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2010年2月 6日 (土)

上海・杭州の旅①

 今年5月に万博が開催される上海に行ってきました。

学生時代から社会人になるまで首都・北京は何度も訪れていますが、上海は今回が初めて。中国経済の発展を牽引するこの大都市で行われる万博では、愛知万博の2205万人をはるかにしのぐ史上最大7000万人の入場者を見込んでいるそうです。

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 成田空港から約3時間。上海浦東空港は小雨が降っていました。摂氏9度。寒い寒いと聞かされていましたが、東京と同水準でした。

 空港から市内まではリニアモーターカー(磁浮列車)を利用。地下鉄2号線の龍陽路駅までの30キロを7、8分で結びます。最高時速は431キロだそうだけど、私が乗った夕方は時間帯のせいか、車内設置のメーターを見る限り330キロ程度しか出ていませんでした。

 しかし窓の外の流れる景色を見ていると、普段乗っている新幹線の感覚とさほど変わらない。本当に300キロ以上出ているのかなあ。それにしても、わずか30キロ程度の距離なのに、国際都市の表玄関にだけリニアを作ってしまうところが、私には中国らしく感じました。

 初訪問の都市では、地理感覚をつかむために高いところに登ってみることにしています。龍陽路駅から地下鉄2号線に乗って、世紀大道にあるシンボルタワー、東方明珠塔へ。高さ468メートルでテレビ塔としてはアジア一の高さだそうです。

 早速、展望台へ。しかし雨のため下界がガスってしまっていて、視界がきわめて悪い。展望台とはいえ、ほぼ同じ目の高さには上海環珠金融中心のビルがそびえています。

 開発が進むこの浦東地区から黄浦江を渡ると租界時代からの建物が残る旧市街、外灘に出ます。ここは水底トンネルをゴンドラで往来する外灘観光トンネルを利用してみました。

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まるで遊園地の中にあるような乗り物で、トンネルの中では変幻するイルミネーションが点灯します。街そのものをテーマパークにしているような感覚です。乗車時間は約5分で、40元(約560円)。

 外灘に出たら繁華街の南京東路までは歩いて行ってみることにしました。小雨の中、てくてく歩くこと10分程度。大阪の道頓堀のようなネオン街が眼前に広がりました。

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 土産物屋や百貨店、飲食店などが点在。にぎやかな通りを歩いているだけで4、5人の女の子から「一緒に遊ぼう」「何かご馳走して欲しい」などと声をかけられました。今までの私の経験では、こういう輩の相手をすると、バーのような所へ連れて行かれてぼったくられるのがオチ。相手にしないことです。

 宿泊しようと思った東亜飯店は満室で断られましたが、すぐ近くにある七重天賓は泊めてくれました。1泊320元(約4480円)。通された15階の部屋は、標準的なビジネスホテルという感じでまずまずでした。

 さあ晩飯。早速、上海料理を試してみることにしました。やはり上海蟹かなと思ったので、訪ねてみたのは蟹売商が直営しているという「成隆行 蟹王府」という店。

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まずは前菜。

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杭州料理らしい蒸した河エビを使った料理

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小籠包と蟹ミソでダシを取った坦々麺。これはうまかった。

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 上海蟹。思ったより小さいですね。もともと沢ガニらしいけど、今は養殖らしい。

 味は「まあ、こんなもんかな」という感じで、「うまい!」と声を上げたくなるほどのものでもなかったなあ。中国の飲食店は、まだまだサービスの意識が低く、この店も非常に事務的な接客。ひどかったのは、こちらが指摘するまで蟹を剥くためのハサミすら持ってきてくれなかった。どうやって食べろって言うんだ。蟹を手で割るには大関・魁皇のような握力が必要だぞ。

 値段も安くはなかったな。

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甲斐毅彦

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