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2016年11月11日 (金)

ウルトラ命 2年連続お遍路さん

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 「ウルトラ命」第14回は、お遍路さんスタイルで2年連続、柴又100Kを完走した曽根文男さん(52)=東京都=。昨年はランニングシューズ着用で10時間56分12秒でしたが、今年は「挑戦したい」とシューズ代わりに足袋を履き12時間19分21秒で走り切りました。

 6月の柴又100Kを、お遍路さんで走るのは暑くて大変。昨年はつらくて歩いてしまい、今年は「エイド以外は立ち止まらない」ことを目標にした。さらに大きな達成感を得ようと、足袋姿の「完全お遍路」になって走ることにした。
 でも、これが予想以上にきつかった。コース上には砂利道が所々にあって、足裏が痛い。衝撃をまともに吸収してしまい、ふくらはぎにいつもと違う疲労を感じた。去年のタイムより1時間以上遅かったけど、自分にハンデをかけた分、喜びは大きかった。ゴールしたランナーに「去年も(お遍路さんで)いらっしゃいましたよね」「あなたのおかげで完走する勇気をもらえました」と声をかけられ、うれしかった。
 柴又100Kは、ウルトラへのきっかけを作ってくれた大会。所属するEERCの仲間が2013年の第1回大会に出場し、応援に行った。暗くなってヨレヨレになってゴールした仲間は輝いて見え、「僕も出たい」と率直に感動した。
 その後、同年9月の秩父札所めぐりウルトラマラソン(84キロ)に応募。4年に1度開催されるその大会が初ウルトラで、7時間52分36秒で完走できた。7、8月は300~400キロの走り込み。本番は42キロ地点を3時間半を切るペースで通過するほど突っ込んだものの、11位と好結果だった。ちなみに秩父札所めぐりの参加賞がお遍路さんの白衣。ふだんは着る機会のないものだから、柴又100Kでしっかり着用させてもらった。
 翌14年4月には、チャレンジ富士五湖100キロに出場。当時、EERCのメンバーが座骨神経痛を患っていて、「修験の行」と称して富士山に友の回復を祈願しながら走った。「9時間30分を切れれば友は復活できる」と勝手な? 願も懸けた結果、9時間20分39秒で走れた。
 私にとってのランニングは遊びの延長。ただ、前にある苦しみが大きいほど、後からくる喜びも大きなものになる。苦しい時こそ、目標を立てて存分に楽しみたい。50代中盤を迎える今だから、記録以外のことに挑戦していくことで生活にハリが出てくると思う。
 ◆曽根 文男(そね・ふみお)1964年9月22日、静岡県生まれ。ベスト記録はフルが2時間57分16秒(2014年3月、板橋シティ)、100キロが9時間20分39秒(14年4月、チャレンジ富士五湖)。163センチ、53キロ。血液型O。
 写真=今年6月の柴又100Kでお遍路さんに仮装した曽根さん

 次回「ウルトラ命」は18日

コメント

曽根さんのランニングに向かう姿勢が素晴らしいです。
仲間でいられること光栄に思います。サークルの自慢のランナーです🏃🏻

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