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2018年4月 2日 (月)

高岡寿成 マラソンの極意

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 男子マラソンの前日本記録保持者の高岡寿成・カネボウ化粧品陸上競技部監督(47)が、現役時代の練習方法を披露しました。先月24日、大阪市内で「トレーニング&コンディショニング シンポジウムin大阪 ~高機能食品がスポーツパフォーマンスを支える~」(報知新聞社後援)が行われ、講演の中で42.195キロを走り抜く極意が明かされました。
 2月の東京マラソンで設楽悠太(26、ホンダ)に更新されるまで、日本記録(2時間6分16秒)を16年間も保持していた高岡監督。講演の内容は2004年アテネ五輪の代表選考会となった03年12月の福岡国際マラソンに向けた練習が中心で、①40キロ走②走行距離③大会の利用④スピード⑤1キロ3分ペースの維持の5項目を熱く語ってくれました。
 40キロ走は8月から11月まで9回実施され、1キロ3分30秒ペースで走って2時間20分で終えることがベース。「最初は40キロという距離に慣れてないから辛い。回数を重ねて楽になり力がついてきたことを実感しました」。最後の9回目には30~35キロのラップが14分24秒まで上がり、「終盤にレースが動くことを想定してペースを変化。速い動きに足が耐えられるかを確認しました」。
 走行距離は「故障のリスク」を考慮し、多くて月間1000キロ前後。トラックの1万メートルや駅伝、ハーフマラソンなどの大会に積極的に出場し、その目的は「マラソンの基本ペースとなる『1キロ3分』を余裕をもって走るには、それ以上のスピードが必要。大会をスピード練習に充て『1キロ3分』の脚力を維持すること」だったそうです。
 このシンポジウムにはシドニー五輪女子マラソンで7位に入賞した山口衛里・環太平洋大女子駅伝チーム監督(45)も出席。明日の当ブログでは、大会前に彼女が取り組んでいた「6時間走」などを紹介します。

 写真=司会者の質問に答える高岡監督

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