い大会に比べれば大したことはない(60代男性)
 【運 営】給水ボランティアが「ここは水」「ここはスポーツドリンク」と言ってくれてよかった(40代女性)。3回目の大会でやっと当日に完走証がもらえた(50代女性)
 【応 援】都会の大会で沿道に人が多く励みになった(50代男性)。たくさんのボランティアが声援してくれて感激。でも紙コップが足りないエイドにガッカリ(40代女性)
 【今 後】代表チャレンジャーの部の参加者が少なく、さびしい感じ。資格を3時間15分から30分以内に戻せば女性がもっと増えると思う(50代女性)
  
 写真=36キロ付近の新浦和橋の下り

2017年11月12日 (日)

さいたま国際 ドラマの予感

Img_3952

 第3回さいたま国際マラソン(報知新聞社後援)が12日に開催されました。午前9時10分に代表チャレンジャーの部(女子)、同40分に一般フルマラソンの部(男女)と8キロの部(男女)がスタート。秋晴れの下、3部を合わせて約1万5000人ものランナーがゴールを目指しました。
 代表チャレンジャーの部は2020年の東京五輪に向けたマラソングランドチャンピオンシップシリーズの指定レース。先頭グループにはピーンと張りつめた緊張感が漂ってます。一般フルマラソンの部も記録を目指す方や初フルを迎えた方がたくさんいて、42.195キロの熱いドラマが多そうです。
 当ページの管理人・桃井光一は2010年11月から全国の大会を取材。各地で都市型フルマラソンが誕生しましたが、さいたま国際ほどアクセスに優れた大会はありません。発着点のさいたまスーパーアリーナは、JRさいたま新都心駅から徒歩5分。さっと行ってさっと帰れるストレスの少ない大会なのです。
 13日と14日も、さいたま国際をリポートします。お楽しみに。
  
 写真=8キロ過ぎの駒場運動公園前を通過するランナー

2017年10月 2日 (月)

今季の締めくくり

Img_23392

 本日も1日に開催された第42回札幌マラソン(報知新聞社など主催)をリポートします。
 冬の訪れが早い北海道のランナーにとって、札幌マラソンは今季を締めくくる大会といわれています。秋から冬にかけ、本州に「遠征」する方もいますが、ほとんどの方は体育館やスポーツジムで運動を続けて雪が消える春に備えるようです。
 会場では「締めの大会だから記録を狙う」「しばらくレースがないので思いっ切り走る」といった声を耳にしました。そのせいか、ハーフと10キロの部に出場した人たちは真剣そのもの。ハーフの号砲が鳴った午前9時30分の気温は18度だったものの、汗だくでゴールするランナーが目立ちました。
 男子ハーフ10・20歳代は毎年、箱根駅伝を目指す大学生がトップ争いを展開。今年も1位が湊谷春紀(東海大)=1時間4分55秒=、2位が湯澤舜(東海大)=1時間5分1秒=、3位が山下一貴(駒大)=1時間5分3秒=と、「箱根軍団」がガチ走りを披露しました。
 トップ選手も市民ランナーも、本気度が高いのが大会の魅力となってます。
  
 写真=豊平川沿いを走る10キロの部のランナー

2017年10月 1日 (日)

秋晴れの札幌マラソン

Img_2312

 第42回札幌マラソン(報知新聞社など主催)が1日、秋晴れの札幌市で開催され、ハーフと10キロの部にエントリーした約11500人がゴールを目指しました。
 メイン種目のハーフのコースは真駒内公園に隣接する五輪通をスタートし、駅前通や大通公園などの繁華街を巡り、後半は豊平川のサイクリングロードを走って真駒内セキスイハイムスタジアムでフィニッシュ。同スタジアムは1972年の札幌五輪の開会式とスピードスケート競技が行われたメモリアルの地。50代以上の方なら、笠谷、金野、青地の日の丸飛行体がスキージャンプ70メートル級(現在のノーマルヒル)で表彰台を独占した快挙、「札幌の恋人」と呼ばれて人気者になったフィギュアスケートの銅メダリストのジャネット・リン(米国)など、当時の盛り上がりぶりを思い出すかもしれません。
 その五輪の4年後に始まった札幌マラソン。半世紀近い年月を重ね、北日本最大級のハーフマラソンとして親しまれてします。当ブログでは2日と3日も大会の様子をリポートします。
  
