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大会レポート

2018年3月12日 (月)

女の意地 涙の自己ベスト

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 本日も11日に開催された名古屋ウィメンズマラソンをリポートします。7回目の今回は過去最多の2万1915人が出場。女性をもてなす運営面がクローズアップされがちですが、力を振り絞ったランナーもたくさんいました。ベストタイムをマークした人を紹介します。
 川村綾(27=3時間7分25秒、北海道)「右足のすねの故障で、この1か月で追い込み練習。(室内トラックの)ツドームやスポーツジムのトレッドミルで走り込みました」
 佐藤康子(42=3時間18分2秒、千葉県)「大田原と別府大分は不調。大好きな名古屋で結果を出したかった。10キロ、5キロのペース走など、きっちり練習ができました」
 東千春(39=3時間37分11秒、愛知県)「去年は歩いてゴール。今年は食事制限で5キロ減量し、腹筋を鍛えて体幹で走る練習に取り組んだ。歩かず走り切れてよかった」
 塚本三直恵(39=4時間49分50秒、千葉県)「昨年の東北・みやぎ復興マラソンで出会った人に名古屋のことを聞いて申し込み。今日は震災発生日、縁をかみしめて走った」
 梅津美津子(50=4時間51分4秒、埼玉県)「12回目のフルで初めて5時間を切れた。50歳を過ぎたけど、あきらめないでよかった。1週間前からずっと緊張してました」
 皆さん、感激して涙でウルウル。お疲れ様、ナイスランでした。(敬称略、記録はネットタイム)
 
 写真=17キロ地点を通過するランナー

2018年3月11日 (日)

女の迫力2万2000人

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 名古屋ウィメンズマラソン2018が11日に開催され、快晴の名古屋市内をカラフルなウェアの女性ランナーたちが駆け抜けました。
 今回の定員は2000人増の2万2000人。女性ランナーに埋め尽くされた道路の光景は「すごい」の一言。当ページの管理人・桃井光一は3年連続の取材ですが、世界最大の女子マラソンの迫力に今回も圧倒されました。
 女性はなぜ、名古屋ウィメンズを目指すのか。関西から5年連続出場のTSさんによると「女性ばかりだから給水で男性に押されることがない。女性はイーブンで走り続ける人が多く、自分に合った集団を見つけやすくて記録も出やすい。ただ、後半に落ちてきた男性を抜いていく楽しみがないのが残念やなあ。ティファニー? うれしいおまけですねん」とのこと。
 給水テーブルにはティッシュが、トイレには芳香剤が置かれるなど、女性の大会ならではの配慮が好評です。明日も名古屋リポートをお届けします。
 
 写真=約2キロ地点を通過するランナー。まだ元気いっぱい

2018年3月 6日 (火)

立川シティ 「山の神」登場

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 本日も4日に開催された立川シティハーフマラソン2018をリポートします。ふだんは立ち入ることもできない陸上自衛隊立川駐屯地の滑走路を走れる非日常感、箱根駅伝予選会とほぼ同じコースを併催の日本学生ハーフマラソン選手権に出場したトップ選手と一緒に走る醍醐味が魅力の大会です。
 さらに、大会には応援パフォーマーたちが集結。慶大応援団と創価大チアリーダー「パンサーズ」、キャンディーズのコピーバンド「ハニキャン」、立川市吹奏楽団、和太鼓の「趣」らがコース上やイベントステージで応援と演奏、ダンスなどを披露しました。
 今回、レース後のステージで最も注目されたのは元箱根駅伝ランナーによるトークショー。駒大時代に4年連続出場の西田隆維さん(40)、東洋大で4年連続5区を走った「山の神」柏原竜二さん(28)、順大で3回出場後に壽屋(コトブキヤ)陸上部所属の実業団選手になった稲田翔威(23)が箱根トークを展開しました。昨年、引退後にアメリカンフットボールチーム「富士通フロンティアーズ」のマネジャーとなった柏原さんは「体調が悪かった3年の時、酒井監督から『お前と心中するから頑張れ』と言われ、やる気になりました」と秘話を明かしてます。
 なお、明日7日発売のスポーツ報知(東京本社版)に大会の様子を掲載します。お楽しみ下さい。

