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2008年7月10日 (木)

「あの山本モナ」からさかのぼること20年

 「“あの”が取れるのに10年かかった」と、かつてを振り返るNHK出身の男性キャスターがいる。ヘッドハンティングされて民放キー局と専属契約し、鳴り物入りでスタートした夜の報道番組のメーンを任されたものの視聴率は低迷。テコ入れのさなかに局内のディレクターとの不倫を写真週刊誌に報じられた。

 局側は「謹慎1か月」処分を下した後に復帰させたが、結果的には番組を1年で打ち切るきっかけを自身で作ったようなもの。その後はNHK時代から定評のあるナレーションやテレビの東京ローカル番組、ラジオなどで本領を発揮し現在も活躍しているのだが、マスコミでどう取り上げられられるにしても、名前の前に「あの」が10年間は付きまとったと本人から聞かされた。

 巨人・二岡内野手との不倫騒動が持ち上がった、あの山本モナ。一昨年9月に民主党・細野豪志衆院議員との不倫デートを報じられ、キャスターに抜てきされたばかりのTBS系「NEWS23」を1週間出演しただけで降ろされた。ところが、あのモナはオフィス北野所属だったことが幸いし、3か月後にはボスのビートたけしの冠付き正月バラエティーで復帰、いまでは事務所の稼ぎ頭になっている。

 「あの」を逆手に情報番組で復活したモナが、今回は報知、日刊、スポニチ、サンスポとも1面の報道で、そろって「また」の見出し。「また不倫」「また降板」。テレビのコメンテーター陣の間に「番組を降りることはないのでは」との意見が目立ったのは、「あの」の怖さを身をもって知らないからではないか。バラエティーでは売りにもなる「あの」も、報道・情報番組ではアウトだ。まして「また」とは。

 先の男性キャスターの「謹慎1か月」は20年前の騒ぎだが、局側には約200本の電話が寄せられ、大半が今回のコメンター陣と同様に「写真に撮られたくらいでなぜ降ろすの?」といった内容だった。だが、当時の社長は「自身が厳しく処さなければならぬ人が起こした不祥事」と明言した。また、モナ降板の際も「自分の責任と与えられた役割を分かって欲しい」と姿勢は変わらなかった。

 こんな形で二岡の復帰を待ち受けるとは、実に「腹立たしい」のは球団代表以上に、イライラの募った巨人ファンだろう。二岡に対する厳しい目はグラウンドで向けられるとして、モナへの対応をフジテレビはどうするか。

 7月6日にモナをメーンにスタートしたばかりの「サキヨミ」(日曜・後10時)の枠は、さかのぼれば安藤優子、滝川クリステルの「新報道プレミアA」、その前は阿川佐和子、爆笑問題の「スタ☆メン」、さらに前身は「情報ライブ EZ!TV」。その司会を務めていたのは森本毅郎、すでに「あの」が取れていたその人だった。

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コメント

巨人軍の選手は紳士なんですか?

スポーツ紙を見るとほとんどが山本モナが悪いように書かれており、山本モナのほうが処分がきつい様に思われます、私は60年来のジャイアンツファンですが、15日位から一軍登録とか丸坊主にしたとか言われていますが、とんでもない話で、山本モナより重い処分でも当たり前だと思う、こんな甘いことではジャイアンツは強くならないし、ファンも離れていくと思います。二岡も男ならもっときっちり責任をとれ、ジャイアンツも甘すぎる。

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高尾 友行

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