 写真=スタート直後、1キロ地点を通過した10キロの部のランナー

2017年8月29日 (火)

この夏 ナイスラン

Img_1786

 「この道、この夏。」。北海道マラソンのホームページを開くと、印象的なキャッチフレーズが目につきます。上の写真は、北海道庁赤れんが庁舎を背に「この道」のゴール・大通公園まで残り数百メートルに迫ったランナーたち。笑顔の人、口をあけて苦しそうな人も「この夏」のフィナーレを迎えます。27日の大会で、完走した皆さんのコメントを紹介します。
 「毎年、ここに合わせて調整する。週末に必ず30キロのペース走をして道マラベストを出せた」=札幌市の男性(44)、2時間49分55秒
 「まっすぐな新川通は快感。北大ではサングラスをあげて、沿道の人たちの応援にこたえました」=東京都の女性(46)、3時間19分16秒
 「札幌の広い通り、応援、レース後のおいしいビールと料理。ここが大好きで4回目の参加です」=神戸市の男性(52)、3時間55分51秒
 「新川通では3回、もうダメと思った。沿道の方にスイカとコーラをもらって元気を取り戻せた」=小樽市の女性(57)、4時間14分19秒
 お疲れさま、ナイスラン。4人とも、いい顔でした。

2017年8月28日 (月)

かぶり水 フラフラ新川通

Img_1423

 北海道マラソンは、日本で唯一の真夏のフルマラソンです。27日に行われた第31回大会の午前9時の気候は、曇りで気温24.8度、湿度47%とさわやかな感じでしたが、10時ごろから晴れ間が広がってくると一変。ランナーの多くが新川通に入ると強烈な日差しが降り注ぎ、気温は28度以上になったようです。
 上の写真は中間地点付近の給水所。紙コップを手に取って頭からバシャっと水をかぶるランナーが多く、路面は水びたし。体力を消耗し、目がうつろな状態の人も出てきます。まさに、「道マラ」ならではの光景が始まるところなのです。
 「新川通では後頭部が熱くてフラフラ」「最後の北大ではヨレヨレだった」「何度もやめようと思った」。ゴール地点では、力を振り絞ったコメントを聞きました。今年のフルは1万5687人が出場し、完走率は80.8%でした。

2017年8月27日 (日)

道マラ号砲 東京に続く道

Img_1297

 北海道マラソンが27日に行われ、フルとファンラン(11.5キロ)の部にエントリーした約2万人のランナーが札幌市内を駆け抜けました。
 今回と来年の次回は、2020年・東京五輪の日本代表選手選考競技会「マラソングランドチャンピオンシップシリーズ」と位置づけられ、トップ選手にとっては勝負の場。3年後の大一番に向け、ピーンと張りつめた緊張感がありました。
 一般ランナーにとっても夏のフルマラソンで制限時間も5時間ですから、かなりハードな大会です。上の写真はスタート直後、中島公園前で撮ったものですが、皆さんの表情は真剣そのもの。これが「道マラ」なんですね。
 さて、今年はどんなドラマが待っているのか。きょうから3日間、大会をリポートします。

2017年8月19日 (土)

