祝ベスト ぐんぐん加速

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 「祝ベスト」第10回は3月の横浜マラソンを3時間43分31秒で走った坂田純子さん(46)=大阪府=。徐々にペースが上がって、42.195キロをビルドアップ走のように駆け抜けました。

 観光を兼ねて参加した横浜マラソン。号砲が鳴って飛び出すと、エイドごとに異なる応援パフォーマーたちに乗せられた。ジャズバンドやサンバのダンサーに加え、バーテンダーまでが現れカクテルそっくりのスポーツドリンクを注がれた。
 港ヨコハマらしい華やかな運営に「気分が舞い上がって、中間からビルドアップみたいになった。ゴール手前が一番速く足が動いてました」。5キロごとのラップは最初が28分46秒。27、26、25分台と次第に速くなり、一番苦しい35~40キロは25分3秒と最速に。昨年11月の神戸の記録を15分18秒も上回る3時間43分31秒で走り切った。
 右肩上がりのペースを刻めた要因は、今月4日開催の阿蘇カルデラスーパーマラソンの存在があった。「初ウルトラの阿蘇で100キロに挑戦しようと、1月から毎週末にロング走を繰り返した。20~40キロのLSDや峠走で持久力のある強い脚ができ、横浜ではフルの距離が楽に感じました」。週1回の10キロペース走(1キロ5分~5分30秒)、ほぼ全力の3キロ走(4分半~4分45秒)も取り入れ、スピード面も強化した。
 2007年、ダイエット目的で走り始めた。初レースとなった同年の淡路島国生みマラソン(ハーフ)は2時間32分15秒、初フルの13年の大阪マラソンは5時間24分10秒。いずれも歩きが入り、悔しくて練習に打ち込んだ。「我流でコツコツ走って」翌14年の大阪は4時間30分58秒、15年の名古屋ウィメンズでは4時間10分30秒と、年々、ベスト記録を伸ばしてきた。
 4月の熊本地震のため、目標にしてきた阿蘇カルデラは中止。だが、被災地応援のための代替大会「阿蘇復興支援ピクニック」(40、20キロ)が同じ6月4日に開催されることを知って即、エントリー。「途中の商店街で出されるシュークリームやお団子、コロッケなどをいっぱい食べてきます。元気に走って少しでも復興のお役に立ちたい」と意気込んだ。
 ◆坂田 純子(さかた・じゅんこ)1970年2月15日、福井県生まれ。スポーツインストラクター。自ら立ち上げた関西ボディーラックスランニングクラブで代表を務める。153センチ、44キロ。血液型A。
 写真=1月の四條畷市マラソン10キロの部をピカチュウの仮装で走る坂田さん

 次回「祝ベスト」は10日

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