オートレーサー永井秀樹選手の殉職に思うこと
9月27日の飯塚オート7Rで落車事故に巻き込まれ、伊勢崎の25期生、永井秀樹選手が殉職した。謹んで永井秀樹選手のご冥福をお祈りします。
この件で木村自身が思うことを簡単に記したいと思います。
2004年の4月開催から、現行のタイヤが導入されました。そのときの公式ホームページでのリリースは以下の通りです。
http://autorace.jp/old_site/info/information/40325-taiya.html
競走タイムのアップによる苛烈なタイヤに対する負担を軽減するために、現行のタイヤは導入されています。タイムを落とすために硬度を上げた結果、グリップ感は弱まるけど、その分、タイヤが使用できるレース数が増えたというのが、導入時の売りだったと記憶しています(これは、木村個人の間違った思い込みかもしれないので、もし違っていたら、教えてください。すぐに訂正します)。
だが、この新タイヤ導入に対し、ファンも選手も徐々に不満がくすぶってきたように思えてならないです。当たり外れの多いタイヤ。いいものはすごくいいが、ダメなモノはまったく使えない。それが1本7000円もするオートレースタイヤの現実。当たりを持っている選手はいいけど、ロッカー取材でも現実に何ロットも買ってもあたりがないとなげく選手の声を聞くたび、タイヤで大きくレーサーの成績に格差が出すぎではないか、というのが選手もファンも共通した現行タイヤの認識だと思います。
不幸にも今回の永井秀樹選手が巻き込まれた落車事故は前走者の1周2コーナーで大きくスリップしたことにより、乗り上げる形から大量落車に至り、最悪な事故になってしまいました。タイヤに事故原因をすべて押し付けるのは無理があるのはわかっていますが、多くのファンがこのタイヤのせいで事故が起こったのではないか、と思う状況は、看過できないことだと思います。
自身でデータをとっているわけでないので、印象で申し訳ないですが、明らかに2004年4月以降の方が特に直線や立ち上がりといったスピードがMAXになっていくところで滑っている気がして仕方ないです。それはセア導入でパワーダウンし、新型の減音マフラーでさらにパワーが落ち、それでも速く走ろうと努力するレーサーたちが、限界までスピードを上げるため、タイヤの限界を超えてすべりが頻発しているのではないか、と推測するのが、最も一般的な考えだと思われます。
旧型タイヤに戻した方がという声もありますが、グリップ感は増すけど、スピードはさらに上がるだけに、それが抜本的な事故防止につながる特効薬とは思えません。
高速での接近戦。距離ハンデで後方から強い選手が前を抜いていく、もしくは前の選手が後続にやられまいと頑張る。その選手同士のせめぎあいがオートレースの醍醐味。ここは、近況の勝つためのスピード絶対主義から脱却するべく、まずは競走タイムをもっとダウンする仕様(これはタイヤでタイムを落とすのではなく、違った方法が望ましいように思います。となると、具体的にはマシンの排気量減少がいいのでしょうか。600シーシーの一級車にこだわる必要がないように思います)で上がり百メートル3秒50、いや、3秒60でも十分、迫力はあるし、オートレースはスピードを誇るべきマシンスポ-ツからはむしろ脱却し、さばき中心の見ごたえあるレースだという方向にもっていくというガイドラインが必要なのではないでしょうか。
公営競技で殉職者の出たときのやるせなさ、割り切れなさはファンも関係者も同じだと思います。なぜ起こった。なんとかならなかったのか。起こるたびに悲しい思いをします。事故の再発防止に、オートレースに携わる人々がアクションをおこした際には、このブログで記していきたいと思います。
この文の最後になりますが、志半ばで殉職した永井秀樹選手に哀悼の意を表します。
29日に終了した川口オート。時折、小雨がパラついたが、決勝戦は良走路で行われ、山際真介が優勝。黒岩明が2着し、26期のワンツーだった。

先日の事故から悼まれない気持ちでいっぱいです。
また、残された御家族を思うと胸が締め付けられる思いです。
事故の原因が何だったのか?いろいろな物事が折り重なってたどり着いた結果で原因は1つではないのでしょう。ただ素人なりにタイヤに関しては前々から疑問を抱いていました。
勝敗がタイヤによってかなり左右されるのはおかしいんじゃないかと。
勝てば『タイヤが良かった』負ければ『タイヤが失敗だった』それってどうやって予想すればいいの?
レース以前の問題です。
一時はオートレースなんて展開だ何だって考えて予想しても意味ないななんて思ったりもしました。
09だ13だと言われても素人の僕らにはわかりません。評判がいいタイヤと言われても僕らが評判を聞いているわけじゃないし、選手でもないのでどの程度良さそうなのか検討もつかない。そこまで予想するのがオートレースなんでしょうか?