仲間と過ごす大切な場所

20170819_sbsh02901

 北海道を縦断する「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は19日、最終ステージ(浜頓別ー宗谷岬60.7キロ)が行われ、2週間の全行程を終了しました。宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」に出場したランナーが走歩した距離は1097.3キロ。北の大地の風景、食、人を見て聞いて感じた「走り旅」でした。
 「アルティ」の中村磨美さん(60)=神奈川・横浜市=は11回目の完走。「今回は最初だけ暑く、ほかの日は涼しかった。雨も1~2日ほどで天候に恵まれました」と元気いっぱい。甘い物に目がなく、滝川と士別、猿払でソフトクリームを、風連町の道の駅「もち米の里☆なよろ」では大福を食べられ大満足だったそうです。
 レースを終えた一行は宗谷岬近くの施設で打ち上げ。旅の思い出をさかなに盛り上がりましたが、明日20日にはそれぞれ帰郷。中村さんは帰宅後、休む間もなく福祉関係の職場の夜勤に入ります。「明日からは日常生活が始まります。来年もトランス・エゾに出たいから、1年間しっかり働きますよ。ここは仲間と一緒に過ごせる大切な場所。戻ってこないとね」と力を込めました。
 写真=オホーツクラインの9キロ続く直線に立った参加者たち

2017年8月15日 (火)

北の大地ど真ん中

20170815_sbsh010511

 「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)の一行は、日本最北端の宗谷岬を目指して北上中です。15日は第10ステージが行われ、コースは北海道のほぼ中心部に位置する新得から標高644メートルの狩勝峠を上って下って富良野に至る79.8キロ。昨年同様、雨まじりの天候でした。
 さて、宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」の部に出場する選手の走行距離は1096・8キロ。1日80~90キロ前後の距離を2週間続けて走りますが、出場者はどんなトレーニングを積んでくるのでしょうか。
 選手全員がフルマラソン、ウルトラ100キロの経験者で、その多くが250キロのさくら道や萩往還なども完走しています。ただ、トランス・エゾは行程内の荷物を背負って走るステージレースのため、重さ対策が必要です。オーソドックスな練習方法は本番より2キロ重い5キロ前後のリュックを背負って走り、背中の負荷に体を慣らしていくこととされています。
 さらに2週間も続く大会ですから、脚の負担を最小限にするため本番のスピードは1キロ8~10分にペースダウン。大会呼び掛け人の御園生維生(みそのう・ゆきお)さんは、1096・8キロを時間内に完走できるタイプは「内臓が丈夫で自己防御に優れた方。暑さや雨、体調不良などのトラブルに冷静に対応できる方」と話してました。
 満足感や達成感を手にするには、やはり相当なトレーニングと準備が欠かせないようです。
 写真=富良野市の老節布(ろうせっぷ)。山に囲まれた美しい小盆地

2017年8月13日 (日)

宗谷岬へ北上

20170813_1011571

 「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は13日、襟裳岬で折り返し、宗谷岬を目指す後半戦に入りました。前日の12日には「toえりも」(宗谷岬―襟裳岬 541.2キロ)を終えた3人と、翌13日からの「toそうや」(襟裳岬―宗谷岬 556.1キロ)に出場する9人、16日までのステージに参加する1人の計13人の歓送迎会が行われ、皆さん、楽しい時間を過ごしました。
 13日の第8ステージは襟裳岬から忠類までの82.1キロ。この日から参加した井上昇三さん(74)=横浜市=は「今回で17~18回目かな」という大ベテランです。若いころは登山に打ち込み、そのトレーニングとしてマラソンを始めました。50代になってトランス・エゾのことを知り、その日の目的地と宿泊施設、ルートを告げられてからは全て自己責任で走破していくスタイルに感心したそうです。
 元々、北海道好きの井上さんは毎年、北の大地を走ってその魅力をかみしめます。「ここでは海と山、平らな内陸部と、本州にはない景色を楽しめる。一か所だけでは北海道の良さは分からないけど、この大会に出ると全体像が見えてくる。大地の素晴らしさを体で感じられることがうれしいね」と、しみじみと語ってくれました。
 写真=広尾町の国道336号(通称・黄金道路)沿いにあるフンベの滝で記念撮影。昔、この周辺で鯨が打ちあげられたことから、「フンベ」はアイヌ語で「鯨の獲れる浜」という意味とか

見出し、記事、写真の無断転載を禁じます。Copyright © The Hochi Shimbun.