ブログ報知

スポーツ報知ブログ一覧

« 食べたい「あじ寿司」、観たい「南極料理人」 | メイン | 倉石功夫人に魅せられて »

2009年7月 2日 (木)

堺雅人版「南極料理人」

 「な、な、なんと、私の役を誰がやってくれることになったと思います? あの、今をときめく堺雅人さんですよ!」。半年ぶりに再開した当コラム。主役はやはり登場回数1位の「南極料理人」西村淳さん(57)になった。

 2度の南極越冬体験をコミカルに描いた西村さんの著書「面白南極料理人」「面白南極料理人 笑う食卓」(ともに新潮文庫)が映画化され、8月22日から全国で公開される。主演に人気絶頂の若手演技派が決まったと、昨年春ごろに知らされたときはビックリ。いや、当人の方がもっと驚いて興奮したに違いない。

 映画化の仕掛け人である新潮社の女性編集者や脚本家らを交え、西村さんの面前で「配役はだれがピッタリか」それぞれの意中候補を出し合ったことがある。「西田敏行か木村祐一」「西田さんは植村直己役の印象が強いからなぁ」などと勝手にワイワイやったが、要するにイメージ的にはずんぐりムックリ系である。

 「堺雅人」と聞いて制作サイドの意図が理解できた。平均気温マイナス57度の氷の世界を植村俳優や料理人のキム兄らサバイバル系が生き抜いても当たり前。むしろ、一見ミスマッチの役者を起用すれば、より過酷さが伝わるのではないか。

 舞台の南極を網走に置き換え、ロケは今年1月、1週間ほど行われた。西村さんが表敬訪問するなら同行したかったのだが、当方もサバイバル系の対極。実際に声を掛けられたら何だかんだと言い訳して断っていたろうな。

 西村さんの本業は海上保安官。一時、京都・舞鶴の保安学校で「海猿」たちの教官を務めていたが、最近になって郷里・北海道に戻った。地元テレビの料理番組ではおなじみ。「おもいッきりいいテレビ」「はなまるマーケット」などでは全国デビューも果たしている。ただし、番組関係者によれば、公務員であるからテレビ出演などの副業は正式には認められず、ほとんどボランティア扱いらしい。

 「面白南極料理人」の解説文は同じ北海道出身の作家・佐々木譲さんが書いた。佐々木さんのベストセラー「笑う警官」も角川春樹監督、大森南朋主演で映画化され、こちらは11月14日公開。ちなみに「笑う食卓」の解説は当方が書かせていただいた。ただの「笑い」つながり。札幌で佐々木さんにお会いする機会はあったのだが、果たせていない。

 昨日(7月1日)、西村さんから「『南極』の監督さん(沖田修一)と『キネマ旬報』の対談に行ってきまーす」と久しぶりに電話が入った。試写会など公開に向けてのプロモーションはすでに始まっているとか。「キネ旬」は買います。映画も必ず、チケットを買って見ます!

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://www.typepad.jp/t/trackback/235990/20435121

このページへのトラックバック一覧 堺雅人版「南極料理人」:

コメント

そんなに西村さんは有名なんですか・・・。

私も読みましたが、笑えました。

西村さんの人間性がおもしろんっでしょうね。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

American Express Card

高尾 友行

最近のトラックバック

見出し、記事、写真の無断転載を禁じます。Copyright © The Hochi Shimbun.