だとしたら悲しいけど公営ギャンブルとしてのオートレースが衰退していくのはしょうがないなと思います。
最近は場へ行くのも優勝戦の日が多いです。優勝戦はみんな勝負タイヤでタイヤに関しては変な心配が少ないですし。。。
ここまでが公営ギャンブルとして僕ら車券を買う側の僕の気持ちです。
オートレース競技として、事故に至らずともタイヤの滑りによっておきた反則は何件おこっているのでしょうか?
また、タイヤが公平に配られていないと聞きます。いくらエンジンを仕上げてもタイヤがダメだとレースにならないとも聞きます。レースで良い着順をとるのはタイヤ次第。そして良いタイヤが回ってくるかこないか運次第。(そんな中で成績をだそうと試行錯誤頑張っている選手はエライ!)そんな競技ってどうなんでしょうか?プロ野球で『バッティングはバット次第、飛ぶバットがあたればHR率があがります』なんて事がありえるでしょうか。かなり大袈裟ですが、選手としてかなりふにおちない場面も今まで何度もあったのではないでしょうか。
などなど、熱くなってかなり長くなってしまいましたが、タイヤに関しては以前からかなりの違和感を感じてまして(-_-;)
それもこれもオートレースが大好きだから思う事です!!
ここまできたら最後にもう1つ。今回の事故について荒尾選手のブログに心ないメッセージが送られたそうです。オートレーサーは博打の駒だとかなんだとか。100人いれば100通りの考え方があってその考えを主張する権利があるし、その人にとってはその考えが正しいんだろし、そうゆう考え方があってもいいと思う。その人の意思・思考はその人の物だから。
禅の心です。。
ただ僕は『オートレーサーはプロとしてオートレースとゆう競技を戦っている。その競技に主催者がオッズをつけてファンは競技を観戦しつつ、お金を賭けて博打としても遊べる。』とゆうスタンスが健全な在り方だと思います。
話がそれてしまいましたが、なによりも永井秀樹選手の殉死を無駄にせず、現場で走っている選手とJKAが一体となって更なるオートレースの発展を願います。
素人の勝手な解釈・講釈失礼しましたm(__)m
心から永井秀樹選手のご冥福をお祈り申し上げます。
投稿: オート部・部長 | 2009年9月30日 (水) 00:10
こんばんは。自分も600ccに拘ることは無いと思いますね。2級車とはエンジンブロックは共通との事ですから比較的に換装は容易かと思われます。以前東小野選手のブログに「ダンロップ側はマニュアル通りに作っていて何故そんなにバラつきが出るのか判らない」旨の話が出たという記事があったと記憶しています。防具やタイヤで試行錯誤しているより、エンジンをスケールダウンしてパワーセーブするのが早道だと思うのですが・・
投稿: 移民の歌丸 | 2009年9月30日 (水) 01:33
選手情報などの、新しい情報をいつもお伝え下さりありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
永井秀樹選手の事故による殉職、非常に残念に感じています。今後このようなことが怒らないように対策していくこと大切ですね。
飯塚中村選手はじめ、レース中の事故で命を落とされた方、過去にも何度かありました。オートレースに限らす、競艇・競輪・F1等のカーレース等での事故ももちろんありました。不慮の事故がないよう、選手の選考試験、養成期間、日々の練習等で鍛え手いることも確かです。また、命を掛けている仕事であるため、他の職業に比べ高収入であります。だからといって、レース中に1つしかない命を落としてはいけません。
以前、伊藤信夫選手が落車し、入院中のブログのコメントでもありましたが、夏場のタイヤの滑りは異常です。(信夫選手のブログがその後閉鎖されたこと非常に残念です。)やっぱり、このタイヤでは、危険ですし、滑りを気にしたレースで魅力に欠けます。それに加えて、当たり外れがあるので、改善しなければならないと思います。
タイヤを改善することが第一に大切な気がします。昔のタイヤに戻せるならまだ今よりましになると思います。
エンジンの排気量を500㏄あたりに下げる(2級車並み)のも1つの方法で良いと思います。でもコース取りが、2級車のようなコースを走るレース形態も少し寂しい感じがします。
360度クランクの導入も1つの手だと思います。また、最近消音マフラーになりましたが、パワーダウンするマフラーの導入も1つの手です。
上記は、難しい改良でないと思いますが・・どうでしょう。
理想は、タイヤをダンロップだけに頼らず、ブリジストンなど他メーカーの参入による競争原理。タイヤだけでなく、エンジンもスズキに統一ではなく、ヤマハ等の参入等で、改良していくことも面白いと思います。そのためには、CM・イベント、展示など広報活動でスポンサーを大きく取り上げ、宣伝していくことで、どうかなーと思います。(景気が悪いので無理ですかねー。)
とりあえず、滑り対策に力を入れ、よりレースが楽しめる魅力あるオートレースにしてほしいと希望します。
投稿: トモ | 2009年9月30日 (水) 21:47