 写真=トークショーに出演した(左から)稲田翔威、柏原竜二さん、西田隆維さん

2018年3月 5日 (月)

立川シティ 「箱根」体感

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 立川シティハーフマラソン2018が4日、立川市で開催され、ハーフと3キロ、親子ペア(約1.4キロ)に計8224人が出場しました。
 スタート地点は陸上自衛隊立川駐屯地の滑走路で、立川市街、国営昭和記念公園内を走るコースは箱根駅伝予選会とほぼ同じ。しかも、併催で同時スタートの日本学生ハーフマラソン選手権には、全国の大学生1018人が出場。箱根駅伝の常連校も集結し、「箱根」を間近で体感できる大会なのです。
 トップクラスの大学生を見た一般ランナーからは「走りが速くて軽い」「足が細いのに蹴り上げる力がバネみたいに強かった」「今年の学生はダンゴ状態で走ってた。実力差がなく全体的に層が厚い感じ」「足の回転が速い。ストライドの長さは僕の1.5倍はありそう」といった感想を聞きました。
 ちなみに日本学生ハーフの上位は、1位・梶谷瑠哉(青学大、1時間3分20秒)、2位・伊勢翔吾(駒大、1時間3分31秒)、3位・西田壮志(東海大、1時間3分36秒)。来年の箱根の主力候補が、しっかり実力を披露してくれました。
  
 写真=立川駐屯地の滑走路を飛ばす学生のトップ集団

2018年2月28日 (水)

東京 初出場ガチ走り

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 25日から続けてきた東京マラソンのリポートは本日28日が最終日。12回目のエントリーで初めて当選し、3時間8分10秒のシーズンベスト記録で駆け抜けた西澤泉さん(57)=横浜市=の完走記を掲載します。
 
 2007年の第1回大会の抽選倍率は3.1倍。外れたけど「そのうち出られるだろう」と軽く考えていました。ところが毎年応募しても全く当たらない。何度も出場している走友もいるのに自分だけ何で? 抽選11連敗で半ばあきらめかけていたところ、12回目にしてようやく当選通知が届き、うれしい初出場となりました。
 さて、どのように走ろうか? ふだんは見られない都心の景色を眺めながらのファンランとも思いましたが、結局ガチで走ることにしました。それが自分のレーススタイル。ベストを尽くすことが、初出場させてくれた東京マラソンに対する礼儀でしょう。今季は、つくば、湘南とも3時間10分を切れなかったので、目標タイムは3時間一ケタに設定。モットーとする「感謝と笑顔」も忘れずレースに臨むことにしました。
 最初の5キロはオーバーペースに注意するつもりでしたが、下り坂に加えて途切れることのない沿道の応援が熱い。分かっていてもペースは上がってしまいます。後半につけがくることが心配だけど、お祭り気分で行ってしまおう!
 神楽坂下、神保町、神田から日本橋、浅草、門仲へと、車道側から見る景色は新鮮。都心を走れるワクワク感もあって、どんどん距離が進んでいきます。快調快調。隅田川にかかる蔵前橋の上ではトップ集団とすれ違い。速い! 設楽悠太選手も頑張って食らいついています。世界レベルのスピードを肌で感じられるのも東京マラソンの魅力ですね。
 高揚感に包まれて走りながら「このペースで最後までいけちゃうかな」とも思いましたが、やはりマラソンは甘くない。2度目の日本橋を過ぎ、銀座、日比谷、芝と進むにつれて、疲労とダメージが脚に。でも、そこで頑張れるのが東京マラソン。初当選のうれしさと沿道の応援が疲れた体を後押し。所属する横浜緑走友会の仲間や家族、知り合い、ボランティアの人たちも大きな声援を送ってくれます。そしてコース両側をぎっしり埋め尽くした大観衆。これじゃあ、気を抜いて走るわけにはいきません。
 高輪で折り返した36キロ以降は本当にきつかった。それでも、抽選に外れ続けた12年間を思いながら「感謝と笑顔」で一歩一歩前へ。ラスト1キロの丸の内仲通りはゴールへの花道で、苦しいながらも「あと少しで終わりだなあ」と、まるでシドニー五輪の時のQちゃんのような気持ちになって3時間8分10秒でフィニッシュしました。
 初めて走った東京マラソンは長年待っただけの価値ある素晴らしいものでした。シーズンベストの目標も達成でき、とっても楽しい充実のレースだったけど、さて次に出られるのはいつだろう?
  
