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映画

2013年9月 8日 (日)

東京五輪の映画

 日本での五輪決定の瞬間を伝えるテレビ中継を見ながら、気がついたら自分もけっこう感動して涙をふいていました。1967年に生まれた記者にとって、1964年に開催された東京五輪は、どこまでも伝聞による世界。

 ずっと、想像するしかない、と思い込んでいたところがあります。

 なので、いまもどこか、2020年のことも夢見心地なのです。

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2013年4月 1日 (月)

銀座シネパトス閉館と新しい歌舞伎座

P1050150_3 銀座三原橋の交差点をはさんで、互いに数百メートルしか離れていない2つの劇場。この上なく華やかに再開場した歌舞伎座と、都から耐震性の指摘で立ち退くことになった銀座シネパトスですが、あまりに対照的な光景に少し感傷的な気分になってしまいました。

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2012年11月21日 (水)

忘れられない宮史郎さんの映画

 19日に亡くなった宮史郎さんの訃報で、真っ先に思い出したのは、短編オムニバス映画「歌謡曲だよ、人生は」だった。宮さんは、その中の「女のみち」(三原光尋監督)に主演していた。訃報の時だと言うのに申し訳ないが、その映画のシーンを回想し、おかしみがこみ上げ、ほおが緩んでしまった。映画館で見たとき、ここに収められた全作が力作だと思った。でも5年前の公開時はお客さんの入りが少なく、作っている人が気の毒になったことまで思い出した。

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2012年4月 4日 (水)

ゴールデンラズベリー賞

 その年の最低の映画、最悪の珍品が選ばれるラジー賞ことゴールデンラズベリー賞(第32回)。今回は「ジャックとジル」が見事?、史上初の全10部門を制覇して受賞したばかり。この受賞を聞いて思わず「プッ」と吹き出した。1月に日本公開で見ていて、少し思い入れがあったからだ。

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2012年3月26日 (月)

映画監督の才能とチャンス

 東京・渋谷ユーロスペースでは現在、「桃まつり」という題で特集上映が組まれている。若手女性監督の新作短編を集めたもので、今年で5回目だという。「すき」というテーマでの競作。全9作を見てみることにした。どんな人が撮ったのか、誰が演じるのか。名前を知らない人が大半。ほとんど白紙の状態で作品だけに集中して見る機会はあまりなく、逆に新鮮だ。特に印象に残った2作を挙げてみます。

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2011年1月28日 (金)

石橋蓮司の原点

01_3 第53回ブルーリボン賞で助演男優賞を受賞した石橋蓮司(69)の映画デビュー作をDVDで見た。「ふろたき大将」(1955年、関川秀雄監督)という東映が教育映画として作ったもので、当時13歳。石橋蓮という名前で出ていたが、幼いながらも、この時から並外れた演技力が備わっていたのが分かる。

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2010年12月31日 (金)

忠臣蔵のシーズン

 2010年の最後に映画館で見た映画は「最後の忠臣蔵」(杉田成道監督)。吉良邸討ち入りの後、ひそかに生き延びた2人の赤穂浪士(役所広司・佐藤浩市)を描いたものですが、お恥ずかしながら、後半からはボロ泣き状態でございました。
 お正月など何を見るか迷っている人がいらっしゃれば、お勧めです。
 

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2010年11月25日 (木)

将来が楽しみな少年

 見るまでのおっくうな気持ちがウソのように、見終わるころには恥ずかしくなるくらいボロ泣きしている映画に出会うことがある。最近では「信さん 炭坑町のセレナーデ」(27日公開、平山秀幸監督)がその作品。タイトルロール、信さんの幼少時代を演じているのが、小林廉という14歳の少年だ。

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2010年10月26日 (火)

映画賞の季節

 映画賞の準備のため、この時期になると集中的に映画を見る。多い日など4、5本。「あれ、最初に何見たっけ?」と記憶喪失に陥ってしまうこともある。見るのは好きだけど、せっぱ詰まって見る精神状態は、もはや映画が娯楽の域ではなくなっている。寂しく悲しいものがある。自分の見たいものだけ心ゆくまで見られたら、どれだけ幸せだろう。

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2010年8月28日 (土)

刑場の公開で思ったこと

 よく分からないながらも、死刑について初めて真剣に考えたのは19歳。加賀乙彦の「宣告」を読んだときだったと思う。分厚い文庫本で上中下の3巻。最後まで読めるか、ボリュームに圧倒されて書店でひるんだ。がんで逝った女性ジャーナリスト千葉敦子さんが読書日記でこの小説を評価していて、どんな風にすごいのか気になったのが、きっかけだ。

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