東京報知の長距離ヒッターとして有名な「キャップ山中」が関西初上陸。切れ味鋭い予想で万舟券連発を狙います。タイトルの8点ギャンブラーとは競艇の8点レーサーをもじってのもの。競艇で勝率8点越えといえば超一流レーサーの証。キャップの舟券は基本、3連単8点予想であることから8点ギャンブラーというタイトルにしました。
「8点予想で万シューを狙うのが俺のスタイル。これなら12レース中、1本でも当たればプラスになる」がキャップの口癖。実際、数々の出張で見ていますが、けっこう穴を取っているんです。というわけで12打数1安打が最低ノルマ。
(初日)1本の当たりもなかったキャップ山中。「尼崎との相性は最悪だな」とどくづいた。「北新地に行くはずだったけど、きょうは立花にする」とJR立花駅前の居酒屋へ消えていった。
(2日目)10Rの俊ちゃんは惜しかったなあ。まくってるのに、なんで3コースの太田が2着なんだよ。まだ2日目なのに、場内のATMに走っちゃったよ。今日こそ北新地と思ったんだけどなあ。え?飲み? もちろん行くよ。安いキャバクラしらない?じゅうそう?十三て書いて「じゅうそう」って読むんだ。へえー。ひとつ賢くなったな。じゃあ、今晩はそこへ行こうかな
(3日目)きょうも快音は聞かれずうなだれるキャップ山中。峰がまくってるのになあ。浜野谷は一銭もなかったよ。36打数ノーヒット?関西の水があわないんだよ。俺は。もう、関西こないから。斡旋拒否だから。昨日?十三じゃないよ。焼肉を食べにいったんだ。誰と? いいじゃない、そういうことは。店?いえないねえ。今晩?某SスポのW辺記者と飲みにいくよ。場所?花園町。まってよ。またブログで書くんだろ。プライバシー侵害だよ。実家で両親もみてるんだから。え?おごるかって?そりゃそうでしょう。先輩なんだから。某サンSの渡B記者には世話になってるから。「山中さん、伏せ字の意味がないです」(渡辺)。あ、ナベちゃんごめんごめん。明日こそはマンシュー当てて北新地いこうね
(4日目)ついに48打数ノーヒット。追い込まれたキャップはすっぽん料理を食べて気合を入れた。頭はきてるんだよ。ひもがこないよ。「いやいや、キャップありがとう。キャップの狙い外しでマンシューズバズバ取れるわ」と藤原に言われる始末。終わりよければすべてよし、ラストスパートの山中の本領をみせてやる
(5日目)3Rで寺田の頭をゲットし、やっと今節初安打が生まれた山中だったが・・・。全然足りないよ。安いよ。こんなんじゃ北新地いけないよ。でも、関東の記者とやった会社が儲かって負けてはいないんだよ。え?最終日?強いよ。俺は。特に優勝戦は強い。終わってみれば黒字になってるから、まあ期待しててよ。と、強気な言葉を残し立花の立ち飲み屋に消えていったのだった。
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