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2014年12月15日 (月)

ドラえもんが生まれた町

 今年最後の旅の取材は、富山県高岡市と氷見市へ。北陸地方は寒波に見舞われて大雪だが、取材で滞在した2日間は震え上がるほどの寒さは感じなかった。ただし、天候は雨と曇り。またも天に見放されたが、初めて訪れた町は何もかもが新鮮。最初に驚いたのは、ドラえもんのモニュメントだった。

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 JR高岡駅前の再開発ビル「ウイング・ウイング高岡」。その入り口前の広場を通りかかったのは、もう辺りが闇に包まれた頃。薄暗い中にたくさんのブロンズと思われるモニュメントが立体的に配置されていた。よく見るとドラえもん、のび太をはじめとした登場人物たちで「ドラえもんの散歩道」と名付けられていた。

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 それで思い出した。この町は藤子不二雄さんの出身地。つまり藤子・F・不二雄さんと藤子不二雄Ⓐさんが小学校で出会った場所。偉大な漫画家の出身地なのだから、人気キャラクターのモニュメントがあっても当然だろう。
 翌朝、写真を撮っていたら、今度は、町中を走る路面電車「万葉線」の車体が、ドラえもんのキャラクターたちでラッピングされていた。あわててシャッターを切ったが、アングルが最低。そこで周囲を見渡すとJR高岡駅ビル2階から路面を俯瞰するのがよさそうだ。ところが、エレベーターで2階へ上がり、いいポジションを探しているうちに、先ほど高岡駅に入ってきたドラえもん電車は出て行ってしまった。

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 この路面電車は愛称「アイトラム」という低床のライトレール。普通の車両は赤いが、2012年9月3日の「ドラえもん生誕100年前」(生誕は2112年9月3日)を記念して、ブルーを基調にした「ドラえもんトラム」が期間限定で運行を始めたらしい。
 どうせなら、町中を走る様子をきれいに撮りたい。ようやく見つけたポジションで我慢強く待ったが、やってくるのは赤いトラムばかり。そのうち、氷見へ行く電車の発車時刻が近づいてきた。

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 氷見線に乗ってから少し考えてみた。「ドラえもん」は藤子・F・不二雄さんの作品。高岡市内には、銅像のモニュメントだけでなく、リアルなドラえもんたちの人形と会える「おとぎの森公園」もあるという。なぜ、もう一人の藤子不二雄Ⓐさんの作品のモニュメントはないのだろうか。
 電車は「雨晴(あまはらし)海岸」を右に見ながら走る。晴れて空気が澄んでいたら、富山湾の向こうに立山連峰が望める絶景スポットだ。観光パンフレットに載っているような光景を期待しながら車窓に張り付いていたが、空はどんより曇ったままだった。
 氷見までは約30分。冬の味覚の王様「寒ブリ」の聖地だ。その寒ブリが並んでいる漁港近くの商店街へ行く途中、一瞬、ぎょっとする光景に出くわした。

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 お寺の山門の向こうに、忍者ハットリくん、怪物くん、プロゴルファー猿、そして笑ゥせぇるすまんの石像が並んでいる。藤子不二雄Ⓐさんの代表作のキャラクターだ。氷見市内で見たのは、このお寺の石像だけではなかった。
 詳細は次回に。(文と写真・鬼塚 静信)

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