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2011年3月 1日 (火)

京大入試問題のネット流出で

 大学の入試問題が携帯電話を使って漏れた事件で、通信機能を抑制する装置が注目を集め始めている。実際、この事件を聞いたとき、最初に頭に浮かんだのは劇場が使用を増やし、効果抜群の携帯電話の抑制装置だった。強制的にその場を圏外にしてしまう。ただ、これは電波の周波数をコントロールすることになるので申請や許可がいるらしいが、大学などは大丈夫らしく、おそらく普段の授業に集中できる環境にもつながり、一石二鳥か。機械もそんなに大きくないので今回のような試験時の時だけでも設置すれば、同じような手段での事件は出来なくなる。

 記憶する中で東京の劇場ではNHKホールや帝国劇場などが、この抑制装置を使っているが、その数はどんどん増える一方だ。中には休憩時間は抑制を解いてくれるありがたい劇場もある。しかし、開演前にアンテナ3本の「バリ3」状態で安心してメールを打っている最中、いきなり圏外に変わったりするから、目が点になって焦ることもある。

 一番困るのは常に抑制を効かせている劇場だ。休憩時間の会話もままならず、劇場の外に出ないと着信履歴の確認もできない。非常に不便でストレスが生じる。こんなとき、いかに自分が携帯中毒の禁断症状に侵されているかを思い知る。しかし、上演中に携帯の音を平気で鳴り響かせる困った人はかなりいる。中には自分の携帯の扱いがよく分からず、けたたましい音をいつまでも響かせ、隣席の人に大きな声で止め方を聞いている人もいた。

 劇中のクライマックスや携帯など存在しなかった時代劇や歌舞伎の舞台で鳴るときほどの迷惑はないだろう。集中して見入っているのに、携帯のベル音が一瞬にして現実に引き戻してしまう。客席だけでなく、出演者の演技の集中力まで乱すことになりかねない。知り合いの芝居好きはこのマナー違反に「罪悪感がない人が多いだけに、ほとんど犯罪に近い行為で許せない」といつも憤っているが、気持ちは分かる。今回の入試問題の流出は警察も動く事件に発展しているが、本当に根絶したいのなら、その場を完全に圏外にしてしまうことしかないように思う。

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コメント

何年か前、加藤健一事務所公演「審判」を観た
ときのこと。戦時下、仲間を食べるというぶっちゃけ
暗くて重い話。

その、一番の盛り上がりの長台詞に。
携帯の音。

一回ならまだ我慢できるが、
同じ音がもう一回。

加藤健一氏もムッとしているのが遠目でもわかった。

この事件に限らず、電源には注意している。
劇場内で携帯電話が圏外になるのはいいことだと思う。

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