山陽オートG2「若獅子杯」準決勝戦
山陽オートのG2「若獅子杯」は24日が準決勝戦。主力陣は順当にセミファイナルへと駒を進めた感じだ。では、準決勝戦の展望を。
9R 3日間、いいところなしの荒尾聡の取捨がカギだ。スタートは出ない、追い上げも不発、でも試走タイムだけは出るというちぐはぐな印象がある3日間。実際、エンジンの気配はかなり悪い。以前、とあるグレードレースで試走3秒29をマークした荒尾がレースで負けたとき、「試走からドドド(不正振動)が出ていた」という話を横で聞いていた永井大介が「あの試走タイムでドドド出てんの? 聡、すごいなあ」と言っていたのを思い出す。荒尾のライディングテクニックで試走タイムだけ出ている可能性が高いから、今節の動きの悪さを考えても抜けた一番時計でも出ない限り試走タイムは鵜呑みにできそうに無い。準決勝だけにここ一番の強さは際立っている荒尾だから、軽視はできないが、次にSG「日本選手権」が迫っていることを考えれば、言い方は悪いかもしれないが、荒尾の実力からしたら、今後、また取れる可能性も高い山陽G2の準決勝程度で無理して合わせてくるのか、と思ってしまう。だから機力が激変する可能性は低いと見て、荒尾を押さえにまわして、違う選手を狙ってみたい。ただ、荒尾からいかないとしても、その選択肢は多い。0ハン竹中修二、10メートル線では加賀谷建明、平田雅崇、佐藤貴也とこれだけ魅力的な選手が多いと目移りする。ただ、加賀谷は機力は合っているし、ハンデ位置もいいが、やはり累積フライングも多いだけに、ここ一番で絶対トップスタートといいづらい。佐藤、平田も位置的にはハンデチャンスも、今回はさほど機力はよく見えない。ということで、消去法で残った竹中からいきたい。若獅子杯では最も年長の26期生。競艇の新鋭王座決定戦などでも感じることだが、ここ一番の準決勝や決勝はやはり最年長期は無視できないし、実際、結果を出しているケースも多い。竹中は試走であまり大きく走らないので、タイムはさほど出ないが、その分、レースでの試走と本走の差が少ないタイプ。とにかくレース足が抜群で、スタートで叩かれなければ、ナカから内を使って抜きづらいコースを走るから、後続も一気にまくり以外に抜くチャンスがないタイプ。加えてメンバーで26期は竹中だけ。自分より後輩相手にハンデが前から走って、はい、どうぞと抜かれるわけにはいかないだろう。竹中の気持ちを読めば、ここは気合のスタートから6周回逃げ切る方にかけてみたい。竹中から加賀谷、佐藤、平田、荒尾、人見剛志へ。
10R 上がりタイムが日に日にあがっているのにハンデはまだ下がらなかった稲原良太郎。スタートも切れているし、30メートル線は混戦となりそう。一気に大逃げといきそうだ。20メートル線の関口隆広もスタート行って、稲原マークのレースで、30メートル線の浮上が遅れれば、まずは稲原1着、関口2着の軽ハンワンツーが買いやすい。30メートル線から上がってくれば前田淳、滝下隼平、桝崎陽介とみて、稲原から前田、滝下、桝崎が押さえ。
11R 20メートル線の田中進向きのレースだ。前は0ハン佳元光義だけ、10メートル線が不在。一気に佳元との差を詰めて、得意のまくりで抜け出せばペースはかなり上がる。30メートル線はスタート超抜の青木治親から出そうだが、機力いまいちで進まない走りばかり。カベ役になりそうなのも田中には好都合だ。田中から上がってきそうな武藤博臣、松尾啓史、岩科鮮太、早川清太郎へ。
12R 最終レースの最重ハン大外という名誉あるハンデ位置に置かれて意気に感じそうな篠原睦が速攻から抜け出すと見て、篠原の2着探し。相手は深谷輝、田中正樹、角南一如、岩見貴史。
一般戦から狙い目レースを。
7R エンジン低調なメンバーで20メートル線の石橋大に魅力を感じる。地元戦だけにスピード上げて早めに抜け出す展開は十分。軽ハンは動きひと息だけに車なりに首位へ上がりそうだ。相手は吉田明広に本門延唯、山本智大。
8R 10メートル線川原剛が魅力。外はスタート甘い水本竜二だけに、先行できそう。20メートル線もスタート甘く速攻は飛んでこない。0ハンは川原と同期でこれまたスタート甘い小林晃。川原にすれば、普通のスタートさえ切れれば、序盤で抜け出す展開は約束されている感じだ。後続をうまく抑えて押し切りに期待する、まずは水本の張り付きで、押さえは岩科州、山崎進、黒岩明。

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