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2015年8月10日 (月)

愛媛のご当地アイドルは

 猛暑が続く中、愛媛県へ取材に行った。県南西部の内子町、伊方町、八幡浜市で、これまで県外ではあまり知られていない観光スポットを探す旅だったが、モデルとして取材に協力してくれたのが、ご当地アイドル「愛の葉(えのは)ガールズ」の紙崎聖(きよら)さん(20)。アイドルといっても、歌って踊るだけではない。旅の本編は今月26日付のスポーツ報知(大阪本社版)に掲載するが、まずは聖さんたちの活動を紹介しておきたい。

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 取材はいつも事前に下調べをしておくが、今回は訪ねる町の歴史や名所だけでなく、愛の葉ガールズのことも検索しておいた。YouTubeにはたくさんのライブ映像があって、彼女たちの歌とダンスパフォーマンスが見られた。公式ホームページを見ると、CDも発売されている。ところが、どうも一般的なアイドルとは違う目的があるようだ。

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 そこで撮影の合間に、聖さんに、「愛の葉ガールズって、何なの?」と聞いてみた。「農業法人のhプロジェクトが、プロモーション部門の中に農業アイドルを作ったんです。農業活性化や県の農産物の販売促進のためのイベントなどに出演しています」
 農業アイドルだけに自分たちも農作業をしているという。
 「トウモロコシやホウレンソウ、落花生などを作っています。秋はケール(青汁の材料)の植え付けですね。ケールのわき芽は、めっちゃおいしいんです。天ぷらにしたら、ぜんぜん苦くない」
 ボイストレーニングやダンスレッスンだけでなく、本格的な農作業もこなしているので、農業に従事しているファンも多いようだ。専用の「劇場型ビニールハウス」もあって、内部はステージとイベントスペースと畑。そこでライブもやってしまうという。
 それにしても、二十歳のお嬢さんと農業は、すぐにはイメージが結びつかないが、彼女自身「農業が大好き」という。実家は専業農家ではないが、家族で食べる作物が獲れるくらいの畑があって、祖父とお父さんが作業をしているという。それを子供の頃からお手伝いしているうちに、農業の魅力が分かったようだ。
 「畑の土はふかふかで気持ちいい」笑顔が農業への愛を感じさせる。
 さて、取材はまず内子町へ。ちょうど「笹祭り」の開催中で、町のメーンストリートには折り紙とホッチキスで作った飾りがたくさんぶら下がっていた。

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 通りかかった地元の女子中学生3人が「あれは私たちのクラスで作った」と説明してくれたが、別れたあと、また彼女たちが追いかけてきた。聖さんが愛の葉ガールズと気付いたらしく、握手を求めてきて「生握手しちゃった」「もう手は洗わない」と大喜びしていた。

 アイドルと農業活性化。斬新なアイデアに感動。これからも機会があれば応援していきたい。愛の葉ガールズとhプロジェクトの活動については、ここを参照。
http://www.ehime-hpro.com/business/enohagirls/index.html
(文と写真・鬼塚 静信)

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