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2017年7月 5日 (水)

日光100キロ完走記

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 第1回日光100キロウルトラマラソンが2日に開催され、100キロと62.195キロの部に計2267人が出場しました。
 いろは坂を上って下り、世界遺産の日光東照宮などを巡る100キロのコースは多くのランナーの注目の的。当ブログでは本日から3日間、「日光」にスポットを当てます。
 第1回は、八ヶ岳野辺山100キロウルトラマラソンの10回完走者に贈られる称号「デカフォレスト」を2015年にゲットした垣本耕一さん(58)=千葉県=の完走記を掲載します。

 早朝4時30分、新しい100キロの旅が始まった。主催者から「このコースはデカフォレストへの挑戦」と聞いたら完走するしかない! 28キロで標高1400メートルまでひたすら上る序盤は、日光杉並木、日光東照宮、いろは坂、中禅寺湖、日光二荒山神社など、自然と世界遺産の文化を堪能でき、辛さより楽しさで一気に駆け上がることができた。いろは坂の交通量を考えた厳しめの制限時間(33.7キロ=4時間45分)をクリアし、中禅寺湖の風に「なんて心地よく見どころ満載なレースなんだろう」とホッとした。
 上ってきた分、同じだけ坂を下り、再び日光東照宮へ。足へのダメージは大きかったけれど参道で多くの参拝客から声援をもらい元気に、神橋では結婚式に遭遇し幸せな気分になった。まさしくパワースポット。後半は鬼怒川温泉方面へ。鬼怒川を4回渡り、日光江戸村、東武ワールドスクエアのエイドでそれぞれの園内を垣間見ることができた。
 この大会の本当の厳しさは60キロあたりからかもしれない。日中のひどい蒸し暑さに加え、見どころはあるものの単調なコースを多くの信号ストップでペースを乱され何度も心が折れそうになる。この日は曇り空で直射日光を浴びなかったのがせめてものラッキー。最後はいつものように苦行を成し遂げた感で、12時間51分13秒でフィニッシュした。
 以下、大会で感じたことをいくつかあげておく。
 【良かったこと】
 ・前半の豊かな自然の中、文化に触れながらハードな坂を走破できた ・いたる所で市民の初々しい応援が力になった=レース
 ・エイドのソーメンとツリ予防サプリ ・コース中でのマッサージは助かった=運営
 【残念だったこと】
 ・日本有数の温泉地・鬼怒川温泉に活気が感じられず、温泉街としての応援感もなく後半の盛り上げポイントとしては?
 ・日光江戸村と東武ワールドスクウェアの軒を借りただけのエイド。娯楽施設らしさをもっと期待してたのに…
 【見直してほしいこと】
 ・後半の信号が多過ぎる。ペースがつかめず心身への負担が大きく満足度を下げる
 ・スタート時間が早いのに近くに宿屋も駐車場もなかったのは辛かった
 とはいえ第1回。いろんなことがあっても楽しめた。運営スタッフやボランティアの方のランナーへの配慮がものすごく伝わってきて、とても良い大会だと思った。(垣本 耕一)

 写真=所属する浦安ランナーズクラブの仲間と完走を祝う垣本さん(左端)

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