ブログ報知

 スポーツ報知 |  ブログ一覧

« 「ちはやふる」のロケ地で見たものは | メイン| GWは森のモノレールに乗って »

2018年4月 2日 (月)

びわ湖で「天丼に笑う」

 公開中の映画「曇天に笑う」にちなんで、物語の舞台でロケも行われた滋賀県大津市などで「天丼に笑う」というイベントを企画した。「どんてん」を逆にして「てんどん」という発想に、リリースを見て思わず笑った。早速、取材交渉を始めたが、困った。

_1

 「曇天に笑う」は、300年に一度、現れては人間を滅ぼすという怪獣「オロチ」の復活を企む「風魔一族」と、琵琶湖畔に鎮座する「曇(くもう)神社」の曇三兄弟の戦いを軸にしたアクション。時代設定は明治維新の直後だ。

_1_2



 「天丼に笑う」は、物語の舞台でもある琵琶湖エリアで映画を盛り上げようと企画されたもので、映画をイメージしたものか、琵琶湖の特産食材を使ったものか、どちらかのオリジナル天丼を提供するもの。大津市内の7軒を含めて長浜市などで計15店舗が名乗りを上げた。
 ところが、イベントは公開前の2月にスタートし、大津市内では3月末で終了するところが多かった。映画は3月21日公開なのに。それよりも困ったのは、取材交渉を進めていたのは3月28日付の紙面だったこと。新聞が発行されてから3日後に終わってしまうイベントは紹介しづらい。

_1_3



しかし、4月以降も続ける店が大津市内で2店舗あった。そこで現地へ。まずは、映画の中で「曇神社」として登場する日吉東照宮の華麗で荘厳なたたずまいに目を見張った(前回掲載の写真)。そして物語で「曇神社」のモデルとなった「唐崎神社」へ。
 確かに琵琶湖畔に神社があった。しかし、撮影に使われなかった。その理由は境内に入ってすぐに理解できた。湖面に向かって真っ赤なベンチや記念撮影用のデッキがあって、観光客には喜ばれそうだが、明らかに現代的な人工物は、明治初期という時代のリアリティーに合わない。それでも、晴れていれば向こう岸に「近江富士」も拝めるという雄大な眺めは素晴らしい。

_1_4



 次は「天丼に笑う」。まず滋賀県庁に近い「ビストロチッチ」で「オロチ天丼」を試食。名前の通り、映画に出てくる怪獣を思わせるコイの頭が強烈なインパクト。頭の周囲には養殖のコイの天ぷらを配し、下にはものすごくおいしいタレのかかったご飯。うまい。こぢんまりした店舗で探すのが大変と思うので、外観の写真を参考に。
 もう1軒は石山寺門前の「志じみ釜めし 湖舟」の「川エビかき揚げ丼」。同店はシジミ釜飯の有名店。だが、シジミではなく敢えて川エビで参戦した。シジミは名産なので、ほかとの競合を避けたのだろう。おかげで、生まれて初めて琵琶湖の川エビを堪能した。何と香ばしい。ボリュームもたっぷりで、まずはかき揚げだけを抹茶塩でいただき、それでもたくさん残るかき揚げをご飯にのせて、タレをかけて丼にする。これも絶品だった。

_1_5



 取材時点では、両店ともにGW前くらいまでは提供してくれる見込みだが、念のため事前に確認を。(2018年4月2日、文と写真・鬼塚 静信)

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

見出し、記事、写真の無断転載を禁じます。Copyright © The Hochi Shimbun.