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2009年5月18日 (月)

「地団駄は島根で踏め」

 日本全国語源ゆかりの地を旅したルポ「地団駄は島根で踏め 行って・見て・触れる《語源の旅》」(光文社新書)の著者で放送作家のわぐりたかしさんの著者インタビュー記事を19日付紙面で掲載させて頂くことになりました。

 「ごり押し」「うやむや」「元の木阿弥」「ひとりずもう」・・・・。ふだん何気なく使っている言葉の発祥の地はどこ? 好奇心と行動力で全国語源の旅をして来たわぐりさんの本を読めば、明日からでも旅に出たくなってしまうことでしょう。

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 とにかく新聞記者が見習いたくなる行動力です。語源を知りたくなったら、まずは現場へ。現場に着いたら、手掛かりがつかめようとつかめまいとその場で楽しんでしまう遊び心がまたいい。各章ごとに語源ゆかりの地のグルメネタが紹介されていて、読み手をとことん楽しませてくれます。

 わぐりさんは「アメリカ横断ウルトラクイズ」「たけしの誰でもピカソ」「知ってるつもり!?」などの人気テレビ番組に携わって来たテレビマンです。「現場に行って調べる」というスタンスは、番組制作の中で染み付いたものなんですね。

 都内でお話を伺う時に「何か語源グッズをお持ちになってください」とお願いして、ご本人に持ってきていただいたのは「チンタラ」の語源を巡って旅した鹿児島の芋焼酎「チンタラリ」のボトル。昼間じゃなかったら図々しくも「1杯いただいていいですか?」とお願いしたいところでした・・・。

 「読者を楽しませろ」と言い聞かされて育ったスポーツ紙記者にとってはまさに教科書にもなるような本。ネットで調べ物を済ませることの薄っぺらさを改めて感じるし、現場主義という記者の原点を再認識させられます。

 続編の構想もあるらしい。巻末に「続編予告!? 太鼓判は山梨で押せ」と広告風のページが挟まれている遊び心が、スポーツ紙的でまた楽しいです。

 どこかの旅行会社で「わぐりさんと行く 語源ツアー」を企画できないものでしょうか? そんな話をご本人にしたらけっこう乗り気になって下さいました。これ、実現したら絶対うけると思うんだけど。もちろん私は同行取材させていただきますから・・・!

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コメント

面白そうな本だな、今度探してみるよ。ところで、山の名前の由来も面白いぞ。

徳本峠と書いてなぜ「トクゴウ峠」か? 3つの峠があるわけでもないのになぜ「三ッ峠」か?

「山の名前謎解き事典」(谷有二著)
「山の名前で読み解く日本史」(谷有二著)

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甲斐毅彦

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