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2017年4月12日 (水)

絶景 塔から見下ろす桜並木

 大阪では11日から造幣局の「桜の通り抜け」がスタートして、花見シーズンも終盤。前回は、ソメイヨシノの開花が遅いので、大阪・豊中市の都市緑化植物園にシダレザクラを見に行ったが、ひとつ大事な場所を忘れていた。今年の関西の桜で、最大の話題は京都府八幡市の背割堤(せわりてい)に地上25メートルから桜並木を見下ろす展望塔を備えた観光交流施設「さくらであい館」がオープンしたこと。遅ればせながら行ってみた。

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 京阪電車の八幡(やわた)市駅で降りる。平日の午前中だったが、駅のトイレは男女ともに行列が出来ていた。改札を出て踏切を渡り、旧京阪国道に沿って北へ歩く。この辺りは木津川、宇治川、桂川の3つの川が合流して淀川と名前が変わる少し手前。まず木津川に架かる木津川御幸橋(ごこうばし)を渡る。全長355メートルもある長い橋だ。

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 橋を渡りながら前方を見ると、背割堤(堤防)に見事な薄いピンクの桜並木が続く。都会の雑踏を歩いているのかと錯覚するくらいのゆっくりしたペースでしか進めないが、堤防が近づいて来ると、もっと進むペースが落ちる。桜並木を撮影するのに絶好のポイントで、みんな立ち止まって写真を撮り始めるからだ。
 木津川御幸橋を渡り切ったところ、宇治川に架かる淀川御幸橋との間に「さくらであい館」が建っていた。同館は国土交通省が整備した施設で、展望塔の下には管理棟があって、イベントスペースも備えている。しかし、魅力は何といっても、背割堤の桜並木を上から見られることだ。

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 展望塔にはエレベーターで上る。最上階は360度ガラス張りで、桜並木を見下ろす東側は人でいっぱいだった。しばらく人が流れていくのを待って、ガラスに顔をくっつけて見下ろすと、東西に延びた約1・4キロメートルの薄いピンクの並木は、巨大な龍のように見える。
 ただし、写真はガラス越しになる。そこでオススメは、展望スペースから下っていく螺旋階段。吹き抜けになっているので、障害物なしに撮影できる。ただし、展望スペースよりは少し低いアングルになってしまうが。

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 上から桜を堪能した後、旧京阪国道を渡って間近から桜並木を見た。堤の上は長い長い桜のトンネル。堤を降りて南側から見ると、並木の最後尾はかすんで見えるほど。その向こうにサントリー山崎蒸留所がかすかに見える。ここの桜を見に来たのは初めてだったが、壮大さに驚いた。
 訪ねたのは10日の月曜日で、少し散り始めていた。その後の雨で花がどうなったか心配だが、関西にはようやく青空が戻ってきた。まだ見頃なら、陽光を浴びた背割堤の桜並木はさぞ美しいだろう。
 (2017年4月12日、文と写真・鬼塚 静信)

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