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2017年9月22日 (金)

隣のレジェンド 80歳「二刀流」

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 「隣のレジェンド」第4回は太田幸宏さん(79)=大阪・富田林市=。春から秋まではマラソン、冬はスキーに打ち込む「二刀流」です。

 雪深い兵庫・美方郡出身の太田さんは、かつてスキー場でパトロール員を務めていたバリバリのスキーヤー。今でもゲレンデに通っているが、50代後半の頃、「若い者についていくのがしんどい」と体力不足を痛感した。知人から「走る仲間がいるよ。一緒に走ってみないか」と誘われた。
 59歳でランニングライフがスタート。10キロ、ハーフとレースの距離が延びていった。60歳で迎えた初フルは4時間46分56秒(NAHA=那覇)でゴール。67歳でフルベストとなる4時間9分23秒(福知山)をマークした。これまで10キロに31回、ハーフに33回、フルに23回、ウルトラに6回出場し、リタイアしたことは1度もない「鉄人」だ。
 今季の勝負レースは11月の大阪。来月3日には大台の80歳となるが、「足腰は衰えを感じるけど、絶対、完走する」と意気込む。1人で行う25~26キロ走をしっかりこなし、土曜日早朝は所属する狭山池夕焼けランの練習会に参加。本番は後方から走り出すため、「スタート地点を通過するのに30分以上はかかりそう。第2関門(10.5キロ、11時5分)をクリアできれば、あとは楽にいける」とレースプランも固まった。
 狭山池夕焼けランでは最年長ながら「おーちゃん」と愛称で呼ばれる。
 「みんな私の年下だけど、やさしい仲間なんですよ。陸上競技が無知の私に親身になってアドバイスしてくれ、ありがたいね。そんな人たちが『太田さんが目標です』『太田さんの年まで頑張りたい。やめないで』と言ってくれる。これが一番の励みになってるなあ」
 12月の初滑り後は、4月までスキー三昧。故郷のハチ北高原スキー場をホームゲレンデに、八方尾根、栂池(つがいけ)高原、戸隠(以上、長野県)、八甲田山(青森)など、各地のスキー場を滑りまくる。
 「八方は雪質が最高。栂池と戸隠は宿の料理がうまいんだ。コブ斜面はあまり行かなくなったけど、スキーはやめられないね」。孫が5人もいる「おじいちゃん」は楽しそうに笑った。
 ◆太田 幸宏(おおた・ゆきひろ)1937年10月3日、兵庫・美方郡生まれ。155センチ、54キロ。血液型O。
 写真=狭山池夕焼けランの練習会で走り込む太田さん(中央、今年5月)

 次回「隣のレジェンド」は29日掲載

コメント

大阪勤務中に知り合った、気心のしれた先輩です。
本当に凄い人と思います。レースにチャレンジし、しかも完走できるのは平素の地道な鍛錬があってこそです。その意味でも頭が下がります。
 私は今山口県に住んでいますが、大阪に行くチャンスがある時は一献傾ける仲です。健康が一番です。頑張って下さい!

約50年前、仕事上のお付き合いが始まりで、今では太田さんの温厚なお人柄にほれ込み、お兄さんのように慕っております。
若い頃よりスポーツ万能選手で、いろんなチームの助っ人役をこなされていたのが思い出されます。
かく言う小生の二人の娘も六甲山上スキー場で太田さんに泊まり込みでご指南いただき立派に滑れるようにしていただき感謝いたしております。
確か50歳くらいの頃、バドミントンをされていてアキレス腱断裂の重傷を負われたのですが、その後、マラソンに果敢に挑戦されたという話をお聞きしたときには本当に驚いたものです。
最近では、スポーツにとどまらず農作業にも精を出されており立派な成果をあげられるのには本当に感心しています。
傘寿をお迎えになり、これからもますます健康に留意されご活躍されることをお祈り申し上げます。

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