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2016年6月

2016年6月27日 (月)

政界を目指すアーティスト&ジャーナリスト

  参院選東京選挙区から社民党公認で出馬した画家、ジャーナリストの新人、増山麗奈さん(39)を27日、取材しました。蒲田駅から奥沢駅に移動する街宣活動中の短い時間でしたが、肉眼で戦場を見てきたジャーナリストの一人として政界を目指す思いを聞きました。

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 増山さんは東京芸大で美術を学び、画家や映画監督としても活躍。アート作品は、母乳を絵の具と混ぜて描くような型破りなもので、ネット上などでは批判を浴びたこともあるそうです。多方面で活躍されていて2004年にはイラク戦争下のバグダッドを訪問し、戦火の中で暮らすバグダッド市民を取材した経験もお持ちです。その時に出会ったフリーランスの戦場ジャーナリスト、志葉玲さんが旦那さんです。

 「戦争が市民を傷つける現場をこの目で見てきました。一度破壊された街はなかなか元には戻らない。そして憎しみもなかなか消えない。私が見てきたことが日本でも起こってしまうかもしれないのです。戦争を(体験としては)知らない安倍政権が、勝手に安保関連法制を成立させ、憲法改正に向けて動いていることは腹立たしいです」とおっしゃっていました。

 増山さんは14歳と10歳の2人娘の母。保育園を活用し、働きながら子育てをすることの難しさを体験していることから保育士の待遇の改善も実現したいと話していました。

 少数政党での選挙戦が楽ではないことを実感しながらの戦いですが、街中で「社会党の頃から応援しているよ」などと声をかけられると元気が出てくるとのこと。「そういう声を励みに地道に訴えていきたいと思います」。社会党創成期に党員だった増山直太郎氏は増山さんのご祖父だそうです。

 投開票1週間前の7月3日には高円寺駅北口前広場で、午後1時から「平和をアートで作ろう! 増山れなアートフェス」を開催予定。立体オブジェを設置してのアート街頭活動を計画しています。

2016年6月21日 (火)

谷亮子氏、政界を離れる

  生活の党と山本太郎との谷亮子参院議員(40)は21日、参院選(22日公示、7月10日投開票)に出馬しないことを表明しました。政界復帰には含みをもたせました。 スポーツ記者、社会記者あわせて20年やっていますが、これまでことごとくYAWARAちゃんを取材する縁がなく、初めて名刺交換をしました。

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  谷さんは小沢一郎代表が進めていた野党による比例代表統一名簿構想が実現しなかったことなどを理由に、同党からは出馬せず、打診があった他党からの出馬を検討していましたが、自身が離党することで生活の党は政党要件を満たさなくなってしまうことなどから「小沢先生への最後のご奉公として、(他党からも)出ないことを決め、スッキリしました」と話しました。任期満了を待って離党する方針です。

 谷さんは、4つの政党から出馬打診があったことを明かし、21日に見送ることを決断したという。小沢氏からは「残念だが、まだ若いからいろんな経験ができる」と声を掛けられたそうです。

 谷さんは「小沢ガールズ」の一人として2010年参院選で旧民主党から出馬し、初当選。11年にはスポーツ議員連盟会長としてスポーツ基本法を成立させました。12年に小沢氏とともに民主党を離党し、13年には生活の党副代表兼参議院幹事長に就任しました。「政治家としての仕事にはメダルの色には例えられない思いがある」と6年間を振り返りました。

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 今後については、政界復帰に含みを持たせながらも「議員ではできなかったこともやりたい」とも話しました。メディアの仕事で、リオ五輪に行く計画もあるそうです。2020年の東京五輪での現役復帰について「まだ間に合う? いくつになるんだろう」と笑い飛ばしながらも「何らかの形で五輪パラリンピックを応援していきたい」とも話しました。まずは6年間、お疲れ様でした。

2016年6月18日 (土)

宇都宮弁護士が講演

    舛添要一知事の辞職に伴う都知事選(7月14日告示、31日投開票)に立候補を検討している元日本弁護士連合会長の宇都宮健児さん(69)は18日、東京・文京区湯島の全労連会館で講演。「私が都知事になったら首都大学東京の学費無償化などに取り組みたい」と具体的な政策にまで言及しました。

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 講演のテーマは「2016参院選で問われるのは何か?」だったが、内容は必然的に都知事選も意識したものになりました。宇都宮さんは東京の姉妹都市である韓国・ソウル市を視察した経験などから弁護士出身の朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長の実績を紹介。市の非正規職員の正規職への転換、大学の無償化を実現、公共住宅の供給などを挙げて「財政豊かな東京でこの程度のことができていない」と舛添都知事まで続いた都政のあり方を批判した。舛添さんもソウルを訪問したときに朴市長と会っているそうですが、宇都宮さんは「具体的なことは何も学ばれなかったのでしょう」と笑っていました。

 宇都宮さんはすでに市民グループから出馬の要請を受けていることを認めており「野党共闘の流れの中で、大きな枠組みでの要請があれば...、立候補する準備はある」と語っています。  宇都宮さんは、2012年と14年の都知事選に立候補し、いずれも次点。14年選挙では元首相の細川護熈さんを上回り、舛添さんの約211万票に続く約98万票を獲得しています。善戦をしながらも都議会の多数派を自民・公明党の会派が占めている現状を踏まえた上で「地に足の付いた運動を組織的に行い、市民運動を選挙運動と結びつけていかなくていかなくてはならない」と話していました。

 宇都宮さんのお話を聞いて改めて思ったのは現行の公職選挙法を含む選挙の諸制度は、少数派には不利に働くように出来ているということです。まず先進国の中で出馬にかかる供託金がここまで高い国はないということ。個人で出るならばマック赤坂のような資産家でなくてはできないのです。ピザの宅配などのポスティングは罰せられないのに、選挙に関わるビラは住居侵入で逮捕される事例があること(実際にかつて三鷹市で、宇都宮さんのビラをポスティングした70代の男性が逮捕されています。そして現行法も戦前の治安維持法の流れを汲んでいるということ。宇都宮さんはこれらについて言及し「有権者を小バカにしている」と喝破していました。

2016年6月16日 (木)

「誘拐」

  昨年、取材でお世話になったライターの武田砂鉄さんが薦めている1963年の吉展ちゃん誘拐事件を題材とした「誘拐」(本田靖春、ちくま文庫)を読みました。

 事件が起きたのは東京五輪前年の上野界隈。池田首相が「所得倍増計画」を打ち出し「もはや戦後ではない」と言われた時代。一つの誘拐事件を題材に、下町の臭気とともに高度成長期の影の部分を描き出しています。これこそが本当の取材力だと深い感銘を受けました。被害者、加害者双方の背景を取材した犯罪ノンフィクションでは、沢木耕太郎の「テロルの決算」と並ぶ名作です。

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 ノンフィクション作品は小説以上に時代とともに淘汰され、古典として残りにくい。しかしこの作品のように、一つの時代を活写したような名作ノンフィクションというのは、実際にはたくさんあるわけで、それを発掘していくのも大変意義深いことのように思います。

 筆者の本田靖春氏は、元読売新聞の社会部の名記者。この作品以外にも「私戦」「不当逮捕」などの名作を残しています。

2016年6月15日 (水)

基本ラーメン700選(38)池袋「六感堂」

 化学調味料不使用の「六感堂」(東京都豊島区東池袋2-57-2 コスモ東池袋 101)。塩味のグリーン麺(800円)です。

   ラーメンは本来、味が濃くて塩っぽく、化学調味料を使うのが当たり前なので無化調ラーメンは大きな挑戦です。なかなかラーメン通を満足させる味にならないからです。しかし、こちらは優しい味わいながらも、しっかりした鶏や野菜の出汁が利いており、成功しているように思いました。

 店内も緑を基調としており、ラーメンとの一体感がある。類似店がない、強い個性を感じる店でした。

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2016年6月13日 (月)

給与はいらないから猶予を

  約4時間15分に及んだ都議会総務委員会集中審議は、「舛添辞めろ」の大合唱でした。すべての質疑を終えると、舛添さんは挙手して発言。給与は全額返上する、として「リオ五輪が終わるまで猶予が欲しい」と延命を懇願しました。以下、舛添さんの発言です。

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  発言をお許しいただきありがとうございます。一言申し上げたいと思います。都民の皆様、また都議会の皆様に大変なご迷惑、ご心配をおかけいたしておりますことを改めて心から陳謝申し上げます。私は東京を世界一の都市にしたいという思いで都知事に立候補し、当選させて頂きました。それまで一所懸命。私は都政の発展のために努力をしてきたつもりでございます。  しかし今回一連の私に関する問題で、さらなるご迷惑をおかけしております。そういう中で私は自分なりの説明をしようと思いましたけれど、知事自身、また知事の関係者の説明では信頼できないという声がありましたので、検事出身の弁護士の皆様方に厳しい目で調査報告書出して頂きました。そして主に国会議員時代ですが、様々な不適切なものを指摘されました。  さらに厳しいご批判があるのは胸に刻んでおります...。何人かの議員の皆様から不信任案を提案したとございました。重く受け止めております。  そういう中で、私は伏して皆様にお願いしたいことがございます。もし、私に対する不信任案が可決された場合には法律上は私が辞任するか、ないしは議会を解散するか、選択が迫られます。その選挙の時期がリオ五輪パラリンピックの時期と重なります。私は知事として断腸の思いです。  次期開催都市でこういう選挙をリオの期間にやるということは本当に国家的大事業である2020年大会にとって極めてマイナスになる。もちろん私の不徳の致すところが発端であることは重々承知はしております。そういう思いで、どうか少しの猶予を頂きたいと思っております。  それは私が知事の名にしがみつくということではございません。私はすべての給料をご辞退申し上げます。都民のため、都政のために働きたいと思っております。今、知事として選挙というようなことでリオと重なりますので、そういう困難は公益にそぐわないので、極めて厳しい判断をしているところでございます。どうかこの時期を猶予していただいて、その上で私が都知事としてふさわしくないというご判断を都議会の皆様がなさるときには不信任案をお出し頂ければと思います。  私の思いはそういうことでございます。最後の貴重な時間に委員長から発言する機会を頂きましたことを感謝申し上げます。

2016年6月10日 (金)

「1974年のサマークリスマス」

   「1976年のアントニオ猪木」など数々のプロレスノンフィクションを代に送り出した柳澤健氏の待望の最新刊「1974年のサマークリスマス」(柳澤健、集英社、1728円)。

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   1970年代、若者に愛された東京放送(現TBSラジオ)の深夜番組「パックインミュージック」の伝説的パーソナリティー・林美雄を中心に70年代の音楽、映画、政治、社会の実相に迫ったノンフィクションです。ひとつのラジオを軸に一つの時代を描き出す取材力・筆力は圧巻です。

2016年6月 9日 (木)

基本ラーメン700選(37)東長崎「きん」

 豊島区東長崎の「きん」(東京都豊島区長崎4-12-7 )のつけめん(750円)。流行の濃厚な豚骨魚介と太麺。スープ割りした後のほうがうまく感じました。

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2016年6月 8日 (水)

「モハメド・アリ その生と時代」

  ボクシングファンを自称しながらまだこの名著を読んでいませんでした。「モハメド・アリ その生と時代」(トマス・ハウザー、岩波現代文庫)。公民権運動が盛んになり、ベトナム戦争が泥沼化した60年代の米国。時代背景を踏まえ、哀悼の意を込めて読みたいと思います。

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2016年6月 7日 (火)

悲しい舛添さん

 今日は午前中から都議会にいましたが、もううんざりしました。
舛添さんの往生の悪さはもう呆れたのも怒りも通り越して、哀れで空しくて悲しいというレベルで、誰が見ても都知事の資質がないことは明白です。

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 議会の代表質問では本気で、舛添さんを辞めさせようという意気込みを感じたのは共産党だけでした。 自民公明は一応の怒りは見せていますが、ポーズだけと見ました。最後に辞職へ追い込むための切り札である百条委員会設置の「ひゃ」の字も見せません。

 自公にしてみれば、舛添さんは2年前に自分たちが担ぎ上げた候補者だったというのがまずあるでしょう。 さらに今、辞職をすれば、2020年東京五輪直前に都知事選を行う公算が高くなってしまいます。 そして、自公が擁立できるこれといった候補者がいないという事情もあるでしょう。
舛添さんには取材でいろいろお世話になりましたが、この状況でも東京の首長に居座り続けているのを見るとさすがに嫌悪感すら感じます。
 舛添さんを担ぎ上げた自公政権にも反省して頂きたいです。

甲斐毅彦

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