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2017年7月

2017年7月20日 (木)

世界でいちばん美しい村

 ポレポレ東中野でドキュメンタリー映画「世界でいちばん美しい村」(監督・撮影、石川梵、ナレーター・倍賞千恵子)を観てきました。

 2015年4月25日に発生し、約9000人が亡くなったネパール大地震の震源地となったヒマラヤ山岳地帯の村の被災後を追った作品。

 現地取材でこそ伝えられる村の現状は壊滅状態。いつ地すべりでの2次災害が起きてもおかしくない状態。近くの村には避難キャンプができ、 識者たちは村人に移住を勧告しますが、村の老人たちは腰を上げようとしません。その理由には「先祖から受け継いだ地だ」という土着の信仰の基づく精神的要素と「畑を手放しては食べていく手段がなくなる」という物質的要素の両面があるわけです。

 

 観ながら否が応にも想起させられたのが2011年の3・11であることは私だけではないでしょう。原子力災害により、移住を迫られながらも拒み続けた福島県在住の高齢者たちと重ね合わさずにはいられませんでした。

 上映後には撮影を敢行した石川梵さんが登壇。エンドロールを担当した花巻市出身の2人組「はなおと」さんのミニ生ライブもありました。

 災害は地球上どこに住んでいても起こりうる。その時、人間は災害とどう向かい合うべきかを考えさせられました。是非お勧めしたい作品です。

https://himalaya-laprak.com/

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2017年7月 4日 (火)

立大隊、ヒマラヤに挑む

 1936年(昭和11年)、日本初のヒマラヤ遠征でインドの秘峰、ナンダ・コート(6867m)に初登頂した立教大が今秋、山岳OBを中心とした5人で同峰に挑みます。

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 4日、東京・池袋の同校で、隊長となる登山家の大蔵喜福さん(66)ほかメンバーが記者会見した後、チャペルで壮行礼拝、記録映画「ヒマラヤの聖峰 ナンダ・コット征服」の上映会、 アルピニスト・野口健さんの激励講演会が行われました。

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 昭和11年は二・二六事件が起き、戦時色が濃くなっていった年。立教大の快挙は、戦争へと突き進む時代の中で忘れ去られてしまったのです。

 今秋の遠征隊は、当時の登山隊が登頂を記念して頂上に埋めてきたと伝えられている旗を探してきます。登頂するのも大変ですが、果たして見つけ出すことができるでしょうか。

 校内には81年前の遠征隊が使用した天幕も展示されました。野口健さんには、壮行レセプションにもご参加いただきました。死と背中合わせになるヒマラヤ登山になぜ挑むのか。周囲をどうすれば説得できるのか。自身の経験を踏まえての講演のお話は素晴らしかったです。現役の山岳部員たちは大きな刺激を得たようでした。

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甲斐毅彦

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