 写真=約39キロの御成門付近を通過する西澤さん(右側の車線、緑色のTシャツ姿)


 

2018年2月27日 (火)

東京 歯がゆい思い

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 今年の東京マラソンはビッグな記録が誕生しました。東洋大時代に箱根駅伝などで活躍した設楽悠太(26)=ホンダ=が2時間6分11秒で日本人トップの2位に入り、男子マラソンの日本記録(2時間6分16秒)を更新。2020年の東京五輪に向け、期待の星がついに現れました。
 トップ選手がしのぎを削る中、大手ホビーメーカー・壽屋(コトブキヤ)の稲田翔威(23)は2時間24分17秒でゴール。昨年の東京でマークした自己ベスト(2時間22分50秒)に及ばず、「去年は35キロまでもちこたえましたが、今年は30キロ過ぎから失速。その差ですね」と肩を落としてました。
 稲田は順大時代に箱根駅伝に3回出場し、2年前に壽屋に入社。早朝ジョギングとストレッチ後、夕方まで一般社員として働き、夜は皇居で走り込み。週末は強化練習に取り組んでレースに挑む、といった市民ランナーと同じような生活を始めてから2年が過ぎようとしています。
 目標の2時間20分を前にしての足踏み状態。稲田は悔しい気持ちを飲み込み、「練習を一から見直します。この日の結果をきっかけにして再スタートを切りたい」と前を向いてました。
 脚光を浴びる人、唇をかみしめる人。華やかで大きなステージには、ランナーごとのドラマがあるようです。
   
 写真=壽屋の社員に健闘をたたえられる稲田(前列右から2人目)

 

2018年2月26日 (月)

東京 幸せの時間

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 本日も25日に開催された東京マラソンをリポートします。
 今回の抽選倍率は約12倍。ゴール地点では「狭き門」を初めて突破し、完走を果たしたランナーたちの喜びの声があふれてました。
 松尾秀文(56=3時間7分32秒、茨城県)「10回ぐらい応募してやっと当たった。沿道の人の多さ、応援がすごくて感動した」
 米山里佳(50=3時間31分14秒、愛知県)「夫も初当選で私はベスト記録を出せた。道路が広くて走りやすく、楽しかったあ」
 河村成美(43=4時間4分47秒、東京都)「浅草の雷門とか名所がたくさんあってあきなかった。40代ベストも出せて大満足」
 竹泉志津子(56=4時間22分51秒、東京都)「深川周辺の下町情緒のある風景を楽しめた。コースが平坦で走りやすかった」
 松本由紀美(47=4時間23分3秒、愛媛県)「浅草やスカイツリーなどの観光名所、大きなビルの中を巡れて気持ちよかった」

 運良く「リピーター」になった人たちの声も紹介します。
 キム・ホンマン(41=2時間50分21秒、韓国)「3度目の参加。親切な人が多くて街も清潔、温くて走りやすい東京が好きです」
 井上武(56=2時間59分15秒、兵庫県)「一流選手と走れてうれしかった。前半が下りであとは平坦なので記録も狙いやすいね」
 石橋学(51=3時間24分47秒、神奈川県)「2年連続の出場。途中で設楽悠太の日本記録更新を知ってテンションが上がったよ」
 北川奈美(45=3時間56分40秒、広島県)「10年ぶりに当選。以前はなかったスカイツリーをしっかり眺められて楽しかった」
 (敬称略、記録はネットタイム)

 写真=中盤の清澄通りを通過するランナー

2018年2月25日 (日)

東京 人、人、人

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 東京マラソン2018が25日、スタートしました。午前9時5分に車いす、同10分にマラソンと10キロの部の号砲が鳴り、エントリーした約3万6000人のランナーが走り出しました。
 当ページの管理人・桃井光一は、約4キロ過ぎの市ケ谷駅前から取材開始。靖国通りはランナーで、沿道は応援する人でぎっしり埋まってます=写真=。まさに人、人、人。それが42.195キロ先のゴール地点・東京駅前の行幸通りまで続きますから、東京マラソンはレースをはるかに超えた「巨大イベント」と呼んでも過言ではないでしょう。
 11年前の第1回大会には私も出場。スタート前から冷たい雨が降り続く最悪のコンディションでしたが、コース上から増上寺、銀座、浅草雷門を見た時はワクワクして楽しい気分になりました。当時はフルマラソンを完走したと言うと「へぇ~」と驚かれたものですが、現在はフル完走者が周りにゴロゴロ。3倍ちょっとだった東京の抽選倍率も10倍以上となって、ランニングや大会に出ることがより身近なことになりました。
 本日25日から28日まで、12回目を迎えた大会をリポートします。お楽しみに。

2018年2月20日 (火)

青梅 イベント&グルメ

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 18日と19日に続き、本日も第52回青梅マラソン(報知新聞社主催)からのリポートです。
 青梅は30キロという種目、アップダウンの多いコースが注目されがちですが、エンターテインメント性にも優れ、応援に来た家族や友人も十分に楽しめます。
 前日の17日には青梅市総合体育館で東洋大陸上競技部・酒井俊幸監督(41)とスポーツコメンテーター・谷川真理さん(55)のスペシャルトークショー。大会当日の18日には10キロのスタート前に、シンガーソングハイカーの加賀谷はつみ(32)とタレント・福島和可菜(35)が青梅市役所前のステージでミニライブを行い、美しいハーモニーを響かせていました。
 青梅市役所駐車場では、今年も26団体が参加してグルメフェスティバルが開催。八戸せんべい汁やトウキョウX肉うどん、沖縄ソーキそばなどのご当地グルメが並び、午前11時前には10キロの部を走り終えたランナーたちがプチ打ち上げを始めてました。天気もよく、皆さん、気持ちよさそうにビールを飲んでました。
  
 写真=ノリのよい曲を披露した(左から)福島和可菜と加賀谷はつみ

2018年2月19日 (月)

青梅 それぞれの思い

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 本日も18日に開催された第52回青梅マラソン(報知新聞社主催)をリポートします。
 メインの30キロの部は起伏のあるタフなコース。フルマラソンに向けたトレーニングと位置づける人が今年も目立ちました。一方、奥多摩の山と川の景観、沿道の温かい応援を楽しむ方も多く、いろんな思いがこもった完走コメントを紹介します。
 中村利峰(42=2時間2分35秒)「沿道の応援が刺激になって走りやすかった。来月の佐倉は2時間55分を切りたい」
 大矢宏一(48=2時間8分2秒)「初参加。復路は下りが多くて気持ちよかった。板橋で2年ぶりのサブスリーが目標です」
 島田優子(53=2時間17分43秒)「誕生日に完走できてうれしい。名古屋に向け、厳しいコースでよい練習ができた」
 阿部孝治(58=2時間20分3秒)「10回目の参加。沿道の温かい応援、お祭りムードもあって疲れを感じなかった」
 山下若葉(52=2時間21分12秒)「コースでの混雑やストレスを感じさせない大会。運営面の良さが気に入ってます」
 小原朗嗣(57=2時間26分54秒)「青梅のベスト記録。単身赴任が終わり、練習時間を確保できるようになった」
 角ひとみ(59=2時間33分58秒)「去年より10分ぐらい遅くて悔しい。板橋はきっちりサブフォーで走りたい」
 鈴木真理(62=2時間37分52秒)「17~18回目の参加。山と川、青い空、木々を見ながら走れて幸せでした」
 堀江昌枝(69=2時間41分24秒)「この15年は毎年出てる。意欲向上のため、70歳代の部を作ってほしいな」
(敬称略、記録はネットタイム)

 写真=川井駅付近を通過する30キロの部のランナー

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