前回は「オッズの歪み」を見極めることが重要だと書きました。
この「オッズの歪み」が最も発生するのが試走タイムのせいだと思います。漠然とオートレースを買う最も大きなよりどころになる試走タイム。ただそれが一筋縄でいかないやっかいな代物です。試走タイムがそのままレース結果にほぼ完全にリンクするなら、オートレースがギャンブルとして成り立たなくなりますよね。
ほどよい信頼度(個人的に試走と本番がリンクする確率ってパチンコ好きな方も多いと思うので、有名なパチンコ台に例えると「海物語」で画面に魚群が出てきてあたる確率程度(40パーセント強でしたっけ)ぐらいの気がしてます)だけど絶対じゃない。時として8番目の試走タイムでも勝つし、1番試走で8着することもあるのが、オートレースです。
この試走をどう読むか、が車券検討で大事になると思います。
私は試走で1コーナーから2コーナーの立ち上がりを重視するタイプです。というのも、個人的に圧倒的にタイムを左右する滑り、はらみなどが出るのが最初の1コーナーから2コーナーの立ち上がりだと思うからです。3コーナーから4コーナーは1回コーナーを回っている分、体勢を整えてる分、修正が効くように思っているからです。
SGの決勝戦ですら、1コーナーから2コーナーでミスする選手がいるぐらいだから、普通の開催だとどこかでタイムを減じる走りになる可能性はあると思って見た方がいいかもしれません。
難しいのはその判断で、実際にタイヤがありえないぐらいに滑っておこったものかもしれないし、逆に勢いよく突っ込み過ぎたゆえに起こったものかもしれない。
どちらと取るか、そこで指標になるのがオッズだと思います。
あそこでタイムを減じる滑りがあって、「これだけつく」なら買いだし、「これしかつかない」と思えば軽視するという感じです。
選手を取材していても完璧に試走で走ることができたというコメントをあまり聞かないことからも、試走タイムは信じるにしても、盲信は禁物ぐらいに思った方がいいかもしれません。
試走タイム通りで来ても配当は低いし、その割には出現回数も思ったより高くないからです。私が穴寄りのスタンスで買うからかもしれませんが、試走タイムは走ったコースとタイヤの食いつきを見るほうが大事で、タイムは参考程度という捕らえ方です。
簡単なおさらいですが、試走は外線すれすれから入って1、2コーナーの内線に寄ってまた大きなコースを走って、3、4コーナーで内線に寄ってそこから一気ゴール線の外線すれすれに走ればタイムは上がります。逆にそのコースと反対のところを走るとタイムは出にくいです。その基本を考えた上でそれぞれの選手の通るコ-スでどの程度の試走が出ているかの比較で優劣を決めていく比較のほうが重要かもしれません。前日と今日の選手に対するタテの比較より、当日の同じようなコースを走った選手の成績やタイムというヨコの比較のほうが車券検討の上で穴をとりやすくなるような気がしています。
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