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2013年9月 8日 (日)

東京五輪の映画

 日本での五輪決定の瞬間を伝えるテレビ中継を見ながら、気がついたら自分もけっこう感動して涙をふいていました。1967年に生まれた記者にとって、1964年に開催された東京五輪は、どこまでも伝聞による世界。

 ずっと、想像するしかない、と思い込んでいたところがあります。

 なので、いまもどこか、2020年のことも夢見心地なのです。

 映画担当になって間もなく、2004年ごろだったと思います。

 市川崑監督の長編記録映画「東京オリンピック」(65年公開)がDVD発売されることになり、借りて見たことがありました。

 最初は黒澤明監督らがメガホンを執る予定だったそうですが、諸般の事情で交代に。当時48歳だった市川監督に白羽の矢が立ったのでした。

 単なる選手を追ったドキュメンタリーと思ったら、違いました。

 走り高跳びは現在主流の背面跳びではありませんでした。
エチオピアのアベベ・ビキラが金メダルを獲得した男子マンソンの給水所で水をおかわりする選手。百メートル決勝のスタートを計り知れない緊張下で待つ選手の息づかい、体操選手のスローモーション映像…。

 時の流れを感じさせながら、報道とは違った異次元のドラマが映し出されているようでした。

 開閉会式では圧倒され、カメラを回すのを忘れそうになったという監督。

 「全然知識がなく、勉強して撮った。見直すと素朴さや時代のすう勢を感じる。五輪は人種の集会。人間の作った文化だ」というコメントを残しています。

 近いうちに、もう一度、見直してみようと思います。

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