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2010年2月 7日 (日)

石田純一の行く末は?

 デスク当番で取材案内のファックスを整理していると、連日や数日のペースで石田純一が出てくるイベントがある。正直、毎度毎度、よく出てくるなと思う。石田はプライベートを、嫌がらずに話すから、取材対象としてはありがたい存在とされている。イベント主催側も、その注目度を打算して本人を呼ぶ。

 しかし、これらのイベントの記事を見たり読んだりする度、石田の肩書きは「俳優」となっているが、いまの彼は本当にそうだろうかと思う。「タレント」なら違和感はない。俳優業などほとんどやっていないし、もっぱらプライベートの切り売りが職業だ。ご本人もセレブな生活を送るための手段として割り切っているのだろうが。

 以前、彼のプロポーズの瞬間を特集するテレビ特番まであった。相手の東尾理子にも知らせず、映像を撮っていた。かわいそうで理解できなかった。番組であることを知らされた瞬間の彼女の動揺、驚きの表情が忘れられない。彼女はショックを受けながらも「これが彼の仕事だから」と自分に言い聞かせるように話していた。恥ずかしい思いをさせられたというのに、けなげで涙が出そうになった。

 自戒を込めてだが、芸能マスコミも変わってしまった、と感じる。一昔前は本物の大物俳優・歌手だからこそ、それに付随して大衆はプライべートを知りたくなったものだ。本業が空洞化し、まずプライベートありき、という本末転倒はどうなのだろう?世間の人々は本当に石田のプライベートに関心や興味があるのだろうか。芸能マスコミが情報を押しつけてしまっている部分もあるだろう。

 おじいちゃんになっても、こんな感じで働くのだろうか。私生活の話題がなくても、仕事のお呼びはあるだろうか。プライベート切り売り稼業になったことで、俳優業の活動の幅もせばめた。別に役者として才能を感じているわけでも興味を持っているわけでもないが、石田の顔と彼の肩書きが出てくる度、反射的におせっかいな疑問がわくのだった。

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コメント

石田さんについて特別興味を持っているわけではありませんが、何かにつけて記事を見るたびに、同世代としての生き方には共感が持てます。
彼の楽観的な生き方は大好きです。

もはや石田さんは「俳優」ではないと思います。プライベートの切り売りが俳優の仕事とは思えません。女性にとってプロポーズは人生で一番大切なパートナーとの二人だけの大事な思い出じゃないですか!それを番組で公開するって酷くないですか?自分勝手だと思います。お子さん達には了解を得ていれるのでしょうか?イベント会場でニコニコしてプライベートなことをしゃべるのが「俳優」の仕事とは思えません。

一年近く前の記事ですが、「石田純一 本業」で検索したら引っ掛かったので、興味深く拝読させていただきました。

石田純一の本業=プライベートの切り売りというのに納得です。

最近では嫁の東尾理子さんも本業(らしい)のプロゴルファーを忘れてTVタレントみたいな仕事ばっかりしてますね。

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