伊勢崎オートは第29回報知杯が14日に開幕。序盤の雨から曇り、そして最終レースのころには快晴と天気が変わって、7Rまでが雨天走路、8R以降が半乾き走路。とはいえ、最終レースのころはだいぶ、良走路といっていいぐらいまで乾いていた。初日の12R選抜予選は岩科鮮太が快勝。2着に青島正樹が入った。伊勢崎の雨天走路は金山周平いわく「内も滑るし、外も滑る。結局、ナカ一本道になってます」というように、黒潮(タイヤの走行跡)ラインを外さないで走った選手が好走するケースが多かった。とはいえ小田雄一朗のように「外は滑ると思ってなるだけアウトにいかないようにしていたんですが、試しに外へ出してみると、思ったよりは滑っていなかった」という証言も。やはり、新走路の雨特有の、刻々と走路状況が変化しつつある途中なのかもしれない。今後は伊勢崎の雨天走路でアウトまたはインがいつからか突然に効く時がくるので、選手の雨での走るコース、その日のよく連対する走るラインを見極めると、意外な高配当がとれるかもしれない。
では、本日も取材はしたものの、紙面の都合上、掲載できなかったコメントから紹介していきます。
伊勢崎4R 森村亮「フレ-ムを換えてもやはり気になる跳ねは直らなかったです。こうなると、タイヤを探していくしか。違うもので練習で乗ってみます。まずはこの対策をしていかないと」
伊勢崎5R 新井淳「初日は回転が上がらなかったからか、コーナーで突っ込みづらい。回転を上げる方向でエンジンは調整します。スタートは普通ですね。タイヤはあります」
野沢守弘「エンジンが走路と合っていなかったね。コーナーで乗りづらい。だから、そこを解消するように何か扱っていきます」
伊勢崎6R 山川重利「回転はあがらないし、エンジンブレーキの効きも悪くて」
伊勢崎7R 武藤博臣「2日目に向けての整備ですか? やってもバネを調整する程度で」
矢内昌木「エンジンかけた感じは悪くなかったが、レースでは走路状態(中途半端な半乾き走路)もあるけど乗れる感じじゃなかった。換えたヘッドを戻します」
伊勢崎8R 斎藤隆充「最悪って感じでした。タイヤも跳ねるし。まったく逆の調整になっているのかな。思い当たるところをすべて扱ってみる」
宍戸幸雄「雨天走路にしては意外に走れたけど、タイムも悪いし。まずは晴れで乗ってみたいので練習して整備は考える」
稲原良太郎「クラッチがヌルって感じで滑るんですよ。だからクラッチ板まで開けてみてみます。エンジンは引き続きいいですが、強いて言えばコーナー手前の車速がもう少しほしい」
伊勢崎9R 田中賢「初日の感じはそれほど悪くはないですね。だからその延長線上で整備を。スタートは最近、自分なりに切れています」
伊勢崎10R 西川頼臣「雨天走路だったし、自分も勝てたけど滑りはありました。良走路の練習で乗ってからですね、整備を考えるのは。タイヤはあります。スタートはここはタイミングも難しいで気をつけていきます」
伊勢崎11R 上野秀俊「走路が乾きすぎたのもあるけど、ハンデが前の選手にやられるのは、エンジンの差でしょう。整備はやってもキャブ調整」
青山文敏「前検からいろいろ扱ってエンジンは軽くなったが、直線からその先の感触が良くない。ヘッド周りに電気位置、キャブで調整する」
伊勢崎12R 藤達也「直線からその先は伸びているが、その分、コーナー手前の車速が弱い。キャブなど扱っていきます」
竹本修「コーナー手前の車速がもっと欲しいので、キャブを調整します」
松本渉「タイヤも良かったし、エンジンも上々。欲をいえば、もう少しエンジンブレーキが効いてほしいけど」
では、レース番の若い順に展望を。
伊勢崎4R 難解な一戦だが、60メートル線の森村亮のエンジンが合っていない感があるだけに、同ハン外の桜井晴光が速攻で一気に進む展開が買いやすい。桜井から前で粘りそうな40メートル線の北爪勝義と30メートル線の米川修を相手の本線に。
伊勢崎8R 「せっかくこのハンデ位置(主力の30メートル前)をもらっているんだから」人気でも稲原良太郎が奮起の速攻。亀井政和が続く28期車券を本線に押さえは宍戸幸雄と清水卓の浮上。
伊勢崎9R 重ハンに速攻型が不在で軽ハンが速攻型という組み合わせ。ここは30メートル線の中畠哲也の速攻抜け出しにかけてみる。追い上げてきそうな田中賢、中野光公が本線。
伊勢崎11R 本命は笠原三義。「初日からレースに参加できているし、エンジンは悪くはなさそう」と話す。ここからエンジン上積みあれば、穴で面白い。もちろん、初日選抜予選を制した岩科鮮太との折り返しが本線なのだが、40メートル線4車並び、そして岩科の50メートル線も青島正樹に出られて8番手の追いだけに、岩科が取りこぼすケースもないとはいえない。その際は青島と上野秀俊の浮上が怖い。
伊勢崎12R 本命は松本渉。とにかく初日9Rの走りが鮮やかだった。半乾き走路とはいえ、後続に影も踏ませないぶっちぎり。普段はイン抑えて後続を抑える展開になりやすい松本が、あれだけすいすい走れるのはエンジンがかなりいい証拠。ここは松本が出て、その後続は10メートル線の木村義明から出ての混戦が予想されるのも松本には有利。最後にスピードの違いで上がってくる早川清太郎との折り返しが本線も早川不発なら木村。長谷晴久の一発も十分。
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