川口」オート決勝戦
川口オートは9日が決勝戦。では、決勝戦の展望を。降水確率が微妙だが、雨量があまり多くなさそうで、川口は比較的、乾きも早いから、良予想で。
12R 0、20、30メートルのハンデ戦。0ハンは準決勝9Rで3連単34万円車券を演出した関口照明。準決勝は真骨頂のインを抑える渋滞レースで勝った関口だが、さすがに10メートル線不在、20メートル線の先行車に一気に並ばれる展開だけに、準決勝の再現を願うのは、展開的にもやや厳しいか。
そうなると、20メートル線の先行車が有利なのだが、これが微妙。枠なりで内の山本道夫、岩永清文、柴田健治で出るのが自然だが、時折、強烈なスタートもある柴田からカマす展開も。この20メートル線の中で最もVチャンスなのが柴田なのだが、内のインきつい岩永を残すと、今度は一気に展開がきつくなる。柴田のスタートは重要だ。
20メートル線がスタート面で不安を抱える、そうなると30メートル線のハンデチャンスの内枠勢に目がいく。岩見貴史、早船歩だ。30メートルまで角度があれば、岩見から出そう。速攻タイプの岩見が仕掛けて前へ前へと進んでいくと、同ハンからマークするように早船、佐藤裕二、岩科鮮太で続いてのV争いとなりそう。動きの良さでは岩科だが、8番手発進ほぼ確定。同ハンは速攻型ばかり。仮に一車ずつ抜いていっても、下がってくる軽ハンをもさばきながらの競走。速攻力という点ではやや乏しい岩科には、展開があまり向かないと思う。
勝つのは岩見か早船。位置では岩見だし、直近の動きでは早船。甲乙つけがたいので、変則的だが、岩見と早船を1着に岩科の2、3着で。押さえに岩見、早船から佐藤、柴田。
(雨なら、柴田の逃げに岩見、岩科が追う。配当はつかないかもしれないが、飯塚勢のボックス)
狙い目コーナーへ行く前に少し反省文を。8日の準決勝9R、関口照明の1着は、前日予想の限界を見た思いだった。直近の川口G1「開設記念」での関口は、動きも気配もひと息だっただけに、前日予想では軽視してしまったが、準決勝の試走気配をみて驚いた。前の吉田幸司のタイムが良かったが、関口も負けずに3、4コーナーから直線にかけて実に力強い。試走タイムは吉田の3秒34(百メートル)に対し、関口は3秒42。
確かに吉田の3秒34も速い試走なのだが、それ以上に関口の3秒42は日頃の関口の試走を知っていれば、十分に好気配だと感じた。そう思ってレースを待てば、何と吉田はスタートから同ハン西村昭紀に突っ張られるし、関口はインからインでもグイグイ逃げていくし。関口がすべて、このレースを支配して、最後まで強い内容で押し切った。スピ-ドレースで分が悪いベテランでも、気配一変で仕上がりが良くなれば、準決勝レベルのレースでも通用するのだ、ということまでは前日には書ききれない。だから、つねに正解という名の的中車券を求めるオートレースが面白いのだとも言える。
終わった後に言うな、っていわれるかもしれないが、やはり自分にとっても、思わぬ結果が出た時は、自分の中にある古い常識を更新しないと、次に対応できないと思っている。だからといって、あの超万車券が前日には指摘できないし、気配がいいからといって買えたかどうかは、正直疑問だが、オートの穴は時として常識の範囲外にある。そして、それはまったく予想のつかないものもあるが、今回のように、古い常識を捨てれば的中へ近づくレースもある。準決勝だから、ハンデ位置がきついから、前日の時点での関口の評価は自分でも間違ったとは思わないが、あの関口の試走気配を肌で感じて、もしかして好走するケースもあるかもしれない、と思って買った方はすばらしいと思う。自分は試走の気配変化までは理解できても、とても、買えませんでした。
オートの常識は常に更新した上で、穴が出るケースに対応できるアンテナは常に張り巡らしておかないと、と思ったのが、関口1着から得た教訓